• 日. 12月 22nd, 2024

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『FNS歌謡祭』ジャニーズ炎上事件簿――Snow Manにジュリー関係者が苦言、近藤真彦が降板

 嵐・相葉雅紀と永島優美アナウンサーがMCを務める恒例の音楽特番『2023 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)が、7月12日午後6時30分より生放送。今年はジャニーズから20th Century、NEWS、King&Prince、なにわ男子、Travis Japanが出演。なにわ男子は、特別企画「青春の夏うたメドレー」にも参加するという。

 そんな『FNS歌謡祭』は例年、夏と年末に放送されるが、過去にはジャニーズタレントに関する“炎上”騒動が複数起きている。

 例えば、昨年12月に放送された『2022 FNS歌謡祭』(第1夜)の企画「リスペクト!!カバー」では、Snow Manが、“ジュリー”こと沢田研二の名曲「勝手にしやがれ」をカバー。メンバーは全盛期の沢田を意識したような衣装に身を包み、しなやかなパフォーマンスを披露した。

 この企画を受け、ネット上では「沢田研二さんの歌をSnow Manが歌わせてもらえるのは、すごく光栄なこと」と喜ぶSnow Manファンが相次いだが……。

「ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)は生前、沢田をリスペクトしており、アイドルを売り出すための戦術を、当時渡辺プロダクションに所属していたザ・タイガース(沢田らが所属するバンド。のちに解散)から学んでいたことは有名です。そんな沢田のヒット曲をSnow Manが歌うことに、特別な意味を感じたファンは多かったんです」(芸能記者)

Snow Manの「歌唱力、歌詞の行間と余韻」にダメ出し

 しかし、そんな歴史的な瞬間に水を差すようなことが起きてしまう。この放送直後、沢田主演映画『土を喰らう十二ヵ月』の公式Twitterが「出来ることなら、沢田研二さんで聴きたい~」とツイート。

 加えて、「うーむ。見てしまいました。 勝手にしやがれ。たしかにダンスにはキレがありました。 でも、歌唱力、歌詞の行間と余韻。あと、ファッション。9人でも勝てない沢田研二さんの実力を痛感しました。でも、若者にもジュリーを知ってもらえるキッカケになって良かった」と、暗にSnow Manの実力不足を指摘したのだ。

「ツイートした人物が監督なのか否かは不明ですが、案の定、『モノマネしたわけでもないのに、なんでこんなひどいこと書くの?』と不快感を訴えるSnow Manファンが続出。同時に、『土を喰らう十二ヵ月』に2番手で出演していた松たか子に対し、『とばっちり状態でかわいそう』と同情的な声も見受けられました」(同)

近藤真彦が降板……“筒美京平コーナー”盛り上がらず?

 また、2020年12月放送の『FNS歌謡祭』では、第1夜に出演予定だった近藤真彦が不倫スキャンダルを起こし、急きょ出演を辞退。放送内容の変更が余儀なくされるドタバタ劇が起きていた。

「同11月発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、近藤と25歳年下の一般女性の不倫をスクープ。そして同日発表された『FNS歌謡祭』の出演アーティストに近藤の名前があったため、ネット上で『マッチを出すな』とブーイングが起きました」(同)

 結局、近藤は間もなく活動を自粛。同番組も降板となった。

「近藤は、同年に亡くなった作曲家・筒美京平氏の追悼コーナーで、筒美氏の代表作である『スニーカーぶる~す』を歌う予定だったようです。しかし、近藤が降板したため、森高千里が『17才』を歌うことに。確かに『17才』は筒美氏が手掛けた楽曲ですが、もともとは森高ではなく南沙織の楽曲である上、同氏の代表作かというと疑問が残る選曲。正直、企画は盛り上がりに欠けてしまった印象です」(同)

手越祐也に「サッカー捨てた」と批判

 そんな近藤とは逆に、『FNS歌謡祭』へ出演したことで物議を醸したのが、NEWS時代の手越祐也だ。

 15年12月放送回では、NEWSが当時プロモーション中だった新曲「ヒカリノシズク」などを生披露。その様子に怒ったのは、一部のサッカーファンであった。

「サッカー好きの手越は、12年から毎年『FIFAクラブワールドカップ』の日本テレビ系メーンキャスターを務めていました。しかし、この日は裏番組にあたるサッカー中継『FIFAクラブワールドカップ ジャパン2015 準決勝』(同)を欠席し、『FNS歌謡祭』に出演。そのため、ネット上では『サッカーよりも音楽番組を取るなんて。もう、MCやめろ』『手越がサッカーを捨てた』と批判の声が噴出。一方、手越ファンからは『アイドルが本業なんだから当然でしょ』といった反論が上がり、ネット上は一触即発の様相でした」(同)

 出演者一覧にSnow ManやSixTONESの名前がないことから、スノストファンから「楽しみにしてたんだけどなあ」と落胆の声が上がっている『2023 FNS歌謡祭 夏』。今年は炎上することなく、無事に生放送を終えることができるだろうか。

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