NEWS・増田貴久がパーソナリティを務めるラジオ番組『増田貴久 MASTER HITS』(bayfm)。8月6日放送回には、かつてジャニーズJr.内ユニット・MADEのメンバーとして活動し、現在は個人で俳優業を行っている後輩・冨岡健翔がゲスト出演した。
今回、冨岡は出演舞台『いいね!光源氏くん』(8月12~19日まで東京・三越劇場で上演)の宣伝も兼ねてラジオに登場。番組にやって来たのは約5年ぶりで、前回はバックダンサーとして参加したNEWSのツアー『NEWS ARENA TOUR 2018 EPCOTIA』の期間中だったとか。増田が「俺ら(メンバーが)4人いた時だよね」と、手越祐也が在籍していた時代だと振り返ると、冨岡も「まだ僕も4人でやってた時なんで……」「今は一人でやってます」と気まずそうに答えた。
冨岡は、今年9月でジャニーズ事務所入所22年を迎えるベテランだが、現在も肩書は「ジャニーズJr.」とのこと。以前は4人組グループ・MADEに所属し、NEWSのバックなどを経験。しかし、ユニットは2020年1月31日をもって解散し、メンバーの秋山大河は31日付でジャニーズを退所。冨岡、稲葉光、福士申樹は事務所に残留した。
その後、21年1月末に稲葉、同年4月末に福士(現在は「フクシノブキ」の名で芸能活動中)も事務所を去った。
MADEの中で唯一、ジャニーズに残った冨岡は、舞台を中心に活動中。現在31歳だが、増田に「ジャニーズで言うと、誰世代になるの?」と聞かれると、「Snow Manが同い年になりますね。同期は薮くん(Hey!Say!JUMPの薮宏太)と伊野尾(慧)ちゃんになるんですけど」「僕は9歳で入っちゃったので、ほとんどの人が同期だけど、みんな年齢が上っていう形だったので。で、やっと年齢同じのが3~4年後に(入所して)Snow Man、今。それこそ深澤(辰哉)とか」と、説明した。
これに増田が「深澤とかと年齢一緒で、(冨岡のほうが)めちゃめちゃ先輩ってこと? じゃああれだ。事務所とかだったら、Snow Manが一番もうバチバチ(の関係)だ?」と斬り込んだところ、冨岡は「バチバチではないです!」と即否定。
続けて、「バチバチではないですよ。今でも会うと『久しぶりー』ってなりますけど。でも、年(に)1回会えばいいほうなので。普段、そんなに連絡もとるわけじゃないから……。バチバチではないです(笑)。なんか、懐かしい感じになりますね」と、深澤らとのエピソードを明かした。
NEWS・増田貴久、ジャニーズJr.・冨岡健翔が明かした「理不尽な時期」
また、同期の薮について、「入ってからすぐYa-Ya-yah(かつて存在したユニット)とか、いわゆるフロントに立っていた人だったから」と目立つ存在だったと冨岡が述べると、増田は「だって俺も、もはや薮の後ろで踊ってた」と回顧。
当時を思い返した増田は、ある曲で「振付師の人にさ、『お前、カニみたいだな』と言われて、俺。もう5年ぐらい引きずってた。めちゃめちゃ引きずってた。心の中で『はぁ?』と思って」と苦い思い出を告白。冨岡も「若干、理不尽な時期ありましたよね、なんか。懐かしいな」と共感していたのだった。
そのほか、番組内では冨岡が立教大学をストレートで卒業していることに言及。増田は「頭いいもんね」と感心しつつ、「NEWSのコンサートでMC、ちょっと出てきてくれたりとかして。ほかの3人はやっぱりちょっとポンコツだったもんね。トークとか本当なんか、『どーも』みたいな」と、愚痴をポロリ。
さらに「まっすーよりバカ出てこられても困るんだよ! まっすーよりバカ出てこられたら、まっすーが薄れるからさ。まっすーちゃんとしちゃって、まっすーの良さ薄れちゃってみたいな」と自身のキャラ的にも困ったと話し、「健翔だけちゃんとね。健翔だけがちゃんと仕切って」と振り返っていた。
数年越しに増田の気持ちを知り、「すみません、その節は……」と、タジタジになっていた冨岡。今後もMADE時代の経験を生かし、さまざまな仕事を展開していってほしいものだ。