橋本環奈が地上波連ドラ初主演を務める『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の最終回(第10話)が6月20日に放送され、世帯平均視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回の7.5%を上回る自己最高視聴率で幕を閉じた。
同ドラマは、わたなべ志穂氏による同名漫画が原作。貧乏な家庭に生まれた容姿端麗な羽田綾華(橋本)と、結婚式場「ラ・ブランシュ」を立て直すために、好きでもない綾華との契約結婚を選んだ御曹司・新田東郷(Hey!Say!JUMP・山田涼介)が繰り広げる胸キュンラブコメディだ。
民放公式テレビ配信サービス・TVerでは、お気に入り数が133.9万人(21日現在)を記録。6月上旬には、木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の数字を抜き、放送中の民放連ドラの中では『あなたがしてくれなくても』(141万人/同)に次ぐ好調ぶりを見せている。
※以下、『王様に捧ぐ薬指』最終回のネタバレを含みます。
『王様に捧ぐ薬指』最終回のあらすじは……
前回、突然離婚を切り出され、東郷と離れてから10カ月がたった綾華。最終回では、新たな婚約者・栗山美玲(早見あかり)と結婚式の準備を進める東郷の姿を、綾華が目撃してしまう。
それでも東郷を思い続ける綾華を見かねた父・羽田金太郎(ドランクドラゴン・塚地武雅)は、離婚直前に東郷が訪ねて来たことを告白。東郷の義母・静(松嶋菜々子)が危害を加える可能性があったことから、綾華を守るために東郷が離婚を決心したことを知る。
これを聞いた綾華は「お義母さんに何をされても大丈夫。私が東郷を守る」と東郷に猛アタック。やり直すことを決意した2人は静のもとを訪れ、そこに静の実子・桜庭新(北村匠海)も駆けつける。静の説得に成功した綾華と東郷は、みんなに祝福されながら結婚式を挙げ、薬指に指輪をはめるのだった……。
足早気味に進んだ最終回では、登場人物の心情が、心なしか“あっさり”と変化する展開が目立った。そのため、ネット上では「最終回、報道時間拡大してでも、もっと丁寧に心情を描いてほしかった」「あんなに大がかりな嫌がらせをしてた静が、最後簡単に心変わりして拍子抜けした」といったブーイングも散見された。
『王様に捧ぐ薬指』最終回の足早展開に、原作者も焦り? 「回収行けるぞ!」
とはいえ、「今までで1番好きなドラマでした!」「少女漫画のような2人をずっと見ていたかった」と終了を惜しむ声は多い。放送開始前は、そこまで期待されていなかった印象もあるが、回を重ねるごとに熱心なファンを増やしたようだ。
また、原作者のわたなべ氏もドラマを楽しんでいたようで、最終回放送前にはTwitterで「今日でさよならとか信じられん…夢のような時間でした」と投稿。
ただ、やはり伏線を回収するには1時間では短いと感じていたのか、放送中には「あと半分か…行ける!!回収行けるぞ!!!」と焦るようなツイートも見られた。
橋本と山田にとって「当たり役」との呼び声も高い同作。同枠では、7月11日より福原遥と深田恭子がダブル主演を務める『18/40~ふたりなら夢も恋も~』がスタートするが、『王様に捧ぐ薬指』を超える話題作となるだろうか。
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