KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)。8月7日深夜の放送では、7月16日、17日に大阪・京セラドーム大阪で行われたジャニーズJr.による公演『ALL Johnnys'Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』について堂本光一が言及した。
この公演はKAT-TUNの亀梨和也が演出を担当。その中で、光一のソロ曲である「月夜ノ物語」や、KinKi Kidsの名曲「愛のかたまり」が一部コントのように使用され、さらには光一の音声で「僕たちが作った大切な曲をまさかふざけてやらないですよね?」というツッコミが入る場面があった。
このことについてリスナーからメールが寄せられると、光一は舞台裏に言及。「『愛のかたまり』に関してね、相談がありました」と亀梨から事前に相談を受けていたそうで、亀梨的に同曲が披露された一幕は「後輩くんたちにやりたいことをやらせてあげよう」という思いだったという。
ところが、コントのようなものが上がってきたため、亀梨から「光一くん、こういうふうに彼らが考えてきたんですけど、これ、どうですかね?」と連絡が来たとのこと。光一は「亀としてはまあ、ちょっとやっぱり不安になる……。不安になるっていうかね、『愛のかたまり』を使ってギャグしてるから失礼にならないか、ということを亀は不安に思ったんだろうね」とその心中を察したよう。
一方、光一は「俺的には、亀的にも彼らが考えたことなので、なるべくならやらせてあげたいと思うんですけど」と伝えたそう。さらに「俺的には例えばそこで全然俺らの曲をどう使ってもらうのも全然構わない」としつつも、「ただギャグで終わるだけじゃなくて最後に何かこう曲の中でギャグをやったけど、最後の最後はちゃんとサビだけでもワンコーラスでもどっちでもいいけど、最後の最後はしっかり歌ってカッコよく締めてっていう感じにすればいいんじゃない? っていうふうに言いました」と報告。
そこで、亀梨から「コメントいただけませんか」と依頼されたと明かし、光一は「なるほどね、って。その茶番に付き合いつつコメントして、『ヤバい……』って感じになって、ちゃんとやるって流れにしたみたいですね、最終的にはね」と、光一のコメントにより、後輩たちが慌てて謝るという流れを亀梨が作ったと明かした。
自身も後輩たちを率いてミュージカルなどの演出をしている光一だが、「亀も大変そうでした。あの人数をまとめるのはね、大変だと思いますけど」と亀梨の苦労を労わりつつ、「月夜ノ物語」も歌唱したことに触れ、「ありがとうございます、皆さん頑張っていただきたいと思います」とエールを送っていた。
この日の放送にネット上からは、「先輩みんなで後輩のために協力してるんだね」「後輩くんの希望を失礼のないように成立させる亀梨くんと光一さん。素敵な先輩たちだなぁ」「演出が亀ちゃんで光一くんに相談する亀ちゃんエモい」という声が上がっていた。