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  • 火. 5月 28th, 2024

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ぱーてぃーちゃん・信子と金子きょんちぃの“無礼芸”に考える、ギャルタレントの条件

私たちの心のどこかを刺激する有名人たちの発言――ライター・仁科友里がその“言葉”を深掘りします。

<今回の有名人>
「お前ら、もっとやったらいいのになって」ぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃ
『さんまのお笑い向上委員会』(7月15日、フジテレビ系)

 昨今、テレビの世界で、ギャルタレントは重宝されると思う。若者のはやりをつかむことに長けているし、大御所を前にしても、ひるまずズバズバ物を言うのが、痛快だと思う視聴者もいるだろう。

 しかし、一方で安易にギャルを前面に打ち出すと、芸能人としての寿命が短くなりかねない。特にぱーてぃーちゃんの信子と金子きょんちぃを見ているとそう思う。

 信子、金子きょんちぃ、すがちゃん最高NO.1のトリオであるぱーてぃーちゃん。信子ときょんちぃはギャル、すがちゃんはチャラ男キャラで、ここ最近、バラエテイ番組への露出が増加中だ。

 そんなぱーてぃーちゃんのエピソードトークは、ある程度パターン化されている。まず、すがちゃんが「怒ってもらいたいことがある」とMCに振る。内容は、大御所芸能人に対する信子の無礼だ。

 例えば、6月24日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、信子かテレビ局の喫煙室でばったり出会った初対面のモト冬樹に、タメ口で「あたしって人見知りなんだよね」と話しかけたというエピソードを披露。

 また7月4日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、信子が大ファンである女優・吉瀬美智子と共演することになり、楽屋へあいさつに出向いたところ、テンションが上がってしまった信子は、あーっと雄たけびを上げ、「んーチュッチュッチュッってやったの」と唇をとがらせたことを明かしていた。

 ちなみに、後者の番組では、MC・明石家さんまが「お前、ほんまにあかんで」と、先輩に対してそのような態度を取ることはいけないと信子をたしなめたが、当の本人は悪びれた様子もなく、「なるほどね」と言ってトークを締めていた。

 そんな無礼ぶりをネタにされる信子だが、『上田と女が吠える夜』(同)では、きょんちぃから、実は本番前に台本をものすごく読み込んでいる――つまりとても真面目なタイプであることを暴露されていた。先輩に対してタメ口をきき、失礼な態度を取ることで笑いを生むというのが、彼女たちの“持ち味”だけに、もしかしたら信子はそのキャラを維持するため、“大真面目”に無礼を働いているのかもしれない。

 信子の芸風が成り立っているのは、ハラスメントへの意識が高まる中、先輩が後輩に怒った顔を見せると、「パワハラ」と批判されかねないという世相もあるのだろう。彼女がいくら失礼な態度を取ろうが、たいていの先輩は笑って流してくれていると思う。

 しかし、信子のネタは、ギャルというより、「ただの失礼な奴」ではないだろうか。ワンパターンすぎて、見ている側もだいたい展開が読めてしまうし、このネタを振られた司会者も「お前、ほんまにあかんで」以外言いようがないので、話が広がらない。やはり、いろいろな意味で、早く飽きられてしまう気がする。

ぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃの無礼発言に堀内健らが“沈黙”するワケ

 もう一つマイナス面があるとしたら、同業の先輩からのウケが悪くなることだろう。

 7月15日放送『さんまのお笑い向上委員会』には、トリオではなく、きょんちぃが一人で出演していた。彼女は、この日のゲストであるアインシュタイン・河井ゆずるのファンで、「最近の推しがゆずるさんで、それをスタッフさんに言ったら、『あ、じゃあ、おいでおいで』(と言われた)」そうだ。

 前回の放送で、ゆずるは、エルフ・荒川ら後輩から「お笑いでなく美容に熱心すぎる」と指摘されていたが、ゆずる推しのきょんちぃは「何がいけないの?」と感じるそうだ。「40超えてきったないおじさんとかいるじゃないですか」と出演者を手で示し、「出る側の人だから、気を使っているのをすごい叩かれていて……お前ら、もっとやったらいいのになって、すごい思った」と結んだ。

 マヂカルラブリー・村上が「お前らって誰に言ってるんだ」と声を上げていた一方、陣内智則やFUJIWARA・藤本敏史、ネプチューン・堀内健など、芸歴の長い芸人ほど、ツッコまずに、ただ半笑いでいたのが印象的だった。

 本来なら、後輩芸人の発言にどんどんツッコんだほうが盛り上がるはずだが、何か言うと「礼儀にうるさい先輩」と思われかねないため、厄介ごとを避けようとして、沈黙に徹したのではないだろうか。信子然りきょんちぃ然り、この無礼芸は別分野の先輩タレントには許されるかもしれないが、ことお笑い界の先輩には、“やりづらさ”を感じさせてしまうように思う。

 そもそも、見た目以外のギャルの条件とは、一体何なのだろうか。「ギャル=タメ口、無礼」のイメージは確かに強いものの、みちょぱやゆうちゃみ、藤田ニコルなど、ブレークしたギャルタレントは、むしろ「礼儀正しい」と言われていることが多い。

 ニコルは6月22日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、かつてギャル雑誌の撮影時、ロケバスの座席に上座下座があることを知らず、つい先輩の席に座ってしまって怒られたというエピソードを披露していた。

 ニコルといえば、大衆演劇のスター・梅沢富美男に「いい子だ」とベタ褒めされていたが、若いうちに、しっかり上下関係を叩き込まれたことは、芸能界に進出した後、プラスに作用したように思う。こうやって考えていくと、タメ口や無礼はギャルの証しとは言えない気がするのだ。

 ギャルとは、ギャルらしい見た目に加え、“頭の良さ”を視聴者に感じさせる人ではないかと思う。ギャルタレントはいわゆる高学歴でないことがほとんど。漢字が読めなかったり、ことわざを知らないなど、おバカキャラ的な一面もある一方、何かについて教えると、一番大切な部分を一瞬で理解できる力を持っているように感じる。彼女たちが「礼儀正しい」と評されるのは、「この場では礼儀正しさが求められる」ということを敏感に察し、すぐさま実行に移せるからではないか。ギャルタレントはそういった“感性”で勝負するものだと思う。

 信子ときょんちぃは、共に30歳前後と、年齢的にもギャルを標榜していくのはキツくなっていくだろう。人気があるうちに、次の手を見つけたほういい。おせっかいながら、そんなことを思ったりした。


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By Admin