ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group(火曜)、少年忍者(水曜)、Lil かんさい(木曜)、7 MEN 侍(金曜)、美 少年(土曜)、HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、7月6~12日公開の動画を注目度順にチェックします!
Lil かんさい、先輩のなにわ男子に「並んだ」!?
7月6日公開の動画は「Lil かんさい【ターキー出すまで帰れません】なにわ男子さんには負けへんで!!!!」(再生回数は18日時点で14万台)。ボウリング場でロケを行い、タイトル通り、ストライクを3回連続で出す「ターキー」を達成するまで帰れないというチャレンジ企画となっている。
メンバー5人は冒頭で、「余裕よな!」(西村拓哉)「変な話、もう10分くらいで終わる可能性もなきにしもあらず」(嶋崎斗亜)と楽観視していたが……。
なお、同企画は、関西ジャニーズの先輩であるなにわ男子も公式YouTube企画で行っており(昨年3月22日公開)、嶋崎は「僕も見ました。実際。4時間ぐらいやったらしいね」「2連続しか(成功できなかった)」と結果に言及。
この情報を受けて、當間琉巧は「俺らこれ、ターキーとれたとしてさ、仮に。俺ら、ターキーとられへん先輩のバックで踊ってたってこと?」と大口を叩き、嶋崎も「リトかんのほうがすぐターキー出せたりしたら、もうその暁には、次のなにわ男子のツアーとかセンステ(センタースージ)にピン並べて、本ステからボウリングしよ。みんなで」「打倒・なにわ男子さん」と強気に宣言した。
しかし、いざ始めてみると、5人はこのゲームの難しさを痛感した模様。一方で、リーチ(2連続)を迎えた時、見事なストライクを決めていた岡崎彪太郎が「もうなにわ男子には、並んだんでしょ」と言い放つ場面も。Lil かんさいのチャレンジの行方は、今動画を見て確かめてほしい。
7 MEN 侍・菅田琳寧、人狼鬼ごっこで「逃げれちゃう」と余裕発言
7月7日に配信されたのは、「7 MEN 侍【全力騙し合い…人狼鬼ごっこ】東京サマーランド貸切でダマされ大光」(再生回数は14日時点で12万台)。今回は、東京サマーランドの敷地内を貸し切り、「人狼鬼ごっこ」を実施。抽選によって「人狼」と「市民」に分かれた6人だったが、1回戦は人狼2人、2回戦は人狼サイドの人数がわからない状態でスタート。最初は「人狼同士が触ったら失格」(この時点で人狼チームの負け)という条件付きだった。
なお、初戦は視聴者に向けて、人狼は佐々木大光であると公開。一方、メンバーの中でも菅田琳寧は足が速いだけに、本高克樹は「これ琳寧が市民で、もし自分が人狼だったら、捕まえられないよね」と自信なさそうにボソリ。別の場所にいる当の本人は「足速い人ってね、追われる側だと意外と面白くないんすよね……逃げれちゃうから」と余裕のコメントを残していた。
かたや、人狼の佐々木は周囲の目を欺くため、市民が人狼に捕獲された際のスペース(牢屋)へ。安全な高所から5人を観察する人、捕まったことにして牢屋で待機するという人……と、それぞれの動きは複雑化。かなりの大混戦となった。2回戦はルールを変更したほか、人狼が誰かは伏せているため、視聴者も予想をしながら楽しめるだろう。
7月8日に上がったのは、「美 少年【クイズ部企画】うきなすポーカー★」(再生回数は17日時点で15万台)。今回は、現役大学生で「ジャニーズクイズ部」のメンバーでもある浮所飛貴と那須雄登がメインの企画。「【ジャニーズクイズ部対決】どっちがクイズ王?」(2022年1月8日)ぶりに、クイズ対決を行っている。
それぞれ、知識系(那須)、謎解き系(浮所)が得意な“うきなす”。「うきなすポーカー」と題してクイズで勝負し、ほかのメンバーは「どちらも正解」「浮所正解」「那須正解」「どちらも不正解」の4つの選択肢から予想していく。
最初の問題は「嵐のメンバーは1人を除いて4人の血液型がA型です。さてその違う1人は?」。両者はピンと来なかったようで、「え~!?」(浮所)「要するに、A型以外の人を当てればいいっていうね」(那須)と悩み始めた。
すると、途中でなにかをひらめいた那須は「うわ、思い出したわ!」「何型かまでわかるもん、俺」と勝利を確信。フリップに相葉雅紀と書いており、「聞いたことあるから、直接。ロケで。AB型です」と述べた。
一方で、浮所は別のメンバーの名前を記し、選んだ理由も説明。しかし、正解者は那須だったため、相葉にあこがれている佐藤龍我は「浮所わかれや~」と激高。浮所は「ごめ~ん!」「マジごめん!」と佐藤に向けて謝った。また、相葉とは『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)で共演しているだけに、「相葉くん、一緒に番組やってるのにごめんなさい……」と申し訳なさそうにつぶやいたのだった。
HiHi Jets・橋本涼、高橋優斗の一言で「舐めんなよ」とブチ切れ!?
7月9日アップの動画は「HiHi Jets【あなたの商店街で会いまSHOW】1000円で作る最強街ブラ弁当!!」(再生回数は17日時点で17万台)。東京・板橋区にあるハッピーロード大山商店街を舞台に、1人1,000円の予算で、それぞれ好きなおかずを購入し、オリジナルのお弁当箱を作るという企画だ。
冒頭のルール説明では、高橋優斗が「1,000円じゃ何も食べれないよ!」と不満を口にしていたものの、惣菜店、精肉店、テイクアウト専門の焼き鳥店などを見て回り、思い思いに買い物を済ませた5人は、動画の後編でできあがったお弁当を紹介&実食。
高橋は学生時代を思い出したのか、「塾帰りにみんなで集まって、ちょっと話したりゲームしたりしてるんだけど。そこで焼き鳥屋さんも塾の近くにあって」「食って帰るみたいな」と回顧。猪狩も「塾帰りに俺、パンを買い食いしてた」「ジャニーズ入る前だよ。小4(小学校4年生)とか」とのエピソードを明かした。
ここで、井上が「塾行ってた?」と聞くと、「行ってなかった」(作間龍斗)「俺、行ってたよ」(橋本涼)と回答。橋本といえば、“おバカキャラ”としておなじみのため、高橋が「え、行ってたの? 橋本さん」と素直に驚くと、橋本は「舐めんなよ。行ってたよ」と一撃。この2人のやりとりに「今のヤバイよ!」(作間)「ヤバイよ、今のは!」(猪狩)と現場も騒然となった。
あらためて、橋本が「何が悪いんだよ!」と嫌悪感を示せば、高橋は「その、何て言うの、いやいや……」と、しどろもどろに。さらに、橋本は「なんならもっと驚かせるよ。書道も習ってたよ」と新情報も追加したのだった。
今動画は商店街の雰囲気が楽しめるほか、限られた予算の中で食べたいものをシェアしたり、1,000円をオーバーしてしまうメンバーにお金をあげたりと、ほっこりする一幕も。もちろん、5人がどんな惣菜をチョイスするのかも必見だ。
動画の概要欄には、「次回訪れて欲しい商店街があればぜひぜひ、コメント欄に!そのおすすめポイントも含めて教えていただけると助かります。次はあなたの商店街で街ブラしているかも!?」との記載があるため、ぜひシリーズ化してほしいと願うばかりだ。
7月11日に公開されたのは「Aぇ! group【アポなし沖縄旅01】沖縄そば が食べたいだけやのに~」(再生回数は17日時点で34万台)。前回の動画で沖縄にやって来たAぇ! groupが、アポなし旅を行うという。スタッフが用意したのはレンタカーのみで、立ち寄るお店のアポは自分たちで担当。費用がかかるものはサイコロを振り、スタッフ、もしくはメンバーの自腹になるかどうかを決めるとのことだ。
以前、「【ガチ買い物】正門に似合う帽子を探せ」(22年10月25日公開)で、彼らはサイコロに決まった目しか出ないよう細工がなされていると疑っていたため、今回は問題ないかチェック。この時点では、不審な点はないと判断していたが……。
移動の車内でどこに行くか、何をするかを相談する6人。まずは、沖縄そば屋を目指すこととなり、福本大晴が取材交渉係に。電話口で「テレビ、カメラ取材入りたいなと……」と伝えた瞬間、正門良規は「YouTubeです。背伸びしないでください!」ときっちり訂正していた。
そして、待望の沖縄そばを味わっているシーンは、各々が「渾身の食リポ」を披露し、もはや一発芸大会に。「なんか贅沢やな。沖縄来てるぞ、YouTubeで」(佐野晶哉)「全員がさ、(YouTubeで)ちゃんとご飯食べれてるのって、初めてぐらいじゃない?」(末澤誠也)と本音がこぼれる場面もあり、スタッフらしき人物の笑い声が響いていた。
その後、お会計タイムではサイコロが妙な転がり方をしており、納得がいかない様子の小島健は「審議!」の一言を連発。真面目な表情で「1回、カメラ止めよう。話し合おう、1回」と申し出ると、正門も「最初違うかったよな。駐車場で」と、スタッフがサイコロを入れ替えたと主張し、不正を疑っていたのだった。
少年忍者、「ジャニソン振り付け」企画はジャニーズファン向けの1本
少年忍者の動画は7月10日に「『Amazing Summer』(『テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER STATION』公式テーマソング)【8月27日まで期間限定公開】」が上がったほか、12日に通常回「【ダンスdeイントロドン】振りで先輩の曲を伝えろ」も公開となった。
彼らは、7月22~8月27日まで開催される体験型イベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION』の公式応援サポーターに就任。1本目はキックオフイベントで、テーマソング「Amazing Summer」を初披露した際の映像を特別公開している。
一方、2本目は川崎皇輝が進行を担当し、不在の青木滉平、北川拓実以外の18名で行った「ジャニソン振り付け イントロドン!」の動画だ。
タイトル通り、ジャニーズ楽曲の振り付けを使ったクイズ対決で、一同は“チームレッド”と“チームあじ”に分かれ、1人がダンサーとなり、残りのメンバーはその踊りを見て曲名を当てていく。入所歴が長く、さまざまな楽曲に触れてきたメンバーのほうが有利とみられるが、年下組の小田将聖は「負けないっすよ」と宣戦布告。
なお、問題には「勇気100%」(光GENJI)「Ultra Music Power」(Hey!Say!JUMP)といった歴代の名曲や振り付けが続々と登場。お題は表示されているものの、画面の一部を隠せば、視聴者も少年忍者と一緒にクイズを楽しめるだろう。
とあるメンバーは、「Let's Go~あっ!」と、ついつい歌ってしまう凡ミスも。「始まる前に言ってたの。『口ずさんじゃいそう』って言ってたら、本当に『Let's Go~』って」(長瀬結星)と暴露されていた。ちなみに、再生回数はパフォーマンス動画が42万台、通常回は13万台(17日時点)となっている。
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