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  • 火. 5月 21st, 2024

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明日あなたが被害にあうかもしれない

闇金社長が暴露! 悲惨な末路を辿った名優、テレビから消えたワイドショー司会者とは?

闇金社長が暴露! 悲惨な末路を辿った名優、テレビから消えたワイドショー司会者とは?

 こんにちは、元闇金事務員、自称「元闇金おばさん」のるり子です。

 平成初期。この会社に就職してから、さまざまな社会の闇を目の当たりにしました。一番初めに驚かされたのは、信用情報端末の存在です。名前と生年月日を入れるだけで、他社からの借入状況や取引情報が瞬時に開示されるもので、延滞はもちろん貸倒れや法的処置などのブラック情報も併せて入手することができました。いわゆるブラックリストの正体を知った時には、誰に対してかはわかりませんが、得体の知れない優越感を覚えたことを思い出します。

 また、暴力団系闇金業者からの要請に応じて、彼らのところに申し込みのあった客の信用情報も照会していました。もちろん禁止行為ではありますが、占有現場の留守番をお願いするなど、関わりが深い親分さんの頼みを断われるわけもなく、要請に応じることで歓心を得ていたのでしょう。

 いまであれば大問題になるような話ですが、まだ個人情報保護法が成立していなかった時期の話なので、情報機関から注意されることすらありませんでした。振り返れば、いかにも平成初期らしい話だと、その意識の低さに苦笑するばかりです。

 今回は、当時の忘年会で偶然耳にした親分さんと社長たちの会話の一部を、ここに再現したいと思います。

闇金に右翼の名前をちらつかせ再融資させようとした“名優”

 毎年の仕事納めは、銀行の営業日に合わせて12月30日と決まっており、この日は朝から事務所の大掃除をして、不渡速報の配信を待ちます。貸付金の返済は、あらかじめ28日に設定しており、直撃の不渡を食らう心配はありません。

 不渡速報の配信業者も仕事納めのため、この日に限っては情報の配信が早く、午前中には異常のないことが確認され、気の抜けた状態になりました。事務所内の緊張感は一気に緩和し、一通りの掃除を済ませたところで、夕方からは向かいにあるホテルの宴会場で「金田グループ大忘年会」が開催されます。

 グループを形成するのは、貸金業者の仲間やその社員をはじめ、ケツ持ちである組関係の方々と取引のある事件屋さんたちで、みなさんを招待して仲間意識を高めていました。どうしても女性の割合が少ないため、私と愛子さんは、ほかの会社の女子社員ともども、各テーブルにお酌して回るホステスのような役割を担います(これも時代ですね……)。

 そのうちに、金田社長と大学時代の後輩で貸金業者でもある安田社長、それに某組の親分さんがおられるテーブルに落ち着くと、皆さんの口から次々と過去の強烈エピソードが披露されました。

「なあ、安田。年末になるとT(自殺した俳優)のことを思い出すよな」
「ええ。好きな役者でしたし、亡くなる何日か前に事務所で見かけていたこともあって、あれは衝撃でしたよ。先輩の担当でしたよね? あの人、たくさんテレビにも出ていたのに、なんでカネに詰まっちゃったんですか?」

 人気俳優であったTさんの自殺は、日本では特殊といえる方法でされたことから非常に衝撃的な事件となり、ワイドショーでも連日大きく取り上げられました。当時、まだ小学生だった私ですら、自殺の原因や女性関係、金銭トラブルなど、さまざまな臆測が過熱気味に報じられていたことを鮮明に記憶しているほどです。

「不動産、いいところにたくさん持っていたんだけど、全部(抵当権などが)目一杯ついていてな。M資金の話を力説されたこともあったし、結果として、いろんなヤツの食い物にされたんじゃないか」
「いい役者だったのに、もったいなかったですよね」
「ああ、でも中身は最悪だったぞ。亡くなる1週間くらい前のことだったかな。あいつ、再貸付を断ると、右翼の名前を出して脅してきてさ。それを社長(金田社長が下積みしていた頃の会社の社長)に報告したら、会長(有名暴力団組織の方)が抑えてくれて、慌てて謝りにきたのが最後だったんだよ。この話、親分も、ご存じでしょう?」

 ギラギラと輝いてみえるほどに、切れ味の鋭い目つきを持つ50代前半の親分さんが、タバコを片手に低いダミ声で答えます。

「ええ、自分は会ったことないですけど、オヤジから聞いています。見た目と違って、癖の悪いヤツだったみたいですね。そういえば話は変わりますけど、いま安田社長のところ、ワイドショーの司会をやっている男にカネを出していませんか?」
「え? なぜ、それをご存じで……」
「ウチの若いのがやっているトイチ屋(10日で1割の金利で融資する闇金業者のこと)で、いま出していましてね。申し込みの時に本人の口から聞いたんですよ。あいつ、毎日テレビに出てしゃべっているけど、相当に摘んでいる(多くの業者から金を借りているということ)ようで……」

 話を聞いた途端に顔色を変えた安田社長は、宴会に参加している男性司会者の担当者を呼びつけて、早めに回収するよう指示していました。親分さんのところと取り合うわけにはいかないからと、頭を搔きながら恐縮していた姿を思い出します。

 その数カ月後、件の司会者が借金まみれであることがスポーツ新聞で報じられると、彼の姿はブラウン管から消失することになりました。後に自己破産されたと聞きましたが、親分さんのところは完済されたそうで、その力を見せつけられた次第です。

※本記事は事実をもとに再構成しています

(著=るり子、監修=伊東ゆう)

By Admin

 こんにちは、元闇金事務員、自称「元闇金おばさん」のるり子です。

 平成初期。この会社に就職してから、さまざまな社会の闇を目の当たりにしました。一番初めに驚かされたのは、信用情報端末の存在です。名前と生年月日を入れるだけで、他社からの借入状況や取引情報が瞬時に開示されるもので、延滞はもちろん貸倒れや法的処置などのブラック情報も併せて入手することができました。いわゆるブラックリストの正体を知った時には、誰に対してかはわかりませんが、得体の知れない優越感を覚えたことを思い出します。

 また、暴力団系闇金業者からの要請に応じて、彼らのところに申し込みのあった客の信用情報も照会していました。もちろん禁止行為ではありますが、占有現場の留守番をお願いするなど、関わりが深い親分さんの頼みを断われるわけもなく、要請に応じることで歓心を得ていたのでしょう。

 いまであれば大問題になるような話ですが、まだ個人情報保護法が成立していなかった時期の話なので、情報機関から注意されることすらありませんでした。振り返れば、いかにも平成初期らしい話だと、その意識の低さに苦笑するばかりです。

 今回は、当時の忘年会で偶然耳にした親分さんと社長たちの会話の一部を、ここに再現したいと思います。

闇金に右翼の名前をちらつかせ再融資させようとした“名優”

 毎年の仕事納めは、銀行の営業日に合わせて12月30日と決まっており、この日は朝から事務所の大掃除をして、不渡速報の配信を待ちます。貸付金の返済は、あらかじめ28日に設定しており、直撃の不渡を食らう心配はありません。

 不渡速報の配信業者も仕事納めのため、この日に限っては情報の配信が早く、午前中には異常のないことが確認され、気の抜けた状態になりました。事務所内の緊張感は一気に緩和し、一通りの掃除を済ませたところで、夕方からは向かいにあるホテルの宴会場で「金田グループ大忘年会」が開催されます。

 グループを形成するのは、貸金業者の仲間やその社員をはじめ、ケツ持ちである組関係の方々と取引のある事件屋さんたちで、みなさんを招待して仲間意識を高めていました。どうしても女性の割合が少ないため、私と愛子さんは、ほかの会社の女子社員ともども、各テーブルにお酌して回るホステスのような役割を担います(これも時代ですね……)。

 そのうちに、金田社長と大学時代の後輩で貸金業者でもある安田社長、それに某組の親分さんがおられるテーブルに落ち着くと、皆さんの口から次々と過去の強烈エピソードが披露されました。

「なあ、安田。年末になるとT(自殺した俳優)のことを思い出すよな」
「ええ。好きな役者でしたし、亡くなる何日か前に事務所で見かけていたこともあって、あれは衝撃でしたよ。先輩の担当でしたよね? あの人、たくさんテレビにも出ていたのに、なんでカネに詰まっちゃったんですか?」

 人気俳優であったTさんの自殺は、日本では特殊といえる方法でされたことから非常に衝撃的な事件となり、ワイドショーでも連日大きく取り上げられました。当時、まだ小学生だった私ですら、自殺の原因や女性関係、金銭トラブルなど、さまざまな臆測が過熱気味に報じられていたことを鮮明に記憶しているほどです。

「不動産、いいところにたくさん持っていたんだけど、全部(抵当権などが)目一杯ついていてな。M資金の話を力説されたこともあったし、結果として、いろんなヤツの食い物にされたんじゃないか」
「いい役者だったのに、もったいなかったですよね」
「ああ、でも中身は最悪だったぞ。亡くなる1週間くらい前のことだったかな。あいつ、再貸付を断ると、右翼の名前を出して脅してきてさ。それを社長(金田社長が下積みしていた頃の会社の社長)に報告したら、会長(有名暴力団組織の方)が抑えてくれて、慌てて謝りにきたのが最後だったんだよ。この話、親分も、ご存じでしょう?」

 ギラギラと輝いてみえるほどに、切れ味の鋭い目つきを持つ50代前半の親分さんが、タバコを片手に低いダミ声で答えます。

「ええ、自分は会ったことないですけど、オヤジから聞いています。見た目と違って、癖の悪いヤツだったみたいですね。そういえば話は変わりますけど、いま安田社長のところ、ワイドショーの司会をやっている男にカネを出していませんか?」
「え? なぜ、それをご存じで……」
「ウチの若いのがやっているトイチ屋(10日で1割の金利で融資する闇金業者のこと)で、いま出していましてね。申し込みの時に本人の口から聞いたんですよ。あいつ、毎日テレビに出てしゃべっているけど、相当に摘んでいる(多くの業者から金を借りているということ)ようで……」

 話を聞いた途端に顔色を変えた安田社長は、宴会に参加している男性司会者の担当者を呼びつけて、早めに回収するよう指示していました。親分さんのところと取り合うわけにはいかないからと、頭を搔きながら恐縮していた姿を思い出します。

 その数カ月後、件の司会者が借金まみれであることがスポーツ新聞で報じられると、彼の姿はブラウン管から消失することになりました。後に自己破産されたと聞きましたが、親分さんのところは完済されたそうで、その力を見せつけられた次第です。

※本記事は事実をもとに再構成しています

(著=るり子、監修=伊東ゆう)

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