――調味料ソムリエ/野菜ソムリエでカレーマイスターのMICHIKOさんが、ダイエットに適した食材を調味料でおいしくアレンジするレシピを紹介します。今回は、夏にこそ食べたいドレッシングを紹介!
MCTオイル(中鎖脂肪酸油)とは? ダイエットもサポート
歴の上では立秋ですが、灼熱の太陽が降り注ぐ夏、疲れが抜けずに食欲も落ち、暑さで夜も睡眠がとれず、夏バテの症状が出ていませんか?
そんな時は、夏野菜とMCTオイル入りのドレッシングソースを使った“バランスの良い食事”を食べて、残りの夏を健やかに過ごしませんか? MCTドレッシングソースは「機能性表示食品」です。機能性表示食品とは、安全性や体にうれしい機能が販売者によって確認されている商品のことで、選ぶ時に目安になりますね。
配合されている「MCTオイル(中鎖脂肪酸油)」は、一般的な植物油と比べて、消化や吸収がよく、エネルギーになりやすい、特に体脂肪やウエスト周囲径を減らす、という特長を持っています。けれど、体に良いとわかっていても、オイルそのものはなかなか使いにくいものです。
その点、ドレッシングなら味わいもしっかりあり、サラダや冷奴など、お好きなものにサッとかけるだけで使えるのが魅力!
MCTドレッシングソース「ごま&ナッツ」疲労回復とダイエットも期待
「ごま&ナッツ」の味わいは、具材に絡みやすい乳化タイプで、香ばしいごまとアーモンドの風味が広がる、濃厚なドレッシングソースです。ごまは健康によいといわれ、リノール酸やオレイン酸、抗酸化成分のゴマリグナンやビタミンE、疲労回復に役立つビタミンB1も摂れます。
ナッツは、食物繊維が豊富なので、少量でも満腹感が得られて腹持ちが良いというメリットがありダイエットをサポートしてくれます。ダイエット目的なら、1日当たりの摂取目安量は1人大さじ1。
ダイエットに良さそうだからと大量に摂るとおなかがゆるくなることがあるので使う量は守りましょう。また、MCTオイル入りなので、生食だけで加熱用の調味料としては使えません。開封後は冷蔵庫に保存し、1カ月以内に召し上がりましょう。
残暑は続きそうです。ビタミンCたっぷりの夏野菜入りのご飯を食べて、元気に秋を迎えましょう!
*MCTドレッシングソース(ごま&ナッツ)を使った料理は、1日1皿までに!
おすすめレシピ:夏野菜と厚揚げの和風サラダ
・材料を切って、混ぜるだけ!
・ゴーヤの苦みをとうもろこしの甘みがマイルドに!
・かつお節の風味とごまの風味が効いているので、和風の味わいに!
材料 | (2人前) |
とうもろこし(ゆで) | 1/4本(50g) |
ゴーヤ | 1/4本(50g) |
厚揚げ | 1個 |
かつおぶし | 適量 |
A:MCTドレッシングソース(ごま&ナッツ) | 大さじ2 |
【作り方】
(1)とうもろこしは、芯と実の間に包丁を入れて実を削るようにはずす。ゴーヤは縦半分に切ってワタと種を除き、薄切りにする。厚揚げはキッチンペーパーで表面の油を軽く拭き取り、縦半分に切ってから1cm幅に切る。
(2)器に1とAを入れて混ぜ、かつおぶしをトッピングする。
*厚揚げはサッと下茹ですると、カロリーカットにも。
おすすめレシピ:夏野菜と豚肉のおかずサラダ
・豚肉とニラは最強の疲労回復コンビ!
・サッと炒めて、味付けはドレッシングソースだけ!
材料 | (2人分) |
豚小間切れ肉 | 100g |
なす | 1本 |
にら | 1/3束 |
オリーブ油 | 大さじ1 |
A:MCTドレッシングソース(ごま&ナッツ) | 大さじ2 |
【作り方】
(1)なすは1cm幅の半月切り、にらは長さ4cmに切る。
(2)フライパンにオリーブ油を熱して豚肉となすを炒め、豚肉に火が通れば、にらを入れてサッと炒め合わせる。
(3)器に盛り、Aを加えて混ぜ合わせる。
*MCT入りのドレッシングソースは煮込んだりするのには向きません。
器に盛ってから、サッと混ぜ合わせるのがコツ!
*なすは切ったら、すぐに調理しましょう。
おすすめレシピ:夏野菜と鮭のそうめんサラダ
・ドレッシングにめんつゆを加えるだけで、ごま風味のつけだれに!
・夏野菜とタンパク質の鮭缶を加えて!
材料 | (2人分) |
そうめん | 3ワ(150g) |
鮭(缶詰) | 1缶(90g) |
ズッキーニ(緑) | 4cm |
トマト(中) | 1個 |
みょうが | 1個 |
大葉 | 2枚 |
A:MCTドレッシングソース(ごま&ナッツ) | 大さじ2 |
A:めんつゆ(ストレート) | 大さじ4 |
【作り方】
(1)ズッキーニは太目の千切り、トマトは薄めのくし形切り、みょうと大葉は千切りにする。
(2)そうめんはたっぷりの湯で袋の表示どおりにゆで、冷水にとってざるに上げ、水けをよくきる。
(3)器に、そうめんと1、水気を切ってほぐした鮭を彩りよくのせる。
(4)混ぜ合わせた(A)を添える。
*鮭缶だけでなく、ツナ缶やサラダチキンなども◎。