ジャニーズ俳優・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)の「season6」が4月5日よりスタート。初回は世帯平均視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、同シリーズ初の“1ケタ発進”となってしまった。
同作は、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)が、仲間とともに事件を解決する物語。今シーズンも、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中村梅雀といったおなじみのキャストに加え、前シーズンから加入した元乃木坂46・深川麻衣、Snow Man・向井康二が続投。
さらに、前シーズンではなぜかレギュラーから外れ、ゲスト扱いとなっていた津田寛治が、再びレギュラーに復帰している。
一方、山田演じる新藤亮巡査は、前シーズンの第3話で闇カジノの摘発時に連行され、“謹慎”という展開に。当時、別作品の撮影を掛け持ちしていた山田のスケジュールに配慮したものと思われるが、第4話以降、最終回までまとまった出演がなかったため、視聴者から不満の声も多かった。
そんな山田は現在、またもや同ドラマに加えて、今月21日スタートの主演ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)と、放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)を掛け持ちしている状況だが、「season6」の第1話に“警察庁科学警察研究所で研修中”という設定で登場。
この回では、新藤が「あ~あ、俺も早く、皆さんと捜査したいな」「俺、心はいつもここにありますから」と語ると、浅輪が「知ってるよ」と返す場面があり、ネット上で「現実の山田とシンクロしている」「イノッチの『知ってるよ』に涙」という声が上がるなど、大反響を呼んだ。
なお、初回の放送直前には、山田が自身のTwitterで「井ノ原さんや、特捜チームのみなさんが 今の僕のために ある言葉を喋らせてくれました シーンを作ってくれました こんな愛のある人たちとお仕事ができて 本当に感謝です」とツイート。やはり、これは山田の現状を汲んだセリフだったようだ。
新メンバーの投入や、津田のゲスト扱いが物議を醸した「season5」と比べると、キャストが安定しているせいか、ネット上で好意的な声が目立つ「season6」。
しかし、第1話の世帯平均視聴率は、「season5」第1話の12.4%から3.0ポイントも大幅ダウンしており、厳しいスタートと言わざるを得ない。
16.0%を獲得した「season1」第1話以降、シリーズを追うごとに初回視聴率が下降している同作。今後、数字が上昇することを祈りたいが……。
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