KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が7月24日深夜に放送された。この日は堂本光一が登場し、先輩であるTOKIO・松岡昌宏について語る場面があった。
きっかけとなったのは、リスナーから送られてきた「TOKIOの松岡昌宏くんが先日、ラジオで『この人が後輩でよかったと思うのは光一』『あんなにちゃんとしてるやつが先輩だったら俺めっちゃ怒られるもん。厳しいというよりちゃんとしてる』と話していました」というメール。
光一は松岡からの「ちゃんとしてる」の印象に「そんなことないですよ!」と即反応。さらに「めっちゃ怒られるもん」という言葉にも「そんなことないですよ!」と言い、「ちゃんとしてないですよ! だってこのラジオちゃんとしてないじゃないですか!」と、この番組を引き合いにして反論していた。
また、松岡はラジオで「カウコン(『ジャニーズカウントダウンコンサート』)でも俺たちらがふざけていると、光一も楽しんでくれてるんだけど、ここぞというときは『わかってますよね、これ以上はふざけちゃだめですよ』という目をしてくる。こういうときの光一はちょっと怖い」と話していたそう。
リスナーからの「司会をやってるときに圧をかけたんですか?」という指摘に光一は「いや、圧をかけた覚えはないですけど……」と苦笑い。一方で、「司会とかをやってるときはやっぱりスタッフとの確認事項とかそういうことをやることが多い」と言い、「そういう時とか周りがふざけている時に自分だけが真剣な顔をしていると、それが圧みたいな感じで見える瞬間があったんですかね」と分析。「もちろんね、先輩に圧かけるなんてことはないですけど」と弁解していた。
さらに『ジャニーズカウントダウン』など、多くのジャニーズグループが一堂に会する場について「ああいう場所でみんながワイワイしている空気感、私は好きなので全然そんなことないと思います」と、楽しんでやっているという。「でも、ちゃんとしてるように見えるんでしょうね、松岡くんからしたらね」と話していた。
堂本光一、後輩との信頼関係の作り方を語る
その後、「職場で後輩に舐められてる気がする」というリスナーからのお悩みメールに対しては、「舐められてる……。何を舐められてるって感じがするのかっていうことですよね」と問題提起。「注意してもまともに聞いてもらえないなとか。そっちばかりに意識するというよりも、どっちかっていうと、ちゃんとその人たちのいいところっていうのを言葉に出して褒めるっていう、そのほうがいいんでしょうけど」と、問題点より良い部分を話すほうがいいのでは、とアドバイス。
一方、光一は「僕の場合はですけど、っていうよりもまずその人たちを、信頼をおける人なのであれば信頼して。自然とそれは向こうにも伝わることだと思うんですよね」と持論を展開。「だからそっちに目を向けたほうがいいと思う、それなりの反応が返ってくるはずなので」と、後輩の良い部分に意識を持っていくよう伝えた。
光一によると、「あえて『後輩だから注意しなきゃ』ってスタンスじゃなくて、そっちのほうに重きを置いていったほうが物事ってうまく回り始めると思いますけどね」とのこと。するとおのずと後輩と冗談を言い合っても「舐められてる」という感覚にならないといい、「お互いの信頼関係の中で生まれたそういう感覚です、っていうふうになっていくから」と、後輩との関係の築き方をアドバイス。
自身のミュージカル『Endless SHOCK』などで多くの後輩を育ててきた光一だが、「自分が先輩だから、後輩に対してこうしなきゃこうしなきゃっていう感覚をまず捨てることじゃないですかね」とそのスタンスを明かし、「先輩だろうが後輩だろうがまずその人を信頼するとこに、信頼関係を作っていくって方が大事なんじゃないですかね、と思います」と話していた。
この日の放送にネット上からは、「光一さんがいつもそうやって周りと接してるのが垣間見える。勉強になります」「MCや進行してる光一さんの仕事できる感はすごい」「光一さんみんなでワイワイしてるの大好きだよね」という声が集まっていた。