――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説
編集G 学生たちは夏休みに突入したね。お子さんのいるご家庭は、朝食を食べさせたと思ったらすぐに昼食の時間になって、一息ついたかと思えばあっという間に夕食の準備をしなきゃいけないっていう大変な時期でもある。
しいちゃん そうそう、2020年に東出昌大と離婚して、現在はフランス在住の杏が、7月15日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に出演して子育てについて語ってたよ。3人の子どもを持つ彼女は、「私自身の力でなんとかしているのではなくて、いろんな人を頼りに頼って、のたうち回っていろんな人にすがって生きている」そう。「『3人子どもがいてすごいね』とたまに言っていただくこともあるんですけど、お母さん、人の手を頼りましょう。私は一人では子育てしていません。できません。無理です。これは声を大にして言いたいです」とも主張してた。フランスでは、ベビーシッターに頼ることは当たり前なんだって。
編集G 杏は「一人で頑張ろうとせずに、周囲にサポートしてもらおう」と発信しただけだと思うけど、芸能家庭と一般家庭では経済状況も違うし、ネット上では「芸能人はお金があるからベビーシッターを頼める」「一般家庭では家計的に厳しい」と批判する声は多い。やっぱり、“理想論”のように聞こえちゃうのかもね。とはいえ、「杏さんの言葉に救われました」「日本のお母さんは頑張りすぎ」「ベビーシッターや家事代行がもっと利用しやすくなるといい」と、杏の意見に賛同してる人はもちろんいるよ。
しいちゃん 頑張りすぎといえば、小倉優子がその例じゃない? 彼女は7月20日、自身の公式YouTubeチャンネルに「【語る】カナダからシングルマザーとしての気持ち」という動画をアップ。7月上旬、11歳の長男と一緒にカナダに行き、学校を見学したんだって。インスタグラムにもカヌーなどを楽しむ写真を投稿してるんだけど、「キラキラした写真を載せちゃって。旅行がメインじゃなかったんですけど、学校見学の様子は(インスタに)アップできなかったから楽しそうな部分だけアップしちゃった」「そうしたら、私も大学とかあるし、『どうなってるの?』みたいなコメントもいただいて。だから消しちゃったんですよ。あんまりよくなかったかな、ああいう写真は、と思って」と反省してた。
編集G ゆうこりんって、4月から白百合女子大学に通っているんでしょ? 子育てと仕事、学業の3つをこなすのはとても大変だろうし、世間からも応援の声が多いイメージだったから、批判コメントが届いたことにビックリ。私は、海外の学校を視察しに行くなんて、子どものことを思っていろんな選択肢を考えてあげているんだなって感心したけどなぁ。
しいちゃん 小倉は「常にジャッジをされながら生きているような、そんな気持ちが、シングルマザーになってからするんですよ」「離婚して、大人の都合で子どもたちを振り回したとか。本当だったら夫婦仲良く、パパとママが仲良く過ごせるのが一番なんだけど、それができなくて離婚して。なのに私が『楽しいです』とか『幸せです』みたいなことを言うことがよくないんじゃないかみたいな」と、本音を語ってた。
編集G 離婚したという負い目を感じてるのか。表に立つ仕事をしていると、余計にいろんな声が耳に入ってくるもんね。SNSの更新も仕事の一環なんだろうけど、周りの批判が気になるなら無理はせずに、一度離れてみることをおすすめしたいよ。
しいちゃん 元タレントで、現在はクリエイターとして活動しているおかもとまりは、7月12日放送の『恋するアテンダー』(テレビ朝日系)に出演し、「息子が小学生になってから、男の子を大浴場に連れていけない。温泉に行くたびに『パパほしいな』って思う。大浴場に行けないから、高い部屋になっちゃう」と発言してた。
編集G おかもとはそれ以前にもTwitterで、息子と旅行に行った際、一緒に大浴場に入れなかったと発言して炎上していたよね。まぁ小学生の男児が女湯に入ってきたら嫌だという人は多いと思うわ。
しいちゃん そうそう。それでおかもとは、あらめて7月21日に公式Twitterで説明したってワケ。それぞれツイートはすでに削除されているんだけど、彼女は「私はシンママだと旅行(大浴場)の際に、子供が異性の場合7歳以上だと混浴できない=家族風呂のある旅館(数が少ない)、部屋に温泉がついてる旅館(価格が高い)、だから大変だよね。ってことでtweetしました」(原文ママ、以下同)と主張。さらに、「私は7歳までという国のルールを守ってるし、高い露天風呂付きの部屋を予約しました」とアピールした上で、「ただ、息子は広い大浴場に入れると思い、ワクワクと楽しみにしていました。息子に理解させる為に【やっぱりダメなんだよ】とルールを旅館さんに確認し、息子を納得させました」と事の経緯を説明してた。「私は有難いことに、気楽に旅行に連れていける収入が何とかあります。しかし、シンママの中では養育費すら貰えず、収入に苦しむ人が多くいます。金銭的にきついシンママでも、大切な子供との旅行を負担なく連れていってあげるには行政のサポートが絶対必要だなと思っています」とも持論を展開してるよ。
編集G 別に「小学生の男児を女湯に入れさせて」と言ってるわけじゃなくて、「シンママにはこういう苦労があるよ」っていう話をしてただけってことね。息子だって小学生にもなると、女湯に入りたくないって思うだろうし、やっぱりこのケースだと、家族風呂がある宿や、部屋にお風呂がついている宿を予約するしかないと思うわ。まぁ旅行の話は一旦置いておいて、ひとり親家庭に行政のサポートが必要というのはその通りだとは思う。支援が広がるきっかけになるかもしれないし、影響力のある著名人にはもっと声を上げてもらいたいな。
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