嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』（bayfm）。5月7日放送回は、二宮が仕事観を明かす場面があった。
この日は、まだ学生だというリスナーから届いた「自分が働く姿が想像できない。働かなきゃいけないと思うと落ち込む」というメールを紹介。これに二宮は、「働くっていうことは組織に入るって考え方で言うと、『自分のやりたいことができなくなる』っていう考えに達するっていうのはわからなくもないけど」と一定の理解を示しつつ、「ひとりで起業してとか、YouTubeやってとかやってくのって、めちゃくちゃしんどいじゃん」と、1人で仕事をするほうが大変だと指摘。「だから、おとなしく組織に属したほうが俺は楽だと思うな」とアドバイスを送った。
また、現在の自身の働き方については「相当、自由に動いてますから」と言い、「ほとんどフリーみたいな動きをしていて、（その上で）事務所からも仕事もらえて」とやりたいことをやっていると告白。しかし、「（これまで）大変なこともしんどいこともあっただろうけど、ずっとやっていくってことの楽しさ、しんどさをちゃんとわかってきてからは、あっという間に15年、20年経っていたような気がする」とも明かした。
さらに二宮は、メールを送ってきたリスナーに対し、「その一喜一憂で決断をしてしまうとずっとその人生になっちゃうから、『（仕事が）あんま楽しくない』とか」と、気分の浮き沈みですぐに判断してしまうのは良くないとバッサリ。「ネガティブなストレスも大事なのよ」と持論を展開し、「ある程度身体に毒素入れておかないと、すぐ風邪引いちゃったりとかすぐお腹壊しちゃったりとか」「ある程度社会から受けるストレスで抗体を作っておかないと」と比喩を交えながら説明する一幕も。
そして最後は、「この会社のために、とか、この仕事がしたくて、っていうのもすごく働く（上で）シンプルないい考えではあるけど、俺みたいな人間もいるから。（仕事について）あんまり深くとらえていないというか」とコメントしながら、10代で仕事と向き合うリスナーを絶賛していたのだった。
この日の放送にネット上からは、「二宮くんみたいな上司がいたらいいのに」「本当に良い話するな～！」「二宮さん、人生何周目ですが？」という声が集まっていた。
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