8月26~27日にかけて放送される日本テレビ系チャリティー特番『24時間テレビ46 「愛は地球を救う」』で、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・なにわ男子がメインパーソナリティーを務めることが発表された。ネット上ではなにわ男子ファンが大喜びしている一方、他のジャニーズグループファンからは複雑な声も漏れ聞こえてくる。そんな中、マスコミ関係者の間では「これまでの人選の傾向からして、なにわ男子が番組の“顔”に就任は妥当」(スポーツ紙記者)と言われているようだ。
2021年11月にCDデビューしたなにわ男子が『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに起用されたのは、今回が初めて。チャリティーパーソナリティーを務める女優・芦田愛菜とともに、番組を盛り上げる役割を担うこととなった。
「若手のなにわ男子が大役に抜てきされ、ネット上のファンは大歓喜。一方、同事務所では、20年1月に同時デビューしたSnow ManとSixTONESも高い人気を誇りますが、いまだ『24時間テレビ』のメインパーソナリティー経験はなし。ファンからは『今年はストスノが選ばれるかもって期待してた』『スノストはいつメインパーソナリティーになれる?』といった不満の声も出ていました」(芸能ライター)
また、今月19日に配信された「東スポWEB」の記事は、日テレの本命はSnow ManかKing&Prince(以下、キンプリ)だったが、キンプリは今年5月にメンバー3人が脱退、順次退所するため“ナシ”となり、Snow Manのほうも結局は起用が叶わずじまいだった……と伝えている。
「これにより、Snow Manファンは、追い打ちをかけられガッカリしているようですが、マスコミ界隈では『なにわ男子の起用は妥当』と言われています。というのも、彼らはジャニーズ事務所社長・藤島ジュリー景子氏が猛プッシュ中のグループだから。キンプリの“分裂”が決定した今、なにわ男子は“ジャニーズの看板グループ”という位置づけとなり、今後も“事務所を担う存在”として育てていく方針のようです」(前出・スポーツ紙記者)
CD売り上げなどに見る“世間的な人気”でいうと、「Snow Manがトップという印象ですが、事務所関係者は仕事相手に『なにわは、うちが一番プッシュしているグループ』『ジュリー社長が最も力を入れている』と明言している」(同)とのこと。この“ジュリー氏のバックアップがあるかどうか”は、『24時間テレビ』のメインパーソナリティー起用に大きく関わっているのだそうだ。
「長年、このポジションは、ジュリー氏の“お気に入り”が選ばれるという状況が続いているんです。22年のメインパーソナリティーを務めた『ジャにのちゃんねる』メンバー(嵐・二宮和也、KAT-TUN・中丸雄一、Hey!Say!JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨)、21年のキンプリなど、基本的にはジュリー氏の“スペオキ”ばかり起用されています」(同)
一方でSnow Manは、昨年10月末にジャニーズを退社した元副社長・滝沢秀明氏が育成したグループ。ジュリー氏からは“遠い存在”といえるだろう。
「今年の『24時間テレビ』で、Snow Manはメインパーソナリティーこそ任せられなかったものの、それなりの立ち位置で出演するのでは……という説もあるようですが、現在のジャニーズのスタンスからして選定される可能性は限りなく低いでしょう。となると、今後もやはりメインパーソナリティーは難しいのでは……」(同)
それでもSnow Manが、『24時間テレビ』に登場してくれることを期待してしまうファンは多いはず。約4カ月後の生放送を楽しみに待ちたい。
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