連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。
今回は、趣味で集めたモノの収納です。誰でも「使わないけれど保管したいモノ」を持っていると思います。大好きなキャラクターの絵柄や旅先の思い出などには、強い思いが詰まっていますよね。というわけで、今回は「バッグコレクション」です。
こちらが、Dさんのバッグコレクション。まずは、手持ちのバッグをすべて出して、どれだけ持っているかを確認しました。「ひとつひとつ手に取る」ことで、ダメージやデザインの好みを理由に処分するか残すかを決めます。
【種類別】素材、デザイン、目的、使用頻度で分ける
次は、とことん「種類別に分ける」作業をします。目的や使用頻度をDさんにヒアリングして、保管だけのバッグはボックスにまとめました。
ほとんどのポーチが小物の収納ケースになっていましたが、中身の見えないポーチに入れておくと在庫管理ができなくなります。そこで、「スリッパ」や「トラベル用品」など、外出用の小物だけをまとめて収納しました。
【ビニール素材のエコバッグ】ジッパー付きとなしに分ける
軽くて使いやすい「ポリプロピレン素材のバッグ」。買い物から、ランドリー、アウトドアなど多数のシーンで使えます。今回はジッパーの有りなしで仕分けしました。ジッパー付きは、布団やぬいぐるみ、箱物コレクションなどの保管袋として活用できます。
【おしゃれバッグ】季節と使用頻度に分けてクローゼットへ
オシャレなファッションバッグは、「季節別」「使用頻度別」「素材別」に分類して、クローゼットの上段と下段にまとめました。週に1度以上使うヘビロテ品は、扉用フックを使ってクローゼットと部屋のドアに掛けています。
ショップバッグ(紙袋、ビニール袋、レジ袋、梱包用品)は、必要な分だけに減らしました。使い勝手が悪いサイズは処分して、メルカリといったフリマアプリなどの発送の際に使う「梱包用グッズ」として保管します。
なお、フリマアプリで頻繫に出品する人は、「種類分け保管」をしておくと便利。ちょうど良いサイズを探してごちゃごちゃにならないように、時間があればまとめると◎。
紙袋は「収納ケース」に利用できる!
また、厚紙でできたブランドの紙袋は、引き出しの「仕切りケース」などに活用できます。使いたい場所の高さに合わせて4つの隅をカッターで切り、内側に折り込むだけ。コスメ用の小さな紙袋は、本を詰めてブックスタンドに。薄紙の紙袋は、冷蔵庫の野菜用の収納ケースとして使えます。
【まとめ】ちょうど良いサイズを「すぐ出せる」管理に!
バッグ収納の大きなポイントは、「種類別に分ける」ことです。使用頻度や用途、大きさ、デザイン、素材など分類してから収納することで、使いたいときに使いたいものが、すぐに取り出せるようになりますよ!