4月10日にスタートする木村拓哉主演のフジテレビ系“月9”ドラマ『風間公親-教場0-』。同作をめぐり、木村のある発言が注目を集めている。
同作は、2020年と21年のお正月に放送された同局スペシャルドラマ『教場』シリーズに連なる作品で、警察学校の教官・風間公親(木村)の過去を描いたストーリー。3日に行われた完成披露舞台あいさつに出席した木村は、「今日一緒に壇上にあがった共演者の皆さん、スタッフと全員で力を合わせて、ワンカットワンカット、撮影を積み重ねています」とコメント。
「一方で、木村は『教場』が連続ドラマ化することについては、『ないな、と思いました』と否定的な考えだったと告白。さらに、『今や“何曜日の何時”というより、作品自体の力がないと、見てくれる方々に楽しんでもらえないのではないか、という個人的な意見を持っています』と、“月9”として注目を集めている現状に疑問を呈する一幕もありました」(芸能ライター)
さらに木村は、作品自体が重い内容であることから、「お話全体、キャラクターみんながキラキラしているような時間帯に『これやっていいんすか?』というのが正直なところでした」「現場の責任は僕らにあります。だから“月9”って言わなくていいんじゃないかと、個人的に思っています」とも発言。かつて、恋愛ドラマ枠として有名だった“月9”で『教場』を放送することに違和感を訴えつつ、再び、“月9”として見られること否定的な見解を示した。
「ちなみに木村は、今回で月9ドラマの主演は11回目で、歴代最多となっています。一連の木村の発言に対して、ネット上では『“月9”と言わなくていいっていうのは、作品の質に対する自信があるからだよね』『自分も言う必要ないと思ってた』と、木村の発言を肯定的に捉える声もありますが、『“月9”という言葉がプレッシャーになってるから言うなって意味に聞こえる』など、否定的な意見も見られます」(同)
木村がどのような真意でこうした発言をしたのかはわからないが、現在の“月9”枠は苦戦を強いられており、ブランド価値が低下していることは確かだ。
「かつては、01年1月から3月に放送された木村主演の『HERO』が同枠歴代トップとなる全話平均視聴率34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得するなど、鉄板とも言える人気を誇っていた同枠ですが、現在では低迷。昨年4月から6月にかけて放送された『元彼の遺言状』以来、4作品連続で全話平均視聴率が2ケタを割っています。先月まで放送されていた『女神の教室〜リーガル青春白書〜』も7.0%と振るわず、ここで起死回生を期して投入された木村にも、相当なプレッシャーがかかっているのかもしれません」(同)
舞台あいさつの中で、月9で『教場』シリーズを放送することについて「ある意味、挑戦ですよね」と振られると、「挑戦しているのは、フジテレビの方々でしょう」と発言し、会場の笑いを誘っていた木村だが、主演を務める以上、結果が求められることも事実。果たして、木村は局の期待に応えることができるのだろうか。
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