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  • 金. 6月 14th, 2024

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ドラマ『ガチ恋粘着獣』はリアルなのか? 若手俳優の元おっかけが明かす狂気の実態

 “推し”に恋心を抱くファン女性の純愛と狂気を描いた連続ドラマ『ガチ恋粘着獣』(テレビ朝日系)が、あらゆるジャンルのオタクの間で注目を集めている。

 同ドラマの原作は、コアミックスが運営するウェブマンガサイト「ゼノン編集部」内の「コミックタタン」レーベルにて2020年3月13日より連載され、コミックスの累計発行部数が80万部を突破した人気作『ガチ恋粘着獣~ネット配信者の彼女になりたくて~』(星来)。人気動画配信グループ「コズミック」のメンバーに本気で恋をした“ガチ恋”ファンの女性たちを主人公とした「極純愛」サスペンスだ。

 原作にはさまざまなオタク女性が登場する一方、ドラマでは、コズミックのスバルに恋する女子大生・輝夜雛姫と、彼女のような“ガチ恋”ファンを軽蔑しているコスモ推しのコンセプトカフェ店員・花織琴乃にスポットを当て、2部構成で展開。雛姫役の花音、琴乃役の石井杏奈がダブル主演を務め、コズミックのスバル役として井上想良、コスモ役を山下幸輝、ギンガ役で 松本大輝が脇を固めている。

 第1、2話では、スバルに自分の存在を知ってもらうべく、コズミックの配信を見てはコメントや投げ銭を繰り返していた雛姫のSNSに、スバルからダイレクトメッセージが届き、直接顔を合わせることに。デートを重ね、スバルと付き合うことになった雛姫だったが、「自分こそがスバルの彼女」だと主張するスバルファンのりこめろ(中田クルミ)が現れ、罵り合いに発展する。

 その後、スバルは別のファンとも関係を持っていたことが発覚し、怒り狂ったりこめろは、暴露系配信者にスバルの情報を売ると宣言。一方の雛姫はスバルにほかの女性と遊ぶことをやめるよう伝えるも、冷たくあしらわれたことで、好意が憎悪へと変化。自宅で生配信中のスバルの元に、ハンマーを持って突撃するという衝撃的なラストで幕を閉じた。

 ネット上では、視聴者から「主人公に共感できる部分があって面白かった」「実写になるとリアル感が増す」といった感想が飛び交うなど、概ね好評を得ている様子。一方、「現実にこんなガチ恋ファンっている?」「もし本当にいたらと考えると、余計に怖さが増した」など、フィクションではない、リアルな“ガチ恋”オタクの存在に関心を寄せるコメントも散見される。

“ガチ恋”オタクは「探偵のように推しの個人情報を集めていく」

 今回、サイゾーウーマンでは、かつて“ガチ恋”オタクだったという20代女性に接触。彼女は過去、若手俳優の追っかけをしていたそうだが、“ガチ恋”オタクの実態について以下のように話す。

「一口に“ガチ恋”オタクといっても、雛姫やりこめろのように、『推しと付き合いたい』と思っている人だけではなく、例えば俳優の場合、本人ではなく“演じた役柄”に恋愛感情を抱く人もいます。また、アイドルという仕事をしている推しに“ガチ恋”しているだけで、プライベートには一切興味がないという人もいる。“ガチ恋”オタクの数だけ、さまざまな感情があるんです」

 一方で、“ガチ恋”オタクには、「ほかのファンは自分のライバルになるわけですから、“同担拒否”の人が多く、推しにかけるお金や時間を惜しまないこと、情報収集能力に長けていて行動力がある」といった共通点もあるという。

「ドラマ内で、雛姫が同担のりこめろに対抗して、コズミックのYouTube配信で高額な投げ銭をしていたのは、“ガチ恋”オタクにとっては“あるある”な行為。ライバルより推しに“認知”されたい、“レス”を得たいという心理から、お金を使いがちなんです」

 また、ファンとしてだけでなく、女性としても推しの一番になりたい彼女たちは、「プライベートな情報を欲しがる」のだそう。

「本人とお近づきになるため、SNSに投稿された写真や行動範囲などから自宅の最寄り駅や行きつけの店を特定したり、情報交換用のSNSアカウントを作って、同じ界隈の人たちと情報を共有・売買したりなど、探偵のように推しの個人情報を集めていくわけです。現場での入り待ち・出待ちは当たり前で、行きすぎたファンの中には、ストーカー行為を働く人もいます」

 実際、ジャニーズアイドル界隈でも、関ジャニ∞・大倉忠義がストーカー被害に遭っていると公表。18年11月には、事務所公式携帯サイト・Johnny’s webの連載で、一部の過激なファンに苦言を呈した。

 また、21年3月には、過去にHey!Say!JUMP・中島裕翔につきまとったとして、ストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕された女性が、関ジャニ∞のマネジャーにストーカー行為を働いたとして再逮捕されている。これらは、推しへの恋愛感情が暴走した成れの果てに起きた出来事といえるだろう。

 推しからいかに認知されるかに命を懸ける“ガチ恋”オタク。しかし中には、それを避ける人もいるそうだ。

「ファンと知られたら、推しから一線を引かれる可能性が高いですからね。本気で推しとつながりたいと思っている人は、ファンであることを隠したうえで接触を試みる場合が多いと思います。実際、私の周りでも、推しや関係者と接点を持つためにキャバクラやラウンジなどで働き、“ファンと推し”ではなく“客とキャスト”として、お目当ての人物に出会った子もいました。ファンであることを隠して業界で働き、仕事上で接点を持とうとする人も多いと聞きます」

 なお、晴れて推しと交際関係に発展しても、雛姫やりこめろのように、相手の素顔を知って絶望し、愛が憎しみに変わるケースは少なくないとか。

「ファンは大なり小なり、推しに自分の理想を一方的に押し付け、そこから少しでも外れた言動が見られると、勝手に失望する身勝手な一面を持っていると思います。特に“ガチ恋”オタクは、推しへの熱量がほかの人より高い分、冷めたときに一気にアンチ化する可能性を秘めているんです。よく、芸能人が“彼女バレ”したり、結婚発表した際に、SNS上に“愚痴垢”が増えますが、中の人は元“ガチ恋”オタクかもしれませんよ」

 オタク界のトラブルメーカーともいえる彼女たちだが、推しに恋愛感情を抱くこと自体は、悪いことではないだろう。ドラマ『ガチ恋粘着獣』の雛姫やりこめろたちの狂気は、“推し”という存在がいる人にとって、ファンとしての在り方を考えさせる、一つのきっかけになりそうだ。

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