関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。7月16日放送分は、前週に引き続き、お笑い芸人・おいでやす小田をゲストに迎えた。
小田の絶叫するツッコミスタイルにちなみ、一同はこの日も「絶叫」をテーマにトークを展開。まずは、それぞれのボケに対する小田のツッコミの声量を騒音計で測り、その数値を競う「最も絶叫させられるのは誰だ!? 選手権」を行うことに。
進行役のLil かんさい・嶋崎斗亜が、「安全の範囲内であれば、どんな手を使っても大丈夫なので」とメンバーに説明すると、小田はさっそく「俺の許可取れよ、まず!」とツッコミを入れて笑わせた。
その後、『まいジャニ』メンバーはあの手・この手で小田を翻弄。トップバッターを務めたAmBitious・真弓孟之は、「ワンワン、猫だわん!」と両手で耳を作りながらかわいらしくキメポーズをし、「なんやねんそれ!?」と声を上げた小田の声量は64dB(デシベル)。小田自身も思ったりより低い数値だったのか、「俺、死ぬぞこれ? これで64?」と不安を口にしつつ、ボケを連発する『まいジャニ』メンバーに次々ツッコんでいったが、なかなか100dBは超えられず。
そんな中、最後にBoys be・伊藤篤志が、「髪セットしてあげますね」と言いながら小田に近づき、前髪を雑に触られた小田は「あああああ!」と絶叫。その声量は102dbを記録し、見事、伊藤が勝利したのだった。
Lil かんさい・當間琉巧、番組が盛り上がりに欠けたのはファンのせい?
続いて、嶋崎のモノボケに対し、『まいジャニ』メンバーが全力で絶叫ツッコミをし、小田にそのテクニックなどを判定してもらう「おいでやす○○選手権」を実施。鋭いツッコミができるかどうかは、嶋崎のボケのクオリティにかかっており、いち早くそのことに気づいたAmBitious・永岡蓮王は、「最後のほうになるにつれて斗亜くんのボケが雑になっていくっぽい」と先輩に毒づいた。
そんな懸念の一方で、クセが強いボケを次々と繰り出す嶋崎。伊藤の番でのボケは、お面を浅くつけて目と鼻を隠し、タンバリンを鳴らしながら、「兵庫県で昔からある伝統芸でっせ~」と歌うシュールなネタで、小田も思わず笑ってしまうほど。
これに伊藤は「お面はまってないねん!」とツッコみ、意外な視点に小田は思わず「そこ?」と笑いつつ、「おもしろい! 確かに気にはなったから、なるほどと思った」と高評価の様子。
また、嶋崎は永岡に対するお題として、連結した洗濯ばさみを眺めながら「おふくろがこうやって遊んでたなあ……」と一言。このボケに永岡は、「いや、その遊び5歳で卒業しろ!」とツッコミを入れ、これには観覧に訪れたファンたちから「おお~!」と感心の声が上がっていた。
なお、小田の総評は「めちゃくちゃ上手やと思う。やっぱり関西やからかなあ。スパッといけるのがすごいと思う。地方の人とかほんまにでけへんからね、ツッコミ」とべた褒めで、メンバーのツッコミ力を評価。
なかでも、最も優秀なツッコミとして永岡の発言をチョイスし、「ちょっと斜め上をいってたし、スピードも良かったし、かなり高レベルやったなと思います。オリジナリティもあったし」と絶賛。選ばれた永岡は喜んでいたが、それもつかの間、今度は永岡がボケ側を担当するよう嶋崎に無茶振りされ、「何それ!」と驚く展開に。
最後にエキシビションとして永岡と小田がコラボしてボケる、ということだったが、小田も「誰が得するねんコレ!」と不満を口にしながら、小道具を使って即興でネタを披露。しかし、スタジオには微妙な空気が流れ、小田は「こんな形式でやったらそらそうなるよ」と苦笑い。
Lil かんさい・當間琉巧が「番協(番組協力)の声が小っちゃかったってことにしときます」と、盛り上がりに欠けたのはファンのせいだとフォローすると、小田は「何の細工もなく流してください」と返し、笑い声の効果音が足されるなどバラエティ番組でよくみられる演出はなく、リアルな反応がそのままオンエアされたのだった。
今回の放送を受け、ネット上では特に嶋崎のボケに対する反響が多く集まり、「斗亜ちゃんのモノボケが秀逸(笑)」「絶好調だった」「こんなに次々モノボケできるの、さすが関西人(笑)」「斗亜のボケめちゃくちゃおもろい」といった声が寄せられていた。
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