• 月. 12月 23rd, 2024

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茂木健一郎氏の「学芸会のパフォーマンス」発言に、元ジャニーズや“義理の弟”も怒りの反論!

 創業者で故・ジャニー喜多川氏の“性加害問題”をめぐり、連日メディアを騒がせているジャニーズ事務所。世間の関心が集まる中、脳科学者・茂木健一郎氏のツイートがジャニーズファンの間で物議を醸している。5月12日、茂木氏はジャニーズについて、「歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンス」(原文ママ、以下同)などと酷評。以前、Twitter上でジャニーズのアイドルを称賛していたことから、批判が巻き起こっている。

 ジャニー氏の“性虐待”疑惑に関しては、今年3月に英国の公共放送・BBCがドキュメンタリー番組『The Secret Scandal of J-Pop』で取り上げ、大きな話題に。元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(当時は「岡本カウアン」名義で活動)は、4月に日本外国特派員協会で開いた記者会見で被害に遭ったことを訴え、文藝春秋が発行する週刊誌「週刊文春」やニュースメディア「文春オンライン」でもほかの元Jr.が実名で告発するなど、大騒動となっている。

 また、5月11日にはTBS系の報道番組『News23』が約10分にわたってこの問題を特集。同日、ジャニーズ側が文書で、「事務所の見解及び対応について、今週末公式にお伝えさせていただきます」と回答したと伝えたため、その動向が注目されていた。

 そんな中、茂木氏は積極的にこの件を報道してこなかったテレビ局の姿勢に疑問を抱いた様子。12日、自身のTwitterで一部の局を糾弾した流れから、「ジャニーズ事務所の問題は、ジャニーさんのこともそうだけど、歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンスを、『スター』というキャラ設定で垂れ流しして、番組のMCや大河の主役に起用して、日本のエンタメのレベルを落としてきたことへの検証こそメディアはやってほしい」という手厳しい意見を投下。

 続けて、13日に「昨日のジャニーズ事務所のアイドルについてのツイートは、この10年や20年ずっと思っていたことを書いただけで、新しいことではない。加えて、ぼくのまわりでも、そう思っている人は多かった。ただ、いつそのツイートをするかタイミングを図っていただけのことである」「昨日のツイートをきっかけに、多くの方がコメントを寄せて会話があったのは良いことだと思う。全部を読むことはできないけど、学ぶことはあった」などと補足した。

 これを受け、ジャニーズファンは「茂木健一郎、腹立つ。ジャニーズのこと何もわかってない人に言われたくない」「かつてはSMAPや嵐を絶賛したことがあるのに……失望した」「いくら何でも失礼すぎて、『学芸会のパフォーマンス』というツイートは許せない」と激怒。

 実際、茂木氏は2014年12月24日に「昨日は中央公論新社『婦人公論』の取材で、嵐の15周年記念コンサート『デジタリアン』を、東京ドームにて拝見させていただきました。嵐のみなさん、ジャニーズ・ジュニアのみなさん、そして、スタッフのみなさん、すばらしいステージをありがとうございました」と、嵐を絶賛した過去がある。この時はツイートを連投し、嵐のパフォーマンスや、コンサートの演出をベタ褒めしていたほどだ。

 さらに、19年7月19日にも「ジャニーズ事務所のタレントさんは、すばらしい仕事をされてきたし、ファンに夢やよろこびを与えてこられたと思う。その中でもSMAPの大きさはみんな知っている通り。その元メンバーがかたちを変えても活躍することをファンはのぞんでいたのではないか」と、16年末に解散したSMAPの名前を挙げてジャニーズサイドを称えていた。

「ファンが茂木氏の事務所批判に首を傾げる中、元ジャニーズや関係者、業界人も反論する展開に。そのうちの1人は、現在もジャニーズに所属している屋良朝幸らとともに、Jr.内ユニット・Musical Academyのメンバーとして活動した米花剛史です。彼は12年7月をもって事務所を退所し、飲食店に勤務していましたが、その後芸能界に復帰。近年は劇団☆新感線の舞台などに出演しています」(ジャニーズに詳しい記者)

 米花は、前述の「学芸会のパフォーマンス」発言を引用する形で、「歌と踊りが下手とおっしゃってるのはどのレベルなんですか?エンタメは歌と踊りだけじゃない。階段から何千回も落ちれる人が世界に何人いますか?日本のエンタメは決してレベルが低い訳じゃない!そもそも世界と戦う必要ってあるのかな?人を幸せにするのがエンタメだと思う」(13日付)と茂木氏の考えを真っ向から否定。ジャニーズ時代、KinKi Kids・堂本光一主演ミュージカル『Endless SHOCK』に出演した経験がある米花だけに、「階段から~」という一文は同作の演出に絡めたものだろう。

 そして、米花は「ジャニーズ事務所の『アイドル』が『スター』という扱いになって歌や踊りだけじゃなくてドラマや映画にも進出している状況については、心あるひとはずっとぼくの昨日のツイートと同じことを思っていたわけで、それを表で言わないという日本の現状は決して良いものではないと思う」とつづった茂木氏の投稿も不快だと感じたよう。

 この投稿も引用しながら、「自分の味方、同じ意見する人だけが心あるひと?僕は脳科学の事よく分かりませんが、あなたと同じ考えの人だけが心あるひとなんですね。人それぞれ考え方があるので別にいいですが、著名人がわざわざ言う事なのでしょうか?もうこれ以上は僕も言いませんが」と吐き捨てた。

「14日には、TBSのプロデューサー・植田博樹氏も茂木氏の言い分に異論を唱えました。植田氏は、木村拓哉主演の連続ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(13年放送)『A LIFE~愛しき人~』(17年放送)といった作品に関わっており、大の木村好きとしても知られています。茂木氏のTwitterを目にしたのか、『型破りのキャラクターって、言うのは簡単だけど、作り出すのは本当に難しい。(中略)それをやってのけられるのは、トムクルーズと木村拓哉だけだと思うんですね。型破りって説得力が余分にいるんですよ。脳科学者にはわからないようだけど』と非難していました」(同)

 一方、ジャニーズWEST・藤井流星の“義理の弟”も絵文字で茂木氏に反論。藤井の妹で元E-gilsの藤井萩花と21年1月に結婚した多国籍バンド・ALIのボーカル・LEO(今村怜央)は、茂木氏の「学芸会~」ツイートを引用し、中指を立てている絵文字を連発した。

 これは相手を威嚇するような攻撃的なサインだが、リプライ(返信)や引用欄を見ると、ジャニーズファンから「ツイートを見て、腹が立ちますよね。家族を侮辱されるなんて……」「レオさん、代弁してくれてありがとうございます」「スッキリした」と感謝の声が寄せられている。

 今回の一件で、嫌悪感を抱いたジャニーズファンは茂木氏を“要注意人物”として警戒していくことだろう。今後、茂木氏がジャニーズタレントと共演する機会はあるのだろうか……?

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