嵐・相葉雅紀がキャプテンを務める新感覚ゲームバラエティ番組『VS魂グラデーション』(フジテレビ系/木曜午後7時~)が9月いっぱいで終了すると報じられた。
嵐のバラエティ番組『VS嵐』の後継にあたる同番組は、「世の中のあらゆるモノを正しく並び替える=“グラデーションする”」をコンセプトとしたバラエティ。相葉、風間俊介、ジャニーズWEST・藤井流星、Sexy Zone・佐藤勝利、岸優太、ジャニーズJr.内ユニット・美 少年の浮所飛貴のほか、ずん・飯尾和樹やアンタッチャブル・山崎弘也ら芸人も出演している。
「7月18日午前5時に、複数のスポーツ紙が一斉に番組の終了を報道。『サンケイスポーツ』によると、理由は“『VS嵐』と比べて視聴率が振るわなかったこと”だとか。一方、『スポーツニッポン』は、終了時期について、レギュラーメンバーの元King&Prince・岸がジャニーズ事務所を退所するタイミングが10月の番組改変期と重なることから、“一つの区切り”をつけた形だと伝えています」(芸能記者)
『VS魂』一部終了報道に「岸のせいで番組が終わるみたい」
実際、同番組は長らく視聴率不振に陥っており、今年にいたっては4月27日放送分から5回連続で世帯平均視聴率3%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。そのため、業界内では「打ち切りが先か、岸の退所が先か……」と番組終了を予想する声も上がっていた。
そんな中、今回、「『VS嵐』から15年半の歴史に幕 9月に岸が退所で一つの区切りに」とのタイトルで報じた一部スポーツ紙に対し、岸ファンから疑問の声が上がっている。
「ネット上では、『岸くんの退所を大義名分にしないで。まるで岸くんのせいで番組が終わるみたいなタイトルで腹立つ』『まるで岸くんがジャニーズを辞めなかったら、番組が続いてたみたいなタイトルで嫌』と不快感を訴える声が噴出。ファンの心情を考えると、番組終了報道に岸の退所を絡めないほうが、穏便に済んだといえそうです」(同)
『VS魂』終了は、相葉雅紀の力不足ではない?
なお、18日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」によると、10月から始まる後番組は、やはり相葉がメインで出演するバラエティ番組になるそう。
さらに、10月期のテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠では、相葉が主演を務める連続ドラマ『今日からヒットマン』が放送されることが決定しているという。
「相葉は現在、『相葉マナブ』(テレビ朝日系)と『嗚呼!!みんなの動物園』(日本テレビ系)でもMCを務めていますが、視聴率は『VS魂』と違って安定している印象。特に日曜午後6時台の『相葉マナブ』は世帯平均で8%台を記録することも多く、同じ曜日の午後7時台で放送されている同局『ナニコレ珍百景』や、裏番組にあたる『サザエさん』(フジテレビ系)を上回ることも。ネット上では、『VS魂』が不調な理由を『相葉の力不足』と揶揄する人もいますが、番組の企画自体が問題だったといえるでしょう」(同)
『VS嵐』の最終回で、自身が後番組を引き継ぐことに関して「嵐の番組をもらうってさ、すっげえプレッシャー」「すごいグループだよ、嵐って」と不安を吐露していた相葉。現在の心境が気になるところだ。
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