• 月. 12月 23rd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

ジョージ・クルーニー、ジョニー・デップらの『オーシャンズ11』“出演拒否”を暴露し炎上中!

ByAdmin

4月 21, 2023 #海外

 22年前に公開され、世界的に爆発的なヒットを記録した映画『オーシャンズ11』(2001年)で、テレビ俳優からハリウッド俳優へと大きくステップアップしたことで知られるジョージ・クルーニー。当時、同作への出演オファーを受けたジョニー・デップとマーク・ウォールバーグが「ファック・オフ(うせろ)」と見向きもしなかったことを暴露し、ネット上で炎上している。

 アメリカ・ロサンゼルスにて4月13日から開催されている「2023年度TCMクラシック・フィルム・フェスティバル」に出席したジョージは、『オーシャンズ11』を監督したスティーブン・ソダーバーグと共に、米エンタメ誌「エンターテインメント・ウィークリー」のインタビューを受け、懐かしそうに『オーシャンズ11』を回顧した。

「スティーブンは『エリン・ブロコビッチ』や『トラフィック』(ともに00年)で数多くの賞にノミネートされていた時期でね。みんながスティーブンと一緒に仕事をしたがっていたんだよ」と振り返ったジョージの言葉に、スティーブンは「とはいえ、断る人もいたし」と苦笑い。

 これにジョージが、「有名な人たちから速攻で『ファック・オフ』って感じで断られたよね。マーク・ウォールバーグにジョニー・デップ、ほかにもいる。ヤツらはみんな後悔してるよ」と暴露。「自分もファッキングな『バットマン』を後悔してるし」と、「ゴールデンラズベリー賞」では最低作品賞にノミネートされるなど、不名誉な評価を受けた『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997年)で主演したことを自虐しながら語った。

 なお、ジョニーとマークが『オーシャンズ11』のライナス・コールドウェル役を断ったというのは有名な話。マークは、『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(01年)を選び、『オーシャンズ11』への出演を蹴ったと伝えられている。

 オーウェン&ルーク・ウィルソン兄弟も、双子のバージル&ターク・モロイ役のオファーがあったものの、2人とも『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01年)にキャスティングされていたため出演はかなわず。映画監督のジョエル&イーサン・コーエン兄弟も候補に挙がっていたが、最終的にキャスティングされたのは、ケイシー・アフレックとスコット・カーンだった。

 ウィルソン兄弟が主演した『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』には、ダニー・グローヴァーも出演しているが、彼もまた『オーシャンズ11』のフランク・キャットン役でオファーを受けていたことが明らかになっている。

 そのほか、マイク・マイヤーズ、ユアン・マクレガー、アラン・アーキン、レイフ・ファインズらも『オーシャンズ11』への出演を拒否したと報道されている。

 ジョージが演じた主人公・オーシャン役には、当初、ブルース・ウィリスが予定されていたとか。実はそのジョージも『オーシャンズ11』に出演するため『運命の女』(02年)への出演を断っている。人気俳優ともなると出演オファーが多いため、断る仕事もあるだろうし、こうした話は“業界あるある”なのだろう。ちなみに、ブルースは続編の『オーシャンズ12』(04年)にカメオ出演している。

 キャスティングがうまく進まなかったような印象を受ける『オーシャンズ11』だが、ジョージ、マット・デイモン、ドン・チードルのほか、ブラッド・ピットやジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、ドン・チールド、バーニー・マックら豪華俳優が出演。続編として前出の『オーシャンズ12』や『オーシャンズ13』(07年)、女性版スピンオフ『オーシャンズ8』(18年)も製作されるなど、人気シリーズとなった。

 それだけに、ネット上では、今回のジョージの暴露を「大きなお世話」と感じる人が多いようで、「FOXニュース」の記事のコメント欄には2200件を超えるブーイングが殺到。「ジョニーもマークも、ジョージより多くの代表作がある」「ジョニーの役者としての才能は、ジョージなんか比べ物にならない」「ジョージって、ハリウッドで最も過大評価されてる俳優だよね」などの批判が集まり、炎上中だ。

 なお、『オーシャンズ11』は年内に、ライアン・ゴズリングとマーゴット・ロビーが主演するシリーズ最新作がクランクイン予定。公開を楽しみに待ちたい。

By Admin