中居正広がMCを務めるバラエティ『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系、8月11日放送)に、20th Century(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)がゲスト出演。4人で初めての“サシ飲みトーク”を行い、貴重なエピソードが飛び出した。そんな中、一部視聴者の間ではV6解散後の事務所の対応について、疑問の声が漏れたという。
V6は、2021年11月1日をもって解散。ツアーの最終公演をもって26年の歴史に幕を閉じ、メンバーの森田剛は同日付でジャニーズ事務所を退所した。一方、21年3月にジャニーズサイドがグループの解散を発表した際、「V6のグループ内ユニット20th Centuryは存続する」(原文ママ、以下同)と報告。現在までに、20th Century(以下、トニセン)は3人で音楽活動などを行っている。
一方、今回の番組では、トニセンの今後について語る中で、中居が「トニセン解散ってこともあるのか」と発言。これを受けて、坂本は「それも、V6が解散した時に『うちらどうしようか?』っていう会話をしてない。実は」「『トニセンとしてどうしようか』っていう会話もしてなくて。で、『解散、V6はします、トニセンとしては活動をいたします』っていうのをニュースかなんかで見たんだよね?」と意外な事実を明かした。
続けて井ノ原は、「事務所のなんか、文面で知って。『そうなの? 誰かやるって言ったの?』って確認したら、『言ってない』って。たぶん事務所は『どうせあの人たちやるでしょ』みたいな感じだったと思う」とコメント。中居が「会社は臆測でリリースしたの?」と驚くと、長野は「本人確認がない(まま発表された)」と笑った。
しかし、「やらない雰囲気はなかったからね」(坂本)「やめる理由がないから……」(井ノ原)と、当人たちもトニセンの活動は継続するつもりだった様子。事務所のリリースをきっかけに初めて話し合いの場を持ち、「じゃあ、やろうか」という結論に至ったそうだ。
このトークに対し、ネット上では一部視聴者から「トニセン存続、勝手にリリースされてたの? 本人たちの意思は聞かないの?」「V6レベルでもいろいろなことを勝手に事務所が決めているんだ」と驚く声が上がったほか、「本人たちの許可なくリリースしたのは怖すぎる」「普通の会社なら大問題になる」と否定的な声も寄せられた。
20th Century、喫茶店開店で事務所の対応に納得の声も……
そんな中、放送2日後の13日には、トニセンの新たな動きが明らかに。彼らは今年11月1日に「喫茶二十世紀(きっさにじゅっせいき)」を東京・渋谷区の神宮前にオープンするという。8月13日配信の「ORICON NEWS」の記事によれば、「3人は小さな頃から身近な存在で、どこか居心地のよい喫茶店が少しずつ減ってきている現状を寂しく思い、そんな喫茶文化を絶えず未来に残していきたいという思いに駆られ、2021年の夏から約2年の歳月をかけて準備をしてきた」とのこと。
21年の夏といえば、すでにV6の解散を報告している段階だ。SNS上のファンの書き込みによると、トニセンのファンクラブが開設された21年11月初旬、ファンクラブ会員のもとには「喫茶 トニセン」というロゴが入ったグラスが届いていたとか。
こうした経緯もあり、「喫茶トニセンのグラスは、伏線だったんだ……」「ファンクラブ開設前から『喫茶二十世紀』のプロジェクトが始まっているのなら、そりゃ事務所はトニセン継続のリリースをするよね」「事務所がトニセン継続の本人確認をしなかったのも納得」といった声が出ている。
なお、21年の夏からトニセンが喫茶店準備を始めていたという情報を受け、「3月にV6の解散とトニセン継続の発表があって、その後に喫茶店のプロジェクトが動き始めたってこと?」との邪推も。事務所側がユニット活動継続を決めたことで、喫茶店等の活動が決定していたようにもとらえられるため、ファンからは懐疑的な意見も見受けられた。
いずれにせよ、トニセンの3人には、今後もファンを喜ばせるような活動を展開していってほしいものだ。