木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(以下、『教場0』)の第7話が5月22日に放送され、世帯平均視聴率8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ゲスト出演した瀧本美織の怪演が反響を呼び、放送当日、Twitterでは「瀧本美織」がトレンド入りした。
『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(ともに小学館)を原作とし、主人公・風間公親(木村)の警察学校赴任前の前日譚が描かれる『教場0』。
木村のほかに、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、染谷将太、9年ぶりのドラマ出演となる坂口憲二などがリレー方式で出演しており、木村と主役級のキャストによる“演技のぶつかり合い”も見どころといえる。
※以下、『風間公親-教場0-』第7話のネタバレを含みます。
第7話では、前回、十崎(森山未來)に襲われ、千枚通しで頸部を刺された刑事・遠野章宏(北村)は、意識不明の重体に。風間も右目を刺されていたが、事件現場での実況見分に参加する。
別の日、風間は舞台俳優・元木伊智朗(前原瑞樹)が首を吊り死亡したというアパートに臨場。そこへ、新たに風間の指導を受けることになった新人刑事・鐘羅路子(白石麻衣)がやって来る。
この事件の参考人は、元木が死亡した部屋の住人で、主演舞台を控える同じ劇団の女優・筧麻由佳(瀧本)と、隣室に住む佐久田肇(大村わたる)の2名。路子が麻由佳から話を聞くと、舞台の打ち合わせで自室を訪れた元木が、突然首を吊ろうとしたため、慌ててて肇を呼んだという。
その後、路子が調べを進めると、麻由佳が看板女優・椿あさみ(行平あい佳)を劇場の大階段から突き落として負傷させ、主演の座を得ていたことが発覚。さらに、その秘密を知る元木に、金や体を求められるようになった麻由佳が、彼の殺害計画を企てた……というのがこの事件の真相だった。
劇場で路子が麻由佳を問い詰める場面や、警察に連行される前、麻由佳が涙を流しながら笑うシーンが山場であった第7話。ネット上では、「瀧本美織の演技すごいなあ……白石麻衣との差よ」「一本調子の白石麻衣の演技を帳消しにするかのような、瀧本美織の気迫あふれる演技」と2人の演技力を比較する声が続出した。
そんな声に対し、「まいやんの演技、かなり成長してたように見えたけど……」「まいやんの演技は発展途上だから、温かく見守ってほしいな」と擁護するファンも見られる。
同ドラマといえば、第6話で“千枚通しの男”役の森山が見せた、たった数分の鬼気迫る身体表現が視聴者から絶賛されたばかり。そんな重厚でレベルの高い演技合戦を繰り広げる同作において、あまりに淡々として見えた白石の演技は、少々浮いてしまったようだ。
どのようなキャラクター設定であるかは不明だが、無表情さが目立っていた白石。29日に放送される第8話でも、彼女は大活躍するようだが、果たして今度はどんな評判を呼ぶだろうか。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン