今オフにFA(フリーエージェント)権を取得し、「約840億円での契約もあり得る」といわれるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。彼のもとへ“投資の勧誘”が殺到していると、「女性自身」2023年6月20日号(光文社)が報じた。
記事によれば、このところ大谷選手の代理人に対し、投資会社などから「FAの契約金の運用を任せてもらいたい」との依頼が複数来ているそう。
さらに、大谷選手の母親が金銭管理しているという話が広まり、資産運用関連会社の営業担当から「大谷選手の母親の連絡先を教えてほしい」との連絡まであるが、すべて代理人が突っぱねているそうだ。
大谷はもちろん、メジャーリーガーの中には、破格の契約金で話題になる選手も珍しくないことから、近年メジャーリーグの現役選手やOBが投資などの詐欺被害に遭うケースが増えている。
2020年には、メジャーリーグ関係者をメインターゲットにした仮想通貨投資詐欺事件が発生。一部報道によれば、この事件では「年30%のリターンを保証」という話を信じた約100人が、数百万円から数千万円を詐取され、被害総額は16.5億円以上だったと伝えられている。
そうした背景もあり、今回の報道について、ネット上では大谷選手を心配する声も散見されるが、「大谷って資産運用に興味なさそう」「大谷選手の母親ってしっかりしてるイメージ。怪しい話に乗ることはなさそう」といった反応も多い。
綾瀬はるかや西内まりやの家族も、巨額詐欺事件の被害に?
なお、投資による詐欺被害が多いのは日本の芸能界も同じで、大谷同様、母親に金の管理を任せていた綾瀬はるかや西内まりやも、巨額詐欺事件に巻き込まれていると報じられた。
21年9月にニュースサイト「NEWSポストセブン」が報じたところによれば、綾瀬の個人事務所は、彼女の母親が代表取締役を務めており、金銭管理に関してはかねてより綾瀬家との付き合いがある地元の税理士に相談していたそう。
この税理士に勧められるまま、資産運用として1億円近くを投資したところ、運用を担当していた投資グループが後に出資法違反(預り金の禁止)で逮捕。
その後、投資グループのメンバーが出資者に対して「お金を出してくれたら、綾瀬はるかと2人きりでの食事をセッティングするから」と持ち掛けていたなどという続報もあり、綾瀬が“広告塔”として利用されていたことが判明した。
また、19年5月には同ニュースサイトで、西内の母親が“高金利預金”を謳った金融商品に5000万円を投資し、友人らにもその商品を勧めていたと報道。しかし、その後、資産運用会社の代表者が行方をくらまし、元金が戻ることはなかったという。
このように、本人ではなく家族が狙われるケースも多いだけに、大金持ちの有名人は苦労が尽きなさそうだ。