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  • 日. 6月 23rd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

カウアン・オカモトをバッシング? 告発者潰しとジャニーズ擁護をする週刊誌

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 お笑いコンビ「インデペンデンスデイ」の久保田剛史さんが急逝した。享年36だ。若い。側近関係者が「酒の飲みすぎによる体調不良」と明かしていたが、絶句である。冥福を祈りたい。

第647回(4/20〜4/25発売号より)
1位「『ジャニーさんの性加害報道』勇気ある告発者カウアン・オカモトの正体」(「女性セブン」5月4日号)
2位“ジャニーズネタ満載”の今週の「女性自身」全体(5月9・16日合併号)
3位「緊急特集スタートKing&Princeの満ち欠け 平野紫耀 俳優シフトを加速させた“失言”」「大野智 東京都下不動産オーナーで嵐復帰への波及」(「週刊女性」5月9・16日合併号)

 おいおい、そうくるか! 「女性セブン」! 本欄でも何度も取り上げている、英国公共放送BBC Twoが報じた故・ジャニー喜多川氏の性的虐待問題。ジャニー氏の長年にわたるおぞましいレイプ、性加害、未成年に対しての性的虐待といった数々の所業があぶり出されたわけだが、しかしおぞましいのはジャニー氏だけではない。世界中に配信されたこのドキュメントに対する日本メディアの反応は、あまりにも異常だった。

 当初は「週刊文春」(文藝春秋)など、ほんの一部をのぞいてほぼスルー、無視だ。その後、性加害の被害者である元ジュニアのカウアン・オカモト氏が日本外国特派員協会で記者会見を行ったことで、全国紙やテレビも申しわけ程度に報じるようになったが、これほど大きな問題をきちんと掘り下げようという姿勢は皆無。

 そして、これまでジャニーズ忖度媒体である女性週刊誌も、これを完全無視したままだ、と思ったら「女性セブン」が取り上げた。でも、びっくりした。なぜって、BBCや「週刊文春」の取材で自らの性被害の実態を証言し、日本外国人特派員協会で顔出し会見をしてジャニー氏を告発したカウアン氏のバッシング記事だったからだ。

 さすがに驚いた、いや呆れた、いや怒りさえも覚えた。「セブン」にはカウアン氏の元同居人でミュージシャンのDuuy氏がカウアン氏の告発をしている。いわく一緒に音楽をやろうと言われ上京したが、FXの運用をさせられ200万円以上の損失を出した、借りてない金の借用書を書かされた、仕事をしてもまともなギャラがなかった――。

 この告発以外にも、自分以外の被害者について語ったことをアウンティング(本人の同意なく性的志向などについて第三者に暴露する行為)だと批判、そしてTwitterで「ジャニーズに訴えられた」と投稿したが、事実ではなかったことが記されている。

 これは“カウアン氏はこんなに怪しい人間だから証言も信用できないよ”という印象操作にほかならない。だが、「セブン」で描かれているカウアン氏の行為が事実だとして、それがいったい何だというのか。ジャニー氏から受けた性被害と何か関係があるのか。性被害を告発する者は、品行方正じゃないといけないのか?

 ありえない、卑劣としかいいようのない告発者潰し、そしてジャニーズ事務所の擁護記事だ。

 それだけではない。「セブン」はBBCでクローズアップされた「グルーミング」に対しても疑問視し、否定し、イチャモンをつけている。「グルージング」とは子どもへの性犯罪で犯人が巧みに被害者の心をつかんで信頼関係を築き接近する行為を指す。今回のジャニー氏問題でも被害者がジャニー氏を「今でも好き」などと言うことがそれに当たるが、「セブン」はBBCで証言した一人で元ジャニーズJr.のリュウ氏を登場させ、自分はグルーミングされていないとして、こう証言させている。

「ぼくはいまでもジャニーさんをプロデューサーとして尊敬しています。洗脳や刷り込みではなく、ジャニーさん特別な才能や審美眼は結果がすべてを物語っているし、ジャニーさんが見出したグループで人気が出なかったことがありますか?」

 これこそグルーミングの結果だと思うが、「セブン」はそう思わないらしい。さらに記事にはこんな一文も。

「ジャニー氏が亡くなっている以上、全容は確認のしようがないというのが本音でしょう。被害の性質上、当事者への聞き取りにも限界がある」(テレビ局関係者のコメント)

 おぞましすぎる。雑誌にジャニーズを登場させ続けたい、ジャニーズ事務所と良好な関係を続けたい、それは自分たちの利益のためということだが、つまりは自分たちの金のためには性的虐待、レイプまでも容認するということだ。いや容認するどころか告発者をバッシングするという“レイプ魔擁護”さえ行っているのだ。しかも、この性加害者は被害者の“アイドルになりたい”という願望につけ込み、その生殺与奪権を最大に行使し、卑劣な加害を行ってきたのだ。最悪だ。

 しかもジャニー氏のこうした行為は、今回初めて明らかにされたわけではない。1999年に「週刊文春」が14週にわたってキャンペーンを張って訴訟にもなっている。これによって広く公にされたはずだ。しかも、それ以前から筆者が在籍した『噂の真相』でも何度も記事化してきた。にもかかわらず、ジャニーズを起用し、依拠する多くの大手メディアはそれを黙殺し続けた。

 何度でも繰り返す。これはメディアによる性加害容認であり、加担だ。日本メディアは世界に“恥”を晒している。

ジャニーズ記事だらけの「女性自身」

 一方、ジャニーズ事務所の性加害について沈黙を守る「女性自身」だが、それも当然、というお手本のような号が本日発売の5月9・16日合併号だ。

 まず表紙はKing & Prince、巻頭グラビア9ページもキンプリ、ついでに折りグラビア(保存版)もキンプリ、さらに記事特集にも「King&Prince『俺たちの奇跡』独占告白!」とのインタビュー企画が。さらにさらに、「King & Prince検定 クイズる。」なるキンプリに関するクイズ形式の記事が7ページ! 

 もちろんキンプリだけではない。「『どうする家康』出演ランキング」と題された特集企画にも「松潤家康がひれ伏す大御所の貫禄」というタイトルと松本潤の顔写真が掲載される。さらに芦田愛菜の『24時間テレビ』(日本テレビ系)キャスター就任の記事には「日テレキャスター就任で『ライバルは櫻井翔!』」と題され、こちらも桜井の顔写真が。まだある。映画『わたしの幸せな結婚』が大ヒットのSnowMan・目黒蓮が大谷翔平と同じく“夢ノート”に目標を書き込んでいたということで「7つの夢を叶えた『目黒ノート』」なる2ページの特集記事が、さらに社長になって初めてオーディションに立ち会ったという井ノ原快彦の「井ノ原快彦 ジュニアに訓戒!『テクより純真』」なる近況ヨイショ記事も。そして巻末のグラビアにもSnowManの素敵な折り込み写真と、冠番組『それSnowManにやらせてください』の番組宣伝グラビアまであった。

 そして最後に再びキンプリ。なんと裏表紙にキンプリがいた!

 こちらも性加害容認雑誌と認定したい。

平野紫耀と大野智を巧妙に批判する「週刊女性」

 同様に性加害について沈黙を守る「週刊女性」。ジャニーズ事務所を辞めるKing & Prince・平野紫耀と、なかなか復帰しようとしない大野智を巧妙に批判する特集記事を掲載している。悲しいかな、これが日本メディアの、女性週刊誌の実態だ。


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