• 日. 12月 22nd, 2024

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『ラストマン』名作刑事ドラマのオマージュ説! 視聴者が「既視感」を訴えたシーンとは?

 福山雅治主演のTBS系「日曜劇場」ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』が、4月30日に第2話を迎える。前週23日放送の初回は、平均世帯視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、好調な滑り出しを見せた。業界内外で注目を集めていることは間違いないが、そんな中、ネット上では「“既視感”を訴える声が噴出した」(芸能ライター)ようだ。

「同ドラマは、全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)が、警視庁刑事・護道心太朗(大泉洋)とともに難事件解決に挑む内容。刑事ドラマや“バディもの”自体が今のドラマ界では人気なのに加え、福山と大泉という人気俳優を起用していることや、昨年4月期の『日曜劇場』で放送されてスマッシュヒットとなった『マイファミリー』(嵐・二宮和也主演)などで知られる黒岩勉氏が脚本を手掛けていることもあって、放送前から今期の目玉作と目されていました」(同)

 その期待通り、『ラストマン』は高視聴率でスタート。14.7%という数字は、今年に入って放送された連続ドラマの中でもトップの成績だった。

「第1話を視聴したネットユーザーからも『面白かった』『見応えがある』など好意的な声が飛び交っていましたし、今後どこまで視聴率が伸びていくのかも楽しみです。なお、福山に対しては『やっぱり“キレ者キャラ”を演じると強いね』といった褒め言葉も。その上で、同ドラマで演じる皆実と、福山がこれまでに主演を務めてきた『ガリレオ』シリーズの主人公・湯川学が『似ている』との指摘も多くみられます」(同)

 東野圭吾氏の同題推理小説を実写化した『ガリレオ』シリーズは、2007年と13年にフジテレビ系で連ドラが放送されたほか、スペシャルドラマや劇場版も制作されている人気作。

「『ガリレオ』の湯川と、『ラストマン』の皆実は、ともに天才かつくせ者というキャラクター。今回、皆実が周りを振り回しながら本人は至って冷静に事件を解決していく姿を見て、湯川を思い出した視聴者は多かったようです」(同)

 一方、『ラストマン』第1話の内容自体にも、既視感を訴える人が続出。皆実が、団地にある犯人の自宅に上がり込んだ際、母親に背後から包丁を突き付けられるというくだりがあり、かつて織田裕二が主演した連ドラ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の劇場版第1作目『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年公開)と「同じ展開」と指摘するネットユーザーが相次いだ。

「『完全に「踊る大捜査線 THE MOVIE」』『オマージュ?』という声も出ているほど似ているとあって、もしかしたら今後、名作刑事ドラマの名シーンのオマージュが随所に見られる可能性も。それはそれでまた話題を呼びそうです」(同)

 福山は19年4月期に「日曜劇場」で『集団左遷!!』の主演を務め、こちらは全話平均10.3%をマークしていた。『ラストマン』はまだ第1話を終えたばかりだが、ここからさらに盛り上がっていけば、前作を超える記録を残せそうだ。

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