5月23日から永瀬廉と高橋海人による2人体制となったKing&Prince(以下、キンプリ)が、8月14日放送の音楽番組『CDTVライブ!ライブ!! 真夏の4時間半スペシャル』(TBS系/以下、『CDTVライブ!』)に出演する。自身のヒット曲「ichiban」を披露することが予告され、ネット上で物議を醸しているようだ。
キンプリが同番組で披露する楽曲は、2人体制初のシングル曲「なにもの」と、今月16日に発売を控えるアルバム『ピース』のリード曲「My Love Song」、そして昨年6月リリースのアルバム収録曲「ichiban」の3曲だという。
「『ichiban』は、ラッパーのKREVAが作詞・作曲を手がけた和テイストのサウンドと、世界的ダンサー・RIEHATAが振り付けした激しいダンスパフォーマンスが話題となり、昨年にはTikTokで大バズリ。今回の『CDTVライブ!』にはKREVAも出演するため、キンプリファンからは『コラボしてほしい』と期待する声も上がっています」(芸能記者)
永瀬廉、5人時代の曲は「このタイミングでやらなかったら逆にやりづらくなる」
なお、7月2日に開催されたファンミーティングで、キンプリは「Lovin' you」「koi-wazurai」といった5人時代の楽曲を披露。
このイベント後の取材会で、永瀬は5人時代の楽曲について「このタイミングでやらなかったら逆にやりづらくなる」「いつかは上書きをしないといけない」と語り、「5人のKing&Princeが歩んできた歴史も背負いながら活動していく」と決意表明していた。
「『ichiban』を2人体制で披露するのは、『CDTVライブ!』が初めて。ネット上では『ichibanはキンプリの宝物みたいな曲。封印せず、歌い継いでくれる決断をしてくれてうれしい!』と好意的な声が目立つ一方で、『(平野)紫耀くんのいないichibanなんて最低! 1番歌ってほしくない』と拒否反応を示すファンも少なくありません」(同)
キンプリ、『Mステ』の「彩り」に「音痴」と酷評も……
一部のファンが難色を示すのは、「ichiban」に“平野の曲”というイメージが定着しているためだろう。
というのも、同曲が収録されたアルバム『Made in』のプロモーションで、平野は「僕がKREVAさんのことが大好きで、今回の目指す楽曲イメージにぴったりだと思ったので、みんなに相談して、それが叶いました」と楽曲誕生の経緯を語っていたのだ。
一方、「ichiban」に限らず、5人時代の楽曲を2人で披露することについて、「パワーダウンしたパフォーマンスを見るのはつらい……」と悲痛の声を上げるファンも少なくない。
「キンプリは今月4日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際、5人時代の楽曲『彩り』を生歌で披露。多くのファンを喜ばせた一方で、歌唱力の高い岸優太、平野が抜けてしまったせいもあってか、視聴者から『音痴だね』との指摘が続出してしまったんです。ダンススキルに定評のある高橋が残っているとはいえ、やはり5人用に制作された楽曲を2人で披露するのは、どうしても寂しい印象が漂ってしまう。5人時代と比べられることをわかりながら披露する永瀬と高橋は、精神的につらいでしょうね」(同)
現在、5人時代の楽曲を積極的にテレビで披露しているキンプリ。2人での「ichiban」は、視聴者を魅了できるだろうか。