――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説
編集G 金欠なのに、親戚の子に進学祝いを渡さなきゃならなくて困っている今日この頃。この時期、送別会、歓迎会なんかもあるし、なにかと出費がかさむわ~。
しいちゃん そういえば、今年1月22日に一般女性と結婚したアンガールズ・田中卓志が、YouTube動画で結婚祝いをもらったことを話していたよ。テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】」で、3月28日に前日深夜放送の『激レアさんを連れてきた。』の未公開トークを公開しているの。MCの弘中綾香アナウンサーから「(結婚して)心境の変化とかありましたか?」と質問された田中は、「みんなに『おめでとう』って言われすぎてちょっとびっくりした。なんかほとんど絡んだことない人に結婚祝いとかもらうんですよ」と返答。「田中律子さんに昨日会って、『結婚おめでとうございます』って。『え、おれ何の関係性もないじゃん』って」驚いたそうだよ。
編集G 謙遜しているのかもしれないけど、せっかくお祝いをくれた律子に失礼な発言だね。それにしても、いくらもらったんだろ……。
しいちゃん 田中は「そういうのを渡すんだと思って。俺、今まで誰が結婚しても(共演が)初めてだったら前日に結婚しても渡してなかったのに、急に怖くなって。『みんなこういうのやってたんだ』と思って」「今後は渡そうかなって。誰が結婚しても『めんどくせぇな』と思ってたのが、ちょっと祝える気持ちになるっていうかね」と語ってた。
編集G 確かに、仲間内だけじゃなく、初対面の人にもお祝いを渡さなければとなると、どんどんお金が出ていきそう。芸能人は大変だね。
しいちゃん 芸能界での大変なこととしては、3月27日にニュースサイト「週刊女性PRIME」に掲載された、半田健人のインタビューにも注目だよ。
編集G 半田健人、懐かしい! 昭和歌謡、ビル鑑賞、鉄道のオタクとして一時はバラエティ番組にたくさん出演していたよね。でも、2010年あたりからパッタリ見なくなった。
しいちゃん 08年4月にスタートしたSBSラジオの『林哲司&半田健人の昭和音楽堂』は今も放送が続いているし、近年もBSの番組出演はたまにあるようだけど、キー局での露出はめっきり減ったよね。原因は10年に勃発した所属事務所との契約解消がこじれたためで、独立して訴訟中だったんだって。
編集G それで業界から“干された”ってこと?
しいちゃん いや、「週刊女性PRIME」のインタビューで、半田は「よく“干された”って表現を使うけど、例えば芸能界のドン”みたいな人がいたとして“あいつはこういう不義理をしたから使わないように”みたいなことをテレビ局やメディアに伝えるなんていうケースとはぜんぜん違って、単純に僕がフリーになったから、どこにも所属してないタレントは使いにくいという状況だったんだと思います」と否定してる。
編集G とはいえ、あんなに出まくっていた人がまったく見なくなっちゃうなんて、芸能界は厳しいねえ。
しいちゃん ある芸能記者は「昭和の時代ならいざしらず、今は芸能事務所側から『あいつを使うな』ということはありません。ただ番組制作側が忖度することはよくあること。また、たくさんタレントがいる中、使いにくい人よりは使いやすいほうが選ばれるのは自然な流れ」と言ってたよ。
編集G だからバラエティを見ると、同じような顔ぶれが並んでいるわけね。お手軽で使いやすいタレントばかりはもうウンザリだよ。
しいちゃん 人気者は2~3年先までスケジュールが埋まっているらしいしね。そんな中、高岡早紀が3月21日に自身の公式YouTubeチャンネルに、「カメラ回ってるのを忘れて、玉木宏さん達とプライベートな話で盛り上がりました【遅い新年会】」という動画をアップ。事務所の新年会の様子を映したもので、玉木宏が締めの挨拶で「所属27年目。ありがたいことに、俳優業では2030年まで仕事が決まっていて」と明かし、高岡は「今、23年だよ!」と驚く様子が収められていたよ。
編集G 確かに、玉木はコンスタントにドラマや映画に出ている印象があるけれど、まさか7年後まで埋まっているとは……。業界関係者から「玉木さんは本当にいい人」という話を聞いたことがあるし、そうした人柄も仕事量に影響しているのかも。それにしても、芸能界のしきたりは一般人にはわかりにくいところがあるね。芸能界の常識は世間の非常識かもよ!