ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ・Snow Manの目黒蓮が、6月27日発売の「女性自身」(光文社)に大々的に登場。7月期に主演を務める連続ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)のPRがメインだが、業界関係者の間では「やはり『自身』は、現状、ジャニーズに最も忖度する女性誌ならではの“特権”を得ているように見える」(芸能プロ関係者)とささやかれている。
今回、目黒は「自身」の表紙を飾っているほか、ポスターも含めて10ページに登場。
「いま大ブレーク中のSnow Manの中でも、目黒は特に人気のメンバー。昨年10月期に出演した連続ドラマ『silent』(フジテレビ系)のヒットにより、ジャニーズファン以外にも支持層を拡大しています。各出版社とも“ぜひ雑誌に登場させたいアイドル”の1人である目黒を10ページにもわたって起用できたなんて、業界関係者からしたらうらやましい限りでしょう」(同)
ジャニー喜多川氏の性加害問題、「女性自身」は完全スルー
ただ、マスコミ界隈では、その雑誌が「自身」であるいうことに、納得の声が出ているそうだ。
「というのも、『自身』は以前からジャニーズ事務所と良好な関係を築いていて、同事務所のタレントのインタビューなどが掲載されることも多い。裏を返すと、その分、ジャニーズに“忖度”する傾向があり、このところ取り沙汰されているジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題についても沈黙を貫いています」(同)
この問題はジャニー氏の生前からごく一部で報じられていたものの、多くのメディアが扱わずにきた中、今年3月に英国公共放送・BBCが『Predator: The Secret Scandal of J-Pop』と題したドキュメンタリー番組で取り上げたことを機に、国内でも徐々にニュース化されるようになった。
「今のところ『週刊新潮』(新潮社)もウェブ版で扱ったのみで、誌面ではスルー状態ですが、『自身』はウェブでも触れていません。ほかのジャニーズに近いメディアでも取り上げている中、完全スルーの『自身』はかなり目立ちます。でも、その立場を守っているからこそ、“見返り”として目黒を大々的に起用できたのか……」(週刊誌記者)
Snow Manカレンダー、来年度は光文社?
なお、ジャニー氏の問題がある中、業界内では、来年度のジャニーズ公式グループカレンダーをめぐって、どの出版社が売れ筋グループを担当するかが注目されているという。
「『自身』が一連の性加害騒動をスルーしているだけに、版元の光文社は来年度、人気グループの出版権を獲得できるかもしれません。これまで、同社はそこまで売れ筋グループのカレンダーを扱っていた印象がないものの、今のままいけばSnow Manの権利をゲットできる可能性も。もしそうなったら、出版業界内で大きな話題となりそうです」(同)
爆売れ間違いなしのSnow Manカレンダーは、どの出版社も販売したいはずだが、やはり次は光文社に決まるのだろうか。
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