TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。7月23日の放送では、若者との“コミュニケーション術”について語る場面があった。
この日、6月18日に「増刊号」と題して生放送された3時間のスペシャル番組について、リスナーから「とても楽しく聞かせていただきました」という感想メールが到着。松岡が、ジャニーズWEST・桐山照史やHey!Say!JUMP・伊野尾慧らと食事に行ったエピソードを話していたことを受け、「若い世代とも普通に飲んで話せるってすごいなあって思いました。(中略)若い世代とうまくやるコツは?」という質問も寄せられた。
松岡自身は、「あんまりうまくやろうとかは思ってない」といい、46歳にもなると「先輩から教わるものがどんどん少なくなってくる」と説明。自分の知ってることが増え、「この年になると先輩もいろいろ教えてくれなくなる」ため、自分が知らないことは「自分より圧倒的に若い人からの情報が多くなってくる」のだとか。
興味のないことは「あ、そうなんだ」と聞き流すが、知りたいことがあるときは「たとえばうち(ジャニーズ事務所)の小僧だったり、共演者の若い人たちだったり、今だったらドラマでご一緒してる人」に積極的に声をかけると、興味深い話が聞けると語った。
また、芸能人という職種ゆえに10~20代の若い世代と絡む機会が多いことから、ラジオやテレビといったメディアでいろいろ話す際に、若い人との会話を「情報として頭に入れといたほうがいい」と思っているそう。「どこかでアンテナ張ってる気はする」「そうじゃなかったら別に、自分もそんな若い人と好んでしゃべるってことはないと思います」とも推測した。
松岡昌宏、若者と話すときに考えること
松岡は例として、「こないだ来てくれた皇輝」と、「増刊号」に出演したジャニーズJr.内グループ・少年忍者の川崎皇輝の名前を出し、「なんでそんなにみんな受け答えがうまいの?」と聞いたところ、「そういったYouTubeもあるんですよ」と、川崎からいまどきの若者は話し方などをYouTube動画で学習することがあると聞いたと明かした。
そして、「だからこの仕事してなかったら、俺も全然多分、そんなに(若い世代と)コミュニケーションとってないかもしれないですね」ともあらためて自覚した様子。自身は「古臭いタイプの人間だから、どっちかっていうと。だから、いろんな居酒屋とか飲みに行っても、圧倒的に年上としゃべってるほうが多い」ため、年下と話すことは「そんなには慣れてない」と分析した。
また、「ポンとしゃべれる子」もいれば、「本当に丁寧に接しないと、きっと拒否反応を起こしてしまう子」などとタイプもそれぞれのため、さまざまな現場で初対面の若者と話す際は、相手のキャラクターによって接し方を変えているとか。
続けて、「普通にしゃべれる子だなっていうのがあると、『〜だよね』って言い方しなくても、『全然関係ねえよ』みたいな、いつもの俺の口調でしゃべっていい子だ、みたいな(笑)」「そのへんは年をとってからのほうが考えるようになりましたね。それが年をとることなんだなって思いますし」としみじみ語った松岡。
質問を寄せたリスナーには、「無理して別にそんな(若い世代と)距離を縮める必要もないと思いますし。ただ、自分が気になったことは素直に聞いてみるってのがいいんじゃないでしょうかね」とあらためてアドバイスを送ったのだった。
この日のトークを受け、ネット上では「年をとると、“自分の知らないこと”は自ずと若い人たちのことになってくる……そうねえ」「職場でも圧倒的に年下ばかりだよ」「マボみたいに興味を持って聞いてくれると、若い人も話したくなるだろうね」といった共感の声が寄せられていた。
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