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新『バス旅』に三船美佳は不要? 「赤江珠緒と高城れにで十分」とテレビ関係者談

 2007年から16年続いている旅番組シリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)がリニューアル。赤江珠緒、三船美佳、ももいろクローバーZ・高城れによる『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』として、7月22日から新スタートしたのだ。
 
 もともとこのシリーズは、太川陽介、蛭子能収の2人から始まった。制限時間内に目的地への到着を目指すというバラエティで、これが10年のロングシリーズとして大ヒット。17年3月からは、田中要次と芥川賞作家・羽田圭介という異色の組み合わせで『ローカル路線バスの旅Z』がスタート。こちらは5年間放送され、昨年8月に最終回を迎えた。

「田中と羽田は第8弾終了時点で、4勝4敗。視聴率不振もあり、第9弾からは『負け越しとなった場合、または勝ち越していても3連続で失敗した場合は降板』という新たなルールが追加されました。2人は第19弾で失敗し、3連敗の負け越しとなったため、降板に至ったのです」(芸能ライター)

 また、田中と羽田はコンビネーションが悪かったという。

「田中と羽田は、決定的にそりが合わなかった。前シリーズは太川が蛭子を先導していましたが、田中と羽田の場合、どちらかがリーダーだったわけではなく、互いに“迷っているだけ”という有様で、見る者をイラつかせる場面もありました」(テレビ業界関係者)

 2人から3人体制へ、さらに、全員女性となった新『バス旅』。3者がどんな関係性になるのか、視聴者は注目しているだろう。

「テレ東はリニューアルにあたり、『バス旅』にゲストとして出演経験のある三船、派生番組出演時に活躍した高城、さらに天然キャラの赤江を投入した格好です。どういう人選だったのかは定かではありませんが、赤江は48歳、三船は40歳、高城は30歳と、年齢に幅を持たせているのが印象的。世代ごとに考え方や脚力も違いますから、そこでどんな化学反応が起こるのか……と期待したのではないでしょうか」(同)

『バス旅』初回放送で株を下げたのは?

 なお、22日のリニューアル後初回放送で株を上げたのは、赤江と高城とのこと。

「結果的に、年長者の赤江がリーダー的役割を担っていましたが、トロッコ列車の写真を見て『こういうのは乗ってもいいんだよね?』と、早くも“天然”が炸裂。高城から『これはダメなんじゃないですか。バスじゃないから』と冷静に返されると、『なんでこれ乗っていいと思ったんだろう?』と自問し、出演者の笑いを誘っていたんです。皆を引っ張りつつ、ポンコツぶりも見せており、非常に好感が持てました。また高城も、そんな赤江のツッコミ役をこなしながら、『病院があるところと大学があるところとショッピングモールは、バスが出ている』と鋭い分析を見せ、旅を上手にサポートしていた印象です」(同)

 一方で、三船はその消極的な態度から「株が下がった」(同)そうだ。

「そもそも三船は、サンダル履きというあり得ないスタイルで登場。また、2人がルート探しに血眼になる中、『どう? 進み具合は?』と声をかけるなど、“他人事”な態度を取る場面もありました。それでいて駅へと1人走る高城を見ながら、『ほら見て、若い子はすぐ走るよね~』とイヤミを放っており、あまり良い印象を受けなかった。年長だけどポンコツの赤江と、18歳年下ながらしっかり者の高城という2人組で、『バス旅』は十分面白くなったという気もしてしまいます……」(同)
 
 とはいえ、まだ始まったばかりの『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』。第2弾では三船が活躍してくれることに期待したい。

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