8月14日午後9時から第6話が放送される月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。世帯平均視聴率は5~6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調だが、ネット上では異様な盛り上がりを見せている。
同ドラマは、神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇で、森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務めるほか、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司らが出演。
月9枠で恋愛が題材となるのは、17年1月期の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』以来とあって、放送前から期待の声が高まっていたものの、初回から、湘南に暮らす女性キャストの不自然な“美白ぶり”にツッコミが続出した。
「さらに第3話でも、東京で大事なプレゼンを控えていたはずの健人(間宮)が、湘南で大雨が降っていることを知り、夏海(森)を心配するあまり、仕事を放り出してずぶ濡れの状態で同地に姿を現すシーンが登場。ネット上では『東京から湘南まで一瞬でワープしてきたみたいに見えた(笑)』『もはやコント』と盛り上がっていました」(芸能ライター)
『真夏のシンデレラ』、娘の妊娠を部外者の前でする両親が登場
また、今月7日放送の第5話では、夏海の弟で高校生の海斗(大西利空)の恋人・秋香(平澤宏々路)の妊娠が発覚。秋香の両親が血相を変えて夏海の家に乗り込んでくる様子が描かれた。
秋香の両親は海斗の家族を責め立て、偶然その場に居合わせた健人からの「それは違うと思います」という言葉に、「部外者は黙ってて!」「これはうちと海斗くんの問題なんだよ。君には関係ない」と猛反論していたが……。
「“部外者”である健人の目の前で、平気で娘の妊娠話をする秋香の両親が『ヤバすぎる』とネット上で話題に。このように、思わず『この人は一体何を考えてるの?』と言いたくなるような少々雑な人物描写が目立つ同作ですが、この大味の脚本こそが、今日の盛り上がりにつながっているのでしょう」(同)
すっかり“ツッコミドラマ”のイメージが定着している同作。一方で“胸キュン要素”への評価も決して低くはない。回を追うごとに少しずつ進展していく健人と夏海の関係に、「この2人のキラキラ感がたまらない!」と喜ぶ視聴者も多い。
「視聴者の“ツッコミたい欲”と“胸キュン欲”の両方満たしてくれると評判の同作ですが、世帯平均視聴率は最新話で自己最低の5.2%まで落ち込むなど、月9枠としては低調。各局が『数字が取れないから』と近年敬遠しているベタなラブストーリーで勝負するのは、やはり無謀だったのでしょうか」(同)
ある意味、話題沸騰といえる『真夏のシンデレラ』。俳優陣は、一体どんな思いでそれぞれの役を演じているのだろうか。
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