フリーアナウンサーで女優としても活躍中の田中みな実が、7月期の連続ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)に出演すると発表された。田中は、同局で現在放送中の連ドラ『あなたがしてくれなくても』にもメインキャストの1人を務めており、「メディア露出の多い彼女に対して食傷気味のネットユーザーもみられる」(芸能ライター)というが、業界内では、所属事務所・フラームの新たな“稼ぎ頭”になるのでは、といった見解も寄せられているようだ。
漫画家のヨシノサツキ氏がスクウェア・エニックスのWEBサイト「ガンガンONLINE」などで連載してきた『ばらかもん』は、都会育ちの書道家と長崎県・五島列島の島民の交流が描かれ、7月からフジ系「水10」枠で連ドラ化。杉野遥亮が主人公・半田清舟役を務めるほか、宮崎莉里沙、綱啓永、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一、田中泯らの出演が明かされており、このたび田中みな実の起用も発表された。
「田中が演じるのは、シングルマザーで看護師の久保田育江。主人公の“よき理解者”というポジションの役柄だそうです。そんな田中は、もともとTBSのアナウンサーで、2014年10月からはテイクオフ所属のフリーアナに転身。19年12月に発売した写真集『Sincerely yours...』(宝島社)が大ヒットするなど人気が高まっていた中、20年8月に現在の事務所・フラームに移籍しています」(同)
フラーム所属後、女優業を増やしていった田中。今年は4月期の『あなたがしてくれなくても』、7月期の『ばらかもん』と2クール続けてフジの連ドラに出演することとなったが、ほかにもCM出演やレギュラーバラエティのMCを務めていたり、モデルとして雑誌に登場したりと、大活躍している。
「それだけ彼女を支持するファンが多いということですが、一部ネット上には『テレビも雑誌も田中みな実だらけでうんざり』といったネガティブな声も。その一方で、現在は『フラーム所属だし、もっと露出が増えそう』と予想するネットユーザーも見られます」(同)
広末涼子が不倫報道で無期限謹慎処分に――田中みな実の露出が増える?
フラームといえば、近頃は所属女優・広末涼子がダブル不倫報道で業界内外の注目を集めている。
6月7日配信のニュースサイト「文春オンライン」と8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)本誌が、広末と都内のミシュラン1つ星レストラン「sio」のシェフ・鳥羽周作氏の“ダブル不倫”をスクープ。14日には双方が報道内容を認め、フラーム側は「広末涼子を無期限謹慎処分とする」と発表した。
「こうした経緯もあって、ネット上には『田中みな実は広末と同じフラーム所属だよね。広末失墜で、これからもっと田中みな実の露出が増えるんじゃない?』『広末が終了したから、田中も新たな稼ぎ頭になるのかな』といった書き込みが散見されるように。すでに活躍中の田中ですが、これからさらにメディアに登場する機会が増えるのでは」(同)
女優業に意欲的な田中にとってはある意味、この展開は好機だろうが、これまで以上に、視聴者の間で「もう田中はいい」という声が飛び交ってしまうかもしれない。