20th Century・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)の「season6」。かつてレギュラー出演していたTravis Japan・宮近海斗が、約2年ぶりに出演することが5月10日に発表され、ネット上では「大荒れ必至」と予想する声もあるようだ。
宮近といえば、2018年4月クールの「season1」から21年4月クールの「season4」まで、若手鑑識員・佐久間朗役でレギュラー出演。しかし、昨年3月よりTravis Japanが武者修行と称してアメリカ留学へ旅立ったため、宮近は「season5」からレギュラーを外れ、劇中の佐久間も「海外研修中」という現実とリンクする設定となっていた。
その後、Travis Japanは同10月にデビューを果たし、メンバーは日本に帰国。しかし、今年3月の「season6」のキャスト発表時に宮近の名前はなく、多くのファンを落胆させていたのだ。
今回は、レギュラー復帰ではなく、あくまでもゲスト出演という形ではあるが、テレ朝の資料によれば、井ノ原演じる刑事・浅輪直樹と佐久間がシリーズ史上初のバディを組み、捜査に乗り出すとか。
第7話の予告映像でも宮近の登場シーンは目立っており、ネット上では「チャカちゃん(宮近の愛称)、カムバックおめでとう! 登場シーン多そうでうれしい」「イノッチとチャカのバディなんて、最高すぎる!」と喜ぶファンが続出。
加えて、Snow Man・向井康二演じる分析官・三ツ矢翔平と佐久間が、劇中で鉢合わせするシーンに期待するジャニーズファンも散見される。
一方で、井ノ原のバーターで出演するジャニーズ俳優に対し、否定的な視聴者も一定数いる様子。
というのも、『特捜9』は渡瀬恒彦さん主演の『警視庁捜査一課9係』を前身としており、17年3月に渡瀬さんが病死したため、2番手だった井ノ原が翌月からスタートした『警視庁捜査一課9係』の「season12」第2話から主演に昇格。その後、18年4月期にメインキャストをほぼ引き継いだまま、『特捜9』として再始動した経緯があるのだ。
渡瀬さん時代からのシリーズのファンの中には、『特捜9』のジャニーズドラマ化が加速することに危機感を覚える人も少なくない。「season5」で向井がレギュラー入りした際、また同シーズンの第3話にSixTONES・高地優吾がゲスト出演した際にも、「アイドルではなく、ちゃんとした俳優を起用してほしい」などと批判が上がっていた。
なお、今月10日に放送された第6話の世帯平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、8.8%だった第2話以来の1ケタを記録。「season5」までの全シーズンにおいて、全話平均2ケタを記録していた『特捜9』だが、「season6」で初めて全話平均1ケタとなる可能性もありそうだ。
浅輪と佐久間のバディにより、“ジャニーズ色”が強まりそうな第7話。放送中の視聴者の反応に注目したい。
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