ジャニーズJr.を対象に3月31日より適用された「22歳定年制度」。この日、Jr.公式エンタメサイト「ISLAND TV」から複数人のプロフィールと動画が消されたとして、ファンに衝撃が走っている。
同制度は、Jr.の活動において、一定の年齢制限を設けるもので、満22歳到達後の最初の3月31日までに、Jr.としての活動継続について事務所と合意に至らなかった場合は、同事務所での活動を終了することになるという。
今年対象となるJr.のうち、ユニットに所属していないのは奥村颯太、松本幸大、冨岡健翔、野澤祐樹、林拓音の5人。そのうち冨岡と松本は5月以降にそれぞれ出演舞台を控えているほか、野澤は先日出演した冨岡主演舞台『騙っちゅーの!』のカーテンコールで、冨岡が「この人(野澤)辞めないですからね! 4月以降もジャニーズにいますからね」と明言。このことから、3月時点では「奥村と林が辞めそう」と予想するネットユーザーが散見された。
しかし、4月1日0時を迎えると、22歳の奥村と24歳の林のみならず、10代のJr.のプロフィールが続々と消失する事態に。その中には18歳の滝本海都や福島颯人、14歳の入江奏多、13歳の飯島公平、17歳の関西ジャニーズJr.・小椋健生などがおり、年齢は幅広い。
現時点で、ジャニーズ側から退所者の正式発表はないが、4月1日までに消えたプロフィールは15人を超える様子。この予想だにしない事態に、Jr.ファンから「こんなにごっそり辞めちゃうの!?」「22歳関係ないじゃん!」と困惑する声が上がっている。
そんな中、3月31日午後5時に、滝本が「ISLAND TV」に「新生活頑張ろうね。」と題したジャニーズ最後の動画を公開していたことが話題に。公開されたのは7時間のみだったようだが、「最後までプロを貫けるの本当にすごい」「契約切れる直前までジャニーズでいてくれてありがとう」と、ファンから好意的な反響が寄せられたようだ。
なお、同30日に報道陣の取材に応じたジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長は、この「22歳定年制度」に関して「最初に説明を受けた時、『なるほどな』と思った。いい制度だと思いました」「ある種の区切りがあるから頑張れる」と私見を語ったほか、「(今年適用となる人は)数人いる。違う形で一緒に頑張っていく人もいる」「現に今、一緒に裏方をやってくれている子もいる」と明かしていた。
同制度の導入で、Jr.の一斉退所が実施された様子のジャニーズ事務所。ファンはしばらくの間、喪失感を抱えることになりそうだ。
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