木村拓哉が主演を務める“月9”ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系、以下『教場0』)。第2話が4月17日に放送され、ネット上では、殺人事件の犯行シーンにツッコミが続出する事態となった。
『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(ともに小学館)を原作に、主人公・風間公親(木村)の警察学校赴任前の前日譚が描かれる『教場0』。2020年と21年に新春スペシャルドラマとして放送された人気シリーズ初の連続ドラマ版で、放送前から“春ドラマの目玉”として話題だ。
※以下、『風間公親-教場0-』第2話のネタバレを含みます。
第2話では、不登校児・佐柄研人(川原瑛都)の母で溶接作業員の美幸(宮澤エマ)が、研人の担任教師・諸田伸枝(山田キヌヲ)を道端で殺害後、校庭に遺棄する事件が発生。
美幸は犯行前、小学校に設置されているブロンズ像が手にする本を切断しており、その“本”でコンビニから出てきた諸田の後頭部を殴打。遺体を車のトランクへ入れて小学校に移動した後、自身のアリバイを作るため、ブロンズ像と凶器の“本”を溶接することで犯行現場を偽装した。
その後、新人刑事・瓜原潤史(赤楚衛二)が研人の同級生の保護者に事情を聞いて回ると、諸田が研人へのイジメを児童にけしかけていたことが発覚。そして、風間のアドバイスも手伝って、美幸が犯人であるという証拠にい行き着く……。
このように、コンビニ近くの道端で頭を殴り、小学校でアーク光(溶接中に発生する強烈な光)を発しながら凶器の溶接を行うという大胆不敵な犯行が描かれた第2話。
それでも目撃者がいないのは、“犯行時に濃霧注意報が出ていたから”という理屈のようだが、ネット上では「そんな濃い霧なら車の運転もできないのでは?」「こんなに移動してるのに、今時どの防犯カメラにも映らないのは現実的じゃない」と物議を醸すことに。
このほかにも、「肩に遺体をかついだり、どこかから電源を取って溶接したり、女性1人でこんな大がかりな犯行は無理では?」「瓜原は、なんでわざわざ息子や小学生が見てる前で、犯人の母親を問い詰めるの?」など、ネットユーザーから疑問の声が飛んだシーンはいくつもあった。
中には、「重厚な雰囲気を醸してる割には、謎解きがいろいろ雑すぎ!」「視聴者にツッコませるために、わざとやってるとしか思えない」といった呆れた声も散見される。
なお、第2話の世帯平均視聴率は10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。10日に放送された第1話の12.1%より1.4ポイントダウンした。
第1話の展開に対しても、同様にツッコミが続出していた『教場0』。早くも多くの視聴者から“ネタドラマ”と認識されているようだが、それに甘んじたままでこの先も“視聴率2ケタ”をキープできるだろうか。
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