4月に入り、イベントが多い季節になりました。おでかけの際には、爪先からおしゃれを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、学校や職場の規則で、ネイルができない場合は、1日でオフしなければならないですよね。そんな時におすすめなのが「ネイルシール」。つけ外しがすぐにできて便利な商品ですが、やり方を誤ると外出前に取れてしまうことも。
そこで今回は、元ネイリストのmaityが、ネイルシール初心者に向けて、やってはいけないことランキングベスト5をご紹介します!
元ネイリストが教える、ネイルシール初心者がやってはいけないこと
第5位 水仕事をする
ネイルシールをするうえで特に注意しなければならないのは「水仕事」です。ネイルシールは「シール」なので、ジェルネイルやマニキュア以上に水との相性がよくありません。
特に手洗いや消毒を日常的にする機会が増えている今、水を避けることは難しいと思います。しかし、ネイルシールの持ちをよくするためには、事前のケアを丁寧にしたり、説明書通りにネイルシールを貼ることとあわせて、できる限り水に触れないこともポイントです。
水に直接触れなくて済むように、水仕事をする際にはゴム手袋などを着用することを意識しましょう。手荒れ防止にもなりますので一石二鳥! 手袋をはめるのが苦手な方は、お手洗いや家事を終わらせたお出かけ直前にネイルシールを貼るなど、タイミングを意識すると◎。
元ネイリストが教える、ネイルシール初心者がやってはいけないこと
第4位 剥がすときに説明書を見ない
皆さん、ネイルシールを貼るときは、持ちをよくするために説明書をしっかり確認していると思います。では、剥がすときはいかがでしょう。貼った後は、説明書を処分していませんか? 実はこれが「やってはいけないこと」第4位です。
ジェルネイルやマニキュアなどは、爪を傷つけないよう、手順をしっかり確認してオフする方が多いと思うんですが、ネイルシールは適当に剥がしている方が少なくない印象。ネイルシールもシールとはいえ、剥がし方を誤ると、爪の表面が傷ついたり、爪が薄くなる原因になるので、しっかり手順を確認しましょう。
ネイルシールの剥がし方は購入するシールの種類やメーカーによって異なります。基本的な剥がし方は、ウッドスティックなどを使用して端から少しずつ剥がす方法です。
粘着力が残っており、ウッドスティックでは剥がしづらい場合は、
・お湯や水につける
・除光液などで拭き取る
こちらを試しながら少しずつ剥がしていくと◎。誤って一気にベリっと剥がさないよう、ネイルシールを貼った後も説明書は保管するようにしてくださいね。
ネイルシールを貼るとき、余ったシールをどのように処理していますか。説明書を見て、不要部分もしっかりカットできているでしょうか。
ネイルシールは爪全体にシールを貼るので、先端から剥がれやすいという特徴があります。それを防ぐために大切なのが、余分なシールの処理方法です。
ネイルシールの貼り方は主に下記の手順です。
- 爪の長さや形を整える
- 爪表面の油分・水分を消毒用エタノールなどで除去する
- ネイルシールを爪の大きさに合わせる
- ネイルシールを爪に貼り、しっかりと空気を抜きながら貼り付ける
- 余分なシール部分をファイル(やすり)で削り落とす
- トップコートを塗る
この「手順5」で、余分なシールをハサミでカットしたり、ファイルでの削り方を誤ると、先端からすぐに剥がれてきてしまいます。
貼るだけのネイルシールは必ずファイルを上から下に動かし、余った部分を削り落とすイメージで処理をしましょう。
元ネイリストが教える、ネイルシール初心者がやってはいけないこと
第2位 サイズを気にせず、余っているシールを貼る
ネイルシールは多めに入っているため、使わなかったシールを保管している方も多いと思います。いろいろなデザインのネイルシールを組み合わせ、オリジナルのデザインを試すのも楽しいですよね。
しかし、余ったシールの中には、爪のサイズに合わないものもあります。縦の長さが合わない場合は、貼るときに削り落とせばOKですが、問題は横幅が合わない場合。横幅が爪のサイズと合わないネイルシールをそのまま爪に貼ることはNGなんです。
その理由は、すぐに剥がれる原因となるから。ネイルシールの横幅が爪より小さいと引っかかりやすく、大きいと皮膚についてしまい剥がれやすくなります。
ネイルシールを貼る際は、爪の横幅や根本の形に合わせて事前にカットすることがポイントです。余っていてもったいないからと、爪のサイズに合わないシールをそのまま貼らないようにしましょう。
ネイルシールのやってはいけないこと第1位は、「よく確認せずネイルシールのみを買う」です。
ネイルシールは、いろいろな種類が発売されています。例えば、ジェルネイルで使うUV/LEDライトで硬化させるシールもあれば、貼るだけのタイプのものも。またフレンチネイルを楽しめる部分シールなどもあります。
そのほかには、ベースコートやトップコート、ウッドスティック、ファイルが別途必要なものなど、自分が選んだネイルシールはどのタイプなのかを購入する前にしっかり確認をしましょう。
何が付属されているのか、何を使用しなければならないのかを裏面の説明書などで確認しておかなければ、貼りたいときに貼れない可能性が出てくるのです。
ネイルシールだけ買っても、貼りたいときに貼れなければ、それこそもったいないですよね。値段やデザインだけでネイルシールを選ぶのではなく、必要なものもあわせて検討することをおすすめします!
ネイルシールの持ちをよくするためには、やってはいけないことがいろいろある
今回はネイルシールの初心者がやってはいけないNGランキングを、独断と偏見でごく一部ご紹介しました。ネイルシールは、子どもから大人まで、誰でも手軽にネイルを楽しめるものですが、その半面、持ちをよくするためにはやってはいけないことがいろいろあります。短い期間でも、せっかくなら綺麗なネイルの状態でお出かけしたいですよね。
ネイルシールを貼るタイミング、貼り方、サイズ調整、商品の選び方などしっかり事前に確認し、自分に合ったネイルシールを楽しんでみてはいかがでしょう。