KAT-TUN・上田竜也がパーソナリティを務めるラジオ番組『上田竜也のPirates Radio』(bayfm)が、4月1日よりスタート。8日放送回では、受験に関する驚きの実体験を明かした。
きっかけは、大学受験を控えたリスナーからの「受験や勉強に関するエピソードが聞きたい」というお便り。これに対し、上田は「受験のエピソードね。俺、あるけど。受験、結局受けてねぇんだよな」と気になる一言を発した。その上で、「中学はもう、推薦で。無理やり男子校に入らされて」と明かした上田。当時、彼は埼玉県に住んでいたそうだが、すでにジャニーズ事務所に入所し芸能活動を始めていたため、家族に「都内(の学校に)行け」「どうせ都内で仕事するんだから、そのまま行けたほうが楽だろう」と勧められたのだとか。
しかし、上田は「俺は男子校には行きたくねぇぞ。絶対」「なぜなら男しかいねぇから」といった理由で反発。思春期だったため、「何がおもしれーんだ」「じゃあ共学を探してくれ。都内でもいいからせめて共学を探してくれ」とお願いしたものの、親から「いや、おめぇの頭で行けるのはここしかねぇんだ」と言われたのがその男子校だったという。
「『ここ女子いねーじゃねぇかよ』って言ったら、『大丈夫。隣が女子校だから』ってわけわかんないこと言われたけど。でも俺はその時、中学生だったから『まぁ確かに』と思って行ったわけですよ。言うことを聞いてね」と振り返った。
ところがふたを開けてみると、その女子校は東京大学を目指す生徒がいるような進学校。隣の男子校の生徒には目もくれない女子生徒が多かったそう。また、上田は学校が終わる時間も早く、暇つぶしをする日々だったといい、「これがある種、地獄でしたね」と愚痴をポロリ。埼玉の共学に通っていたとしても、都内まで移動して仕事に向かう時間があったと語り、
「今思うと、ホントこれはね、黒歴史でしかないね。俺の。昔から言ってるの、もう。デビューした当時ぐらい、ヘタしたらもっと前から言ってる。これはもうずっと永遠に言い続ける」
と苦い記憶について語った。その後、上田はKAT-TUNのメンバーになったが、「グループがどうなるかわからなかった」ため、「勉強して大学に行こう」と思っていたとのこと。
事務所にも「この日は受験の日なので、オフにしてください」と申し出ていたものの、NHK総合で放送されていた音楽番組『ポップジャム』(1993年4月~2007年3月)の最終回の収録と丸かぶりしていたとか。上田は、
「光一くん(KinKi Kids・堂本光一)の番組よ」
「『俺、行けないっすよ。受験なんで』って言ったら、その時のマネジャーに『「ポップジャム」が最終回なんじゃ!』ってガチギレされて。ワケわかんない状態で連れて行かれたの。それで俺、受験できなかったんですよ」
「結果的にはKAT-TUNとしてデビューできたんで。俺の怒りは収まりましたけど。あの時はね、大変でしたよ。自分が人生で選ばなきゃいけない選択の大きなところだったから。でも、まぁまぁ、その時のマネジャーがそっちに(仕事を優先)してくれたのは、今となっては感謝してますけどね」
と衝撃的な出来事を回顧していた。
「ラジオの放送を受け、ネット上ではファンから『上田くんが大学受験より「ポップジャム」の最終回に行ってくれてよかった! 当時のマネジャーさん、グッジョブ』『今となっては当時のマネジャーさんに感謝』というコメントが上がっていました。当時はそこまで騒ぎにはならなかったようですが、上田も話していた通り、受験は多くの人々にとって人生のターニングポイントですからね。今の時代であれば、マネジャーや事務所の判断は、ファンの間で問題になっていたのかもしれません」(ジャニーズに詳しい記者)
本人も仕事を選んでよかったと思えているからこそ、笑って話せるエピソードなのだろう。今後もKAT-TUNメンバーとして、さまざまな分野で活躍してほしいものだ。
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