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『真夏のシンデレラ』神尾楓珠のキスにブーイング! 『トリリオンゲーム』は目黒蓮のオタ芸に称賛多数

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間7月17日~23日)。

 以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『どうする家康』(NHK)第28回 5万2,397ツイート

 最も視聴熱が高かったのは、7月23日に放送された嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第28回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。

 この回の放送中、Twitter上では織田信長(岡田准一)の明智光秀(酒向芳)への態度に関する感想が続出。本能寺の変は通説通り、光秀の怨恨によるものであったのに加え、信長は家康が自身を討ちに来ると思っていたものの、実際に来たのは光秀であったことを知ると、露骨に落胆する様子が描かれ、「信長にがっかりされる明智がかわいそう」「光秀が徹底的に小物に描かれてるよね、この作品」など、明智光秀に同情する視聴者が多かったようだ。

 そんな第28回は、信長を討つ決意を固めた家康だったが、偶然再会した信長の妹・お市(北川景子)から、信長にとって家康は唯一の友であると断言される。その後、本能寺の変が勃発したことを知らされ動揺する……という内容だった。

2位:『VIVANT』(TBS系) 第2話 4万2,021ツイート

 2位は、7月23日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』第2話だった。『半沢直樹』や『下町ロケット』、『陸王』『ドラゴン桜』など多くのヒット作を手掛けた福澤克雄氏による完全オリジナルストーリー。

 第2話の放送中、Twitter上ではバルカ警察の警察官・チンギス(Barslkhagva Batbold)の“キャラ”に関する声が多く出ていた。爆破事件の主犯とされてしまった主人公・乃木憂助(堺)を、鬼の形相で執拗に追跡するチンギス。そんな中、捜査のために訪れた病院で看護師とぶつかってしまい、彼女が落とした点滴を拾い上げ「大丈夫?」と心配するシーンが。チンギスの優しい一面に、「味があるキャラで推せる」「敵と見せかけて、後半で仲間になってくれそうなキャラ」など好意的な声が寄せられていた。

 そんな第2話は、公安警察の野崎守(阿部寛)らの協力で辛くも日本大使館に逃れた乃木だったが、大使の裏切りにより再びバルカ共和国の警察に追われることに。国外に脱出するため「死の砂漠」と呼ばれるアド砂漠を渡ることを決意する……という内容だった。

3位:『トリリオンゲーム』(TBS系)第2話 3万6,420ツイート

 第3位は、7月21日に放送されたSnow Man・目黒蓮主演の『トリリオンゲーム』第2話がランクイン。「ビッグコミックスペリオール」(小学館)に連載中の同名漫画(原作・稲垣理一郎氏 作画・池上遼一氏)が原作で、コミュニケーション能力あふれる“世界一のワガママ男”こと天王寺陽(ハル・目黒)が、高いIT技術を持つ同級生の平学(ガク・佐野勇斗)とタッグを組み、1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業を目指すというストーリーだ。

 この回の放送中、Twitter上の視聴者らは、SNSでの知名度アップを図るため女性アイドルグループ・でんぱ組のライブに訪れたハルが、いわゆる“オタ芸”と呼ばれるダンスをノリノリで踊るシーンに反応。「オタ芸のキレがありすぎて笑った」「トップアイドルが行うオタ芸、衝撃的だった」「さすが日頃から踊ってるだけある」など、目黒のオタ芸を褒める声が多く出た。

 そんな第2話で、敏腕投資家・祁答院一輝(吉川晃司)から投資を受けることになったハルとガクは、「1カ月で300万円を稼ぐ」と約束。会社の人材を募集する2人だったが、そこで採用した堅物の女子大学生・高橋凛々(福本莉子)を入社1日目にして社長に任命し、AIを用いたオンラインショップを開業する……という内容だった。

4位:『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)第2話 2万6,728ツイート

 第4位は、7月17日に放送された森七菜と間宮祥太朗のダブル主演のドラマ『真夏のシンデレラ』第2話。真夏の海を舞台に、男女8人の恋の行方を描く王道青春ラブストーリーだ。

 この回の放送中、Twitter上の視聴者からは、牧野匠(神尾楓珠)が幼馴染の蒼井夏海(森)に唐突キスをするシーンに“ブーイング”が続出した。第1話では、夏海からの恋心を「女性として見られない」と拒否した匠。しかし第2話で、意中の女性に袖にされ、落ち込んでいたところを夏海に励まされると突然キスをしてしまうという展開に、「女として見れないって言ったのにキスしちゃダメでしょ」「今のところ、最低な男だよ」「振り回される夏海がかわいそう」といった辛辣な意見が寄せられた。

 そんな第2話は、夏海が匠に誘われ夏祭りに出かけるも、途中で、恩師であり匠が思いを寄せる長谷川佳奈(桜井ユキ)と彼女の夫に遭遇。その後、匠は夏海を置き去りにし佳奈に好意を伝えるも、「気持ちに応えられない」と告げられてしまう。一方、親友の滝川愛梨(吉川愛)らと合流した夏海だったが、偶然通りかかった愛梨の元カレと揉めてしまい……という内容だった。

5位:『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)第2話 1万4,755ツイート

 そして第5位は、7月19日に放送された赤楚衛二主演のドラマ『こっち向いてよ向井くん』第2話だった。ねむようこ氏の同名漫画(祥伝社)を原作として、仕事もできて性格もよく、周囲の人間に好かれているものの、10年間も恋人がいない“恋愛迷子”の男性・向井悟(赤楚)の恋を描く本作。

 この回の放送中、Twitter上では向井の妹・武田麻美(藤原さくら)が放ったセリフに共感する声が続出。麻美がエステの案内を見ていると、夫の元気(岡山天音)から「もう結婚したんだし」とエステに行く必要がないと言われてしまう。それを受け麻美は母・公子(財前直見)に、「私は自分が着たい服を着たいし、自分の満足のためにエステに行く」との思いを吐露し、視聴者からは「まったくその通り!」「モテたいからとかじゃなくて、自分がハッピーでいたいからエステに行くんだよね」などの声が上がっていた。

 そんな第2話は、元気の経営するスパイス&バーで働くアルバイト・羽鳥アン(久間田琳加)から突然キスをされた向井は、周囲の制止も聞かずに、彼女を好きになろうと突っ走る。一方、元気の店の常連で、向井の恋愛相談を受ける女性・坂井戸洸稀(波瑠)もまた、同僚・環田和哉(市原隼人)との関係に悩んでおり……という内容だった。

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