メンバーの北山宏光が、今年8月31日をもってグループを卒業するKis-My-Ft2(以下、キスマイ)。発表翌日の6月8日、7人は公式モバイルサイト・Johnny's webのグループブログ「キスログ」の個人ページをそれぞれ更新した。北山の決断について言及する中、「話し合いの過程でグループの雰囲気が悪くなった時期や、解散の可能性もあったことが伝わる内容だった」(ジャニーズに詳しい記者)という。
ジャニーズJr.時代から苦楽を共にしてきたキスマイメンバーたち。2011年8月10日に「Everybody Go」で念願のCDデビューを果たし、以降は1人も欠けずに活動を続けてきた。
しかし今年6月7日夜、北山がグループを離れ、ジャニーズ事務所を退所すると発表。芸能生活21年となり、「第二の人生」を歩んでみたくなったといい、「少しでも多くの方にたくさんの笑顔を届けられるように、これからの時間を精一杯頑張りたいと思います」(原文ママ、以下同)とコメントしていた。なお、現在は「7人でのKis-My-Ft2最後の作品」として、夏発売の新曲「ともに」を準備している最中だという。
「衝撃の報告から一夜が明け、8日午後8時10分には全員のブログが一斉にアップされました。この時間は、デビュー記念日である8月10日を意識したのでしょう。北山はこれまで6人と過ごした“青春”の日々を振り返りつつ、6人は家族・兄弟や仕事仲間というくくりでは説明できない『大切なかけがえのないもの』と表現。正式に脱退が決まるまで、メンバー同士で協議を重ねてきたといいますが、『この話し合いを続けていく中で僕は「友達」になりたいと話しました』と告白。グループ卒業後も、彼らとは友人としてつながっていきたいと考えているそうです」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
北山宏光の「卒業」で、Kis-My-Ft2“解散”の選択肢も
また、千賀健永は「今は話し合って、グループもいい雰囲気です」と吐露した一方、北山の言葉を受けて、率直な気持ちをつづっているのが横尾渉だ。彼は北山から「友達みたいになりたい」と言われ、自分たちにはこうした感覚がなかったことに気づいたという。しかし、これからも同じグループで活動を続けたかったのか、「友達にか 友達じゃなくてメンバーで良いじゃねぇか」という本音を漏らしている。「悔しい」といった一言もあり、北山を引き止められなかったことで、自分自身にいら立ちを覚えた旨を打ち明けていた。
「藤ヶ谷太輔は昨年から何度も話し合う中で、『「もう閉じようか。」ということも話しました』と激白。要は、北山の卒業によってグループを解散するという選択肢も頭によぎったのでしょう。なお、新曲『ともに』の制作にあたり、『時には7人で夜中電話で話しながら、ぶつかりながら』も進めてきたとか。今後、歌番組での歌唱予定もあると明言していました。とはいえ、玉森裕太のブログを読む限り、7人でのコンサートなどは行われないまま、北山は卒業の日を迎えてしまうようです」(同)
一同のブログを読んだファンからは「グループを“閉じる”という決断をしないでくれてありがとう。ずっとキスマイについていく」「新曲は『共に』と『友に』をかけているのかな」「『ともに』ってそういう意味か……って思うと涙が止まらない」「横尾さんの『友達じゃなくてメンバーで良いじゃねぇか』の一言で泣いた」「千賀さんが『今はいい雰囲気です』と書いているってことは、悪い時期もあったんだね」とさまざまな反応が上がっている。
さらには「7人でのコンサート、もっと見たかったな……」「無観客でいいから、最後にキスマイ7人のコンサートが見たい」と切望する声も見受けられた。
ちなみに、キスマイは7月1日放送の音楽特番『THE MUSIC DAY 2023』(日本テレビ系)への出演が決定。北山がグループ、そして事務所を離れる8月31日までの期間、キスマイはファンにどんな姿を見せてくれるのだろうか?
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