今年1~3月まで放送された深夜ドラマ『夫を社会的に抹殺する 5つの方法』(テレビ東京系)が、見逃し無料配信動画サービス「Tver」でお気に入り約50万人(3月20日時点)を記録するなど、深夜ドラマとしては異例のヒットとなりました。
同作は、馬場ふみか演じる専業主婦・奥田茜が、モラハラ&DV夫・大輔(野村周平)に社会的に“抹殺”していく姿を描く新時代の社会派サスペンス。SNSでは、野村演じる大輔の“クズ夫”ぶりがあまりにもリアルすぎると大評判となり、茜に感情移入する視聴者が続出。茜が大輔に、社会的制裁を下す姿がスカッとするという声が飛び交いました。しかし物語が進むにつれて、ただの復讐ドラマとは一線を画す展開となり、視聴者はさらに同作に魅了されたのではないでしょうか。
昨今、マンガ界では、モラハラ&DV夫や不倫夫に対する、妻の復讐劇が大人気。『夫を社会的に抹殺する 5つの方法』の原作(作画:アップクロス、原作:三田たたみ)をはじめ、夫に結婚前から付き合っている彼女がいることがわかり、妻が逆襲を図る『カモフラージュ夫婦』(作画:上原ひびき、原作:六葉雅)、娘の「パパ、好きな人いるよ。ママじゃない人」という衝撃的な一言から始まる、夫の友人夫婦との“サレ妻”“シタ妻”バトルを描く『パパ、浮気してるよ?娘と二人でクズ夫を捨てます』(芸子)、ワンオペ育児とパートで寝る時間も心の余裕もない妻が、若い女と不倫を楽しんでいた夫に仕返しをする『バイバイ! クソ旦那 ワンオペ育児中に不倫サレました。』(企画・原案:サレ妻マリコ、作:Sumi)などが話題を呼んでいます。
男性優位が当然の社会で、女は慎ましく生きるべしとされていた時代は過ぎ去り、“わきまえない女”が支持されるようになった昨今。特に女性読者の目には、夫のモラハラやDV、不倫に泣き寝入りすることなく、きっちり仕返しする妻は“カッコいい”と映るのかもしれません。一方、現実世界では、大掛かりな復讐はなかなかできないもの。マンガを通して、夫に対するイライラを解消させたいという女性も多いのではないでしょうか。
モラハラ夫への逆襲法には、「利尿剤」と「下剤」を使う!?
では実際に、マンガの中で“わきまえない妻”たちはクソ夫にどんな復讐を果たしているのか――『夫を社会的に抹殺する 5つの方法』の原作を例に紹介していきたいと思います!
『夫を社会的に抹殺する 5つの方法』
主人公・茜は、結婚1年の新婚ではあるものの、夫の大輔から常日頃DVやモラハラを受け、さらには不倫までされるという有様。子どもができれば幸せになれると信じていたものの、大輔の暴力によって流産してしまい、奈落の底に突き落とされてしまう。
そんな茜の元に届いたのは、「夫を社会的に抹殺する5つの方法」と記された謎の手紙。併せて記載されたビデオチャットにアクセスすると、そこには怪しい仮面をかぶり、ボイスチェンジャーで声を変えた気味の悪い人物が現れて……というのが、同作の導入。
茜はその後、“仮面さん”の指示に従って、5つの方法で大輔への復讐を行っていくのですが、そのうち2つは以下の通り。
【1】朝ごはんのオムレツに「利尿剤」と「下剤」を仕込む!
モラハラ夫の特徴としてよく挙げられる「外面が良い」という点。大輔も例に漏れず、公共の場所でルールを守らない人を嫌い、自身もそのような行いをしないタイプだ。大輔は、茜によって仕込まれた「利尿剤」と「下剤」入りの朝ごはんのオムレツを食べた後、デートに出かけるのだが、その「外面が良い」という性格が災いし、大惨事に見舞われてしまう――。
【2】不倫相手との登山デートで遭難させる!
不倫相手と登山デートに出かけることを突き止めた茜。大輔に壊れたライトや誤植のある旧版の地図、盗聴器付き充電器を持たせた上で、尾行を決行する。予定を崩されるのは嫌なのに、自分を崩すことは平気な大輔はメインの登山ルートを外れ、道に迷った揚げ句、遭難。そこで茜は、大輔を恐怖の底に突き落とすある仕掛けを行う――。
どちらも夫の性格を熟知している妻だからこそできる復讐方法でゾクゾクしますよね。朝食に「利尿剤」と「下剤」を仕込む方法は、もしかしたら現実世界でもやれてしまうかもしれませんが、登山デートで遭難させるというのは、やはりマンガならではの大掛かりな復讐術だと思いました。
大輔ほどではないにせよ、もしあなたが現在、非常識なクソ夫にうっ憤を溜めているのであれば、マンガを読んで晴らすのもありかも? なお『夫を社会的に抹殺する 5つの方法』は、「DMMブックス」で独占販売中。同作は「毎日¥0」対象作品。チャージを消費することで、対象作品を無料で1話読め、閲覧開始から23時間が経過すると、さらに1話無料で読めます。購入する場合も、初回購入限定で70%オフクーポン(値引き上限3,000円)を配布中のほか、常設還元率も高いので要チェックです!
※当記事はPR記事です