TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が4月12日に放送された。この日の“友達ゲスト”は俳優の松下洸平。ゲストとともに番組を盛り上げる「エンジェルちゃん」として、お笑いコンビ・ハリセンボンも登場した。
実は、TOKIOがレギュラー出演する長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の大ファンで、第1回から見ているという松下。1995年11月に『鉄腕!DASH!!』のタイトルで深夜枠からスタートした同番組だが、松下は「1回も見逃したことはない」と豪語するほど熱烈なファンの様子。
しかし、TOKIOやエンジェルちゃんがゲストにさまざまな疑問をぶつける「友達ってことで聞いていいですか?」のコーナーで、「人生で一番ビビった人は?」という質問に対して松下が名前を挙げたのは、TOKIOメンバーではなく、ジャニーズ事務所の後輩であるKinKi Kids。まさかの展開に、TOKIOの3人はあ然。
国分太一が「えっ、でもさっき『鉄腕DASH』……」とつぶくと、松下は気まずそうに「もちろんTOKIOさんはずっと好きですけど、KinKi Kidsさんも小学生のときからずっと好きで……」「念願かなって、去年『堂本兄弟(2022 KinKi Kids 祝25周年SP)』(フジテレビ系、12月26日放送)に呼んでいただいて……」と理由を告白。
なお、松下はKinKi Kidsの楽曲「愛されるより愛したい」(97年)の振り付けを練習した映像を本人たちに見てもらい、番組本番では2人の真ん中に立ってパフォーマンスしたという。実際の映像を見た松岡昌宏は、堂々と歌って踊る松下を「すげー!」と称賛したのだった。
その後、松下は「今の自分思い描いてた?」という質問をきっかけに、シンガーソングライターとしてCDデビューしたもののなかなか結果が出ず、ミュージカルのオーディションを受けたことがきっかけで俳優として活動するようになったと、これまでの経歴をあらためて説明。書き溜めていた曲は、いまになってリリースできるようになったとか。
この話を聞いた国分は、「僕らだって、デビューして何年目でやっと1位獲れたんでしたっけね?」と問いかけ、城島茂が「7年とかかな」と回答。94年9月に「LOVE YOU ONLY」でデビューしたTOKIOは、01年5月発売の22枚目シングル「メッセージ/ひとりぼっちのハブラシ」で初のオリコンチャート1位に輝いた。
松岡によると、1位をとったときは、「我々よりも後輩が喜んでくれた」といい、「やっとTOKIOが1位獲れた! よかった!」と言われたそう。冗談まじりに「『なんかすみません』でしたよ、後輩たちに。ごめんね、気を遣わせて」と謝罪した。
また、国分も「周りのスタッフたちが、僕らよりも喜んでくれる人が多かった」と当時を回顧し、「みんな心配してたんだね」と自虐的に吐露。松岡も「本当に申し訳ない」と笑っていたのだった。
この日の放送に、ネット上からは「松下洸平さんが『鉄腕!DASH!!』オタクだったとは……」「『鉄腕!DASH!!』にぜひ松下さんを」「TOKIOも苦労人。1位なかなかとれなかったのよね」「事務所みんなに心配されてたんだな……」「1位とれたとき、うれしかったよね」という声が集まっていた。
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