嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。8月13日放送回では、二宮が番組の構成に言及する一幕があった。
きっかけとなったのは、リスナーから送られてきた「先日『BAY STORM』が終わったあとラジオをつけていたら増田さんのラジオが流れてきたので聞いてみました」というメール。
もちろん、これはNEWS・増田貴久のラジオ番組『増田貴久 MASTER HITS』(同)のことだが、二宮は「増田さん……? 増田さんって方がやってるんですね。『ますだ』さんで合ってるのかな。呼び方は」などとすっとぼけていた。
このリスナーによると、増田の番組冒頭は台本通りに進行していたとのこと。「ラジオにも台本があるんだなと思いました。『BAY STORM』にも台本はあるんでしょうか」とつづられていた。
二宮は「冒頭でしっかり台本通りの進行をしていて……って、なんでわかったの? この増田さんって方のラジオは台本が送られてきてオンエアが始まるってこと?」とふざけつつも、「言ったのかな、自分が。自虐じゃないけど、つかみがほしくて言ったのかな?」と自ら番組内で言及したのではと邪推。
一方、二宮は自身の番組について「僕らは本当にね、これでもかっていうくらい打ち合わせして、台本作り上げてますもんね」ときっぱり。番組ディレクターもこの二宮の冗談に乗っかり、「僕らがこうやって勝手にしゃべってるように思われるじゃないですかね。この番組こんな感じで聞かれてますけど、一語一句(台本通り)」と応じていた。
さらに二宮は「アフレコもしてますもんね! あそこの語尾が間違えてたって言って」と増長。また、先週放送回では曲が通常と異なり1曲だったことに触れ、「あれも2週間くらい(前)から言ってましたもんね。『この週はあえて構成を変える』って言って」と話すと、番組ディレクターも「会議3時間くらいやって……」と笑いながら応えた。
また二宮は「オープニングでいっぱいしゃべって、『1曲にします』みたいな体でいこうってことだよね」と、あたかもその場で決めてるように作っていると豪語。「われわれ一流ですから、エンターテインメントとしては」と、番組はアドリブ禁止とも話し、「僕も選んでいるようで選んでいないです、曲も。メールも僕が作るときもありますし」とまで言い出した。
さすがにここまでくると、ディレクターから「それはだめです」と制止が入ったが、しかし二宮は止まらず、「作り上げられた中で、実はこんなにゆるくやってたんだって。相当台本も何稿も書いてますもんね」と言い、「それが伝わってない感じでやれてるのがうれしくはありますよね」と楽しそうに話していた。
なお、実際には番組の長さや演者によって台本の密度は決まるとのことだった。
この日の放送にネット上からは、「今回のコントも最高」「一言一句台本通りしっかりやって、アフレコまでしっかりやってるベイストとかめちゃくちゃ怖いからやめて」「ツッコミ不在でどうなるかと思いました」という声が集まっていた。