すでにスタートしている作品もある2023年の夏ドラマ。各番組の公式SNSでは、予告映像を解禁したり、キャストによるメッセージ動画を公開したりと、視聴者へのアピール合戦が活発になっている。
そこでサイゾーウーマン編集部では、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、民放キー局(テレビ東京は除く)のゴールデン・プライム帯の夏ドラマに関するツイート数を独自で集計し、“注目度”ランキングを作成。ツイート数が多く、注目度が高い3作品をTwitter上の声とともに紹介する(集計期間5月30日~6月29日)。
1位『トリリオンゲーム』(TBS系)2万4,210ツイート
最も注目度が高いのは、7月14日にスタートするSnow Man・目黒蓮主演の『トリリオンゲーム』。2位に1万ツイート以上の差をつけ、ダントツのトップだった。
同作は、同名マンガのドラマ化で、“世界一のワガママ男”のハルこと天王寺陽(目黒)と、“まじめで不器用なエンジニア”のガクこと平学(佐野勇斗)がゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドルを稼ぐという夢に挑むストーリー。さらに、ハルとガクの宿命のライバルとなる黒龍桐姫(今田美桜)も、物語における中心人物として登場する。
昨年、『silent』(フジテレビ系)やNHK朝ドラ『舞い上がれ』での好演が反響を呼び、ジャニーズの中でも“演技派”のポジションを確立している目黒。
初の単独主演連ドラとあって、Twitterでは「めめの演技、どんな感じかなあ。楽しみでしょうがない」「予告映像見たけど、かっこよすぎて期待しかない」とファンが盛り上がっているようだ。
なお、目黒はこれまで『silent』の佐倉想や、主演映画『わたしの幸せな結婚』(2023年)の久堂清霞など、落ち着いた人柄の役を演じる機会が目立った。しかし、今回演じる天王寺はかなり破天荒なキャラクターだけに、俳優としての伸び代を見せてくれることに期待したい。
2位『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)1万1,592ツイート
2位は、7月12日にスタートする赤楚衛二主演ドラマ『こっち向いてよ向井くん』。こちらも『トリリオンゲーム』同様、同名マンガのドラマ化で、性格がよく仕事もできる“いい男”ながらも恋愛の仕方を忘れてしまった向井くん(赤楚)が、10年ぶりに恋愛と向き合うことから始まるラブストーリーだ。
同作のような人気マンガの実写化作品では、キャストが登場人物をどれほど再現できるかを問われることが多いが、向井くん役の赤楚については「向井くんに合ってる!」「ぴったりすぎる」と概ね好評の様子。
赤楚にとってゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演作となるが、前評判の良さが視聴率にも反映されることを願いたい。
3位『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)1万406件ツイート
3位は、7月15日にスタートする松岡茉優主演ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』。卒業式の日に生徒の誰かに殺された高校教師(松岡)が、1年前にタイムリープして生徒と向き合うサスペンスだ。
生徒役には、7年ぶりの民放連ドラ出演となる芦田愛菜、「カルピスウォーター」14代目キャラクターの當真あみ、映画『MOTHER マザー』(20年)で新人賞4冠に輝いた奥平大兼など、期待の若手がキャスティングされている。
また、主演は松岡だが、Twitter上では芦田をはじめとした生徒役のキャストのほか、メインキャストの犬飼貴丈、松下洸平のファンの反応も目立つ。
犬飼といえば、4月に体調不良で1週間ほど休養していたが、今期は同作だけでなく、ジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsの井上瑞稀主演深夜ドラマ『なれの果ての僕ら』(テレビ東京系)にも出演中。
前期も『夫婦が壊れるとき』(日本テレビ系)、『僕らの食卓』(BS-TBS)と2本に出演していたため、立て続けのメインキャスト登板に「また体調崩さないか心配……」という声もあるようだ。
参考:「Yahoo!リアルタイム検索」https://search.yahoo.co.jp/realtime