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  • 日. 9月 8th, 2024

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Snow Manエピソードをこすり続けるM!LK、JO1とINIはLAPONE合同コンが大荒れ!?【JO1・EBiDAN・LDHオタク座談会】

Snow Manエピソードをこすり続けるM!LK、JO1とINIはLAPONE合同コンが大荒れ!?【JO1・EBiDAN・LDHオタク座談会】

 いまやボーイズグループはジャニーズ事務所の専売特許ではなくなり、いくつものグループが誕生している。そこで今回、ジャニーズ以外のボーイズグループやダンスボーカルグループを応援するファンが集合。推しのグループや所属事務所について、最近の騒動を聞いた。

<座談会メンバー>
・EBi子:スターダストプロモーション所属のEBiDANファン。ジャニーズ、INI、K-POPまで広くアイドルを追う。
・JO子:LAPONEエンタテインメント所属のJO1ファン。元ジャニーズファン。
・LD子:LDH所属のGENERATIONS、BALLISTIK BOYZファン。ジャニーズやSMエンタテインメントのK-POPも通過。

JO1とINIの合同コンサートで大荒れ

――それぞれ応援しているグループや事務所の周辺で、最近なにか騒動はありましたか?

JO子 JO1、INI、DXTEENが所属する事務所「LAPONEエンタテインメント」が2023年5月に所属アーティストの合同コンサート『LAPOSTA』をやって、それが大荒れしたんです。そもそも、JO1のファンとINIのファンとDXTEENのファンってすごく仲がいいという感じじゃなくて、なんというか、「JO1しか好きじゃないです」「INIとか知りません」みたいな“オンリーファン”が多くて。一部には、他グループのアンチみたいなファンもいる界隈なんですよね

――仲たがいの発端となる何かがあったんですか?

JO子 いや〜、これには歴史がありまして……。そもそもLAPONE所属のアーティストは、韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)から誕生しています。シーズン1でJO1が結成されたんですけど、デビューがコロナ初期の20年3月で、1年以上まともに活動できませんでした。事務所もまだまだ小さいから、運営もグダグダで。JO1のファン「JAM」たちは事務所に対するストレスを抱えつつも、メンバーを応援していた感じでした。

 そんな中、20年の冬にシーズン2の開催が発表されて、大荒れ。「新しいグループを作るより、JO1の活動を支援するのが先だろ」という怒号が飛んでましたね。そんな始まりだったので、今もINIやDXTEENに負の感情を抱いているファンは少なくないと思います。それからも、主にJO1とINIのファン同士が些細なことで言い争いしているところを何度も見ましたね(笑)。

 『LAPOSTA』が発表されたときも「そんなの望んでねえよ!」みたいなファンは結構いたと思います。まあ、私は行ったんですけれども。会場で殴り合いが始まるみたいな感じでは全然なくて、普通に楽しんでる人ばかり。私はINIとDXTEENに全く興味がなくて、この現場で初めて聞く曲ばかりだったので逆に面白かったです。

EBi子 『LAPOSTA』行ったんですけど、めちゃくちゃ楽しかった。それまで確かにすごくネットが荒れてて、なのに行ったらめっちゃ楽しくて。JO1、INI、DXTEENがお互いの曲をちゃんとしっかり練習してるのがわかって、もう本当に最高でした。結局、在宅の人たちが荒れたんですかね、やっぱり。

JO子 そうだと思います。“オタクの現場あるある”ですけど、現場に行っていない人たちが断片的な情報だけ拾ってネットで文句言っている、みたいな状況だった気がしますね。それに、もともと事務所や他グループが「嫌い」な人たちは、現場に来てなかったんじゃないかな。私も含めて、行った人たちはすごく楽しんで帰ったという。

EBi子 そう。本当にあんなに荒れたのがうそみたいに、みんな超ハッピーになって帰ってきた。

JO子 『LAPOSTA』ではトロッコを使った演出があったんですが、行ってない人の一部からは「単独公演ではトロッコを使ってないのに、『LAPOSTA』ではトロッコやるんですね」みたいな声も出たりしましたね。

EBi子 現場勢と在宅勢でもう溝が深まっていますね。

JO子 そんな気がします。

――LAPONEの全グループが好き、みたいなジャニーズでいう「事務所担」はあんまりいないんですか?

EBi子 いないんじゃないですかね。やっぱりジャニーズって神様が一人でつくっているから。その神様がつくったものをみんなで愛するけど。

LD子 LDHもそうですよね。HIROさんという神様がつくったものだからみんな好き。

JO子 そうですよね。帝国感がありますもんね。

EBi子 ビーファ(BE:FIRST)もやっぱり神様の事務所。“日高が選んだ子たち”で、日高崇拝だから。でも、INIとJO1は違う。なんなら、私はINIの推しメンしか好きじゃないくらい。事務所のファンにはならないな。

JO子 自分が応援している個人に投票して、上位のメンバーでグループが結成されるという成り立ちだから、「推ししか好きじゃない」って人は意外に多そうですよね。ジャニーズやKPOPみたいに「練習生時代が一緒だった」とか、そういう背景もないし。

EBi子 でも“推し被り”同士がめっちゃ仲良しという感じはあるな。推しを支える“親”がたくさんいるみたいな。親何十人で子ども1人育ててる、みたいな感じ。不思議な形だね。だから、事務所の合同コンは楽しかったけど、DXTEENを好きになったわけでもないという。嫌じゃないけど、別に好きではない。

JO子 そうそう。結局自分の推してるグループを一番好きになって帰ってくるので、「JO1最高! 私の推し最高!」って感想で終わりました。ジャニーズだと、先輩のバックについたJr.の子が気になるみたいな話になりますし、LAPONEもそれを狙ってたんだと思います。でも、1回合同コンサートやったぐらいじゃ何も変わらないですよ(笑)。

EBiDANファミリー売りの広告費にファン「何千万円?」

――EBiDAN周りで、今年の騒動はありますか?

EBi子 22年にEBiDANを卒業したDISH//がその前の年に「猫」でバズったので、「EBiDANもいけるんじゃないか?」みたいな雰囲気があるんです。それで、今まで雑に売ってたけどちゃんと本腰入れよう、って感じで“ファミリー売り”をするようになったんです。ジャニーズもLDHもファミリー売りしているじゃないですか。

 それで、一世風靡の「前略、道の上より」という曲をなぜかEBiDAN48人でカバーして、全員で踊るという企画を春にやったんです。山手線ジャックと渋谷のスクランブル交差点の広告ジャックと、あと山手線の全駅(高輪ゲートウェイ駅を除く)に広告出すとかすごくお金をかけてやって、その結果、別にどうもならなかったという。

JO子 これ、ファンの間で評判はどうだったんですか?

EBi子 金かけるのそこじゃないだろう、みたいな雰囲気で。みんなすぐに広告にかけた金額を計算して、「山手線何千万円?」って。私たちが特典会でCD積んだの、ここに使ってんだ……みたいな。しかも、それだけやったのに無風みたいな感じで(笑)。でも、もうあんまり文句を言わないかな。ファンも少ないし、メンバーも少ないので、悪口言ったらすぐ本人に届いちゃう。ただ、テレビに全然出てないので、「テレビ出れば一発なのに」という気持ちはある。

――EBiDANファミリーで「前略、道の上より」をテレビで歌えれば、違う展開があった?

EBi子 そうですね。歌番組で歌えればいいんですけど、たぶんその力はスターダストになくて。深夜番組でちょっと歌うくらい。毎年、一応EBiDANの合同コンサートみたいなのがあって、今年は力を入れて代々木体育館でやりました。でも、それでなにか起こるかというと、別にない。

――EBiDANのM!LK・佐野勇斗くんはいまSnow Man・目黒蓮とドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)に出てますよね。

EBi子 そうですね。M!LKが秋に横浜アリーナでやるんですよ。新人の「原因は自分にある。」というグループも、ぴあアリーナでやることになったり。超特急とDISH//以外もアリーナ公演をやれるほど規模が大きくなってきたという感じはありますね。あと、ドラマ『君の花になる』(TBS系)にBUDDiiSの子が出たので、BUDDiiSも人気が出ました。

JO子 じゃあ今、推してて結構楽しい感じですね。

EBi子 そうですね。EBiDANはめちゃめちゃ現場が多いんですよ。ジャニーズよりチケットが取りやすいし、現場の数も多いのでジャニーズのファンが流れてきてる感じがある。週1〜2くらいで現場があって、2〜3個のグループを追っていると大体当たるんですよ。

 それに、メンバーもジャニーズファンに来てほしいから、ジャニーズと共演したときにインスタライブをして誘導しますね。「M!LKに来いよ」みたいな。

――それはファンから見て、いい仕事してるなと思います?

EBi子 いや、もうやりすぎで(笑)。佐野勇斗もSnow Man・目黒蓮とちょっと話した、というだけの話を、もうずっとこすり続けてるので。しつこいと思いつつも、でも彼が「東京ドームで公演したい」と言うから、応援するしかない。

 でもジャニオタが流れてきたことで、現場にうちわが増えてるんです。EBiDANはもともとペンラなので、今までいた人たちがペンラを持って、新規がうちわを持ってくる。過渡期っていう感じ。ファンが増えることはいいことだけど、EBiDANはペンラだよ、みたいな内部の闘いがあります。

LD子 うちわでいうと、LDHもついに公式うちわをつくりました(笑)。それが「居酒屋えぐざいる」の公式グッズとして売られてるんですが、その前にGENERATIONS(以下、ジェネ)がライブグッズとしてうちわ出したときにちょっと物議を醸したんです。

 古き良きLDHファンって、「俺たちはアイドルオタクじゃねえ」みたいな自意識があって。「LDHはアーティスト事務所だからジャニーズのようなアイドルではないんです」という謎のプライドを持っているんですよね。でも、15年に『HiGH&LOW』がスタートしたことで、二次元オタとかジャニオタとかがガーッと流れてきて、お金を落とすようになった。運営としては稼げればいいわけですから、最近は結構“アーティストである”みたいなところも崩れていっている気がするんですけど、そのひとつの象徴がうちわなのかなと。

 でもやっぱり、うちわはジャニーズの象徴っぽいので、ジェネが作ったときに「うちわなんてアイドルみたいじゃん」みたいな感じで物議を醸して。そのときはLDHも葛藤があったのか、ライブフォトを使用したうちわでしたね。歌ってる最中の顔だから、正面向いてないんです。その抗いが果たして必要なのかと(笑)。とはいえ、LDHのアイドル化はどんどん進んでいます。たとえば、ライブアイテムといえば歴史的にはフラッグ、旗だったんですけど、この数年ペンライトを使うようになってきたんですよ。三代目(J Soul Brothers)のライブも、今ペンライトなんですよ。

JO子 面白い展開ですね。

LD子 今年の「居酒屋えぐざいる」で売ってるうちわは、甚平か浴衣みたいなのを着た写真を使ってるんだけど、それが原宿や新大久保にありそうな非公式グッズ感があって(笑)。でも、TAKAHIROさんとか、わりと上の世代の人のうちわからデビューしたてのグループまで、「居酒屋えぐざいる」で買えるぞという状態です。

JO子 「居酒屋えぐざいる」って、どこでやってるんですか?

LD子 09年から毎年お台場開催してましたが、20年以降はコロナでなくなってました。今年は4年ぶりにお台場に戻ってフジテレビの7階テラスで催されてます。だけど、入場料が今まで2,000円くらいだったのが、4,000円くらいに跳ね上がって驚きました(苦笑)。ただ、誰かしらメンバーが来る頻度は高いので、運が良ければ推しに会える。とはいえ、何時に来るかもわからない。居酒屋えぐざいるの公式インスタグラムが、その日に誰が来るか、みたいなことを匂わせるらしいんですけどね。

EBi子 アイコンかなんかで匂わせるんだっけ? 「明日来るよ」みたいな。

LD子 そうそう。でも予告されたとて、次の日のチケットを買っていない人からしたら飢餓感をあおられるだけで。

EBi子 直己さん(小林直己/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)はストーリーにビールの絵文字を載せて匂わせてたね。

LD子 そうそう。そういうことをするんです。

EBi子 LDHでいうと、今日ランページ(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)のリリイベ(リリースイベント)行ってきたんです。ライブとかしないで、ハイタッチ会のハイタッチがないバージョンみたいなのをやっているんですけど、それに行ってきました。アクリルボード越しのあいさつを見るだけ、みたいなのを2周してきたんですけど。

――それって、メンバーの前を通過するだけってことですか?

EBi子 前を通過するだけです。1回1,500円で前を通過する。ファンは一応ボードとか見せるんですけど、回転が早すぎて、メンバーから反応があるわけでもないっていう。

LD子 ランページは人数が多いので、何チームかに分かれて全国でリリイベをやっているんですよね。ちなみに、事務所きっての売れっ子である三代目もやってますよ。やっぱりどこもCDの売り上げ厳しいのかな……。まあ、ライブすらしないそういうイベントでもファンは来るんだよね。

▼後編につづく▼

By Admin

 いまやボーイズグループはジャニーズ事務所の専売特許ではなくなり、いくつものグループが誕生している。そこで今回、ジャニーズ以外のボーイズグループやダンスボーカルグループを応援するファンが集合。推しのグループや所属事務所について、最近の騒動を聞いた。

<座談会メンバー>
・EBi子:スターダストプロモーション所属のEBiDANファン。ジャニーズ、INI、K-POPまで広くアイドルを追う。
・JO子:LAPONEエンタテインメント所属のJO1ファン。元ジャニーズファン。
・LD子:LDH所属のGENERATIONS、BALLISTIK BOYZファン。ジャニーズやSMエンタテインメントのK-POPも通過。

JO1とINIの合同コンサートで大荒れ

――それぞれ応援しているグループや事務所の周辺で、最近なにか騒動はありましたか?

JO子 JO1、INI、DXTEENが所属する事務所「LAPONEエンタテインメント」が2023年5月に所属アーティストの合同コンサート『LAPOSTA』をやって、それが大荒れしたんです。そもそも、JO1のファンとINIのファンとDXTEENのファンってすごく仲がいいという感じじゃなくて、なんというか、「JO1しか好きじゃないです」「INIとか知りません」みたいな“オンリーファン”が多くて。一部には、他グループのアンチみたいなファンもいる界隈なんですよね

――仲たがいの発端となる何かがあったんですか?

JO子 いや〜、これには歴史がありまして……。そもそもLAPONE所属のアーティストは、韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)から誕生しています。シーズン1でJO1が結成されたんですけど、デビューがコロナ初期の20年3月で、1年以上まともに活動できませんでした。事務所もまだまだ小さいから、運営もグダグダで。JO1のファン「JAM」たちは事務所に対するストレスを抱えつつも、メンバーを応援していた感じでした。

 そんな中、20年の冬にシーズン2の開催が発表されて、大荒れ。「新しいグループを作るより、JO1の活動を支援するのが先だろ」という怒号が飛んでましたね。そんな始まりだったので、今もINIやDXTEENに負の感情を抱いているファンは少なくないと思います。それからも、主にJO1とINIのファン同士が些細なことで言い争いしているところを何度も見ましたね(笑)。

 『LAPOSTA』が発表されたときも「そんなの望んでねえよ!」みたいなファンは結構いたと思います。まあ、私は行ったんですけれども。会場で殴り合いが始まるみたいな感じでは全然なくて、普通に楽しんでる人ばかり。私はINIとDXTEENに全く興味がなくて、この現場で初めて聞く曲ばかりだったので逆に面白かったです。

EBi子 『LAPOSTA』行ったんですけど、めちゃくちゃ楽しかった。それまで確かにすごくネットが荒れてて、なのに行ったらめっちゃ楽しくて。JO1、INI、DXTEENがお互いの曲をちゃんとしっかり練習してるのがわかって、もう本当に最高でした。結局、在宅の人たちが荒れたんですかね、やっぱり。

JO子 そうだと思います。“オタクの現場あるある”ですけど、現場に行っていない人たちが断片的な情報だけ拾ってネットで文句言っている、みたいな状況だった気がしますね。それに、もともと事務所や他グループが「嫌い」な人たちは、現場に来てなかったんじゃないかな。私も含めて、行った人たちはすごく楽しんで帰ったという。

EBi子 そう。本当にあんなに荒れたのがうそみたいに、みんな超ハッピーになって帰ってきた。

JO子 『LAPOSTA』ではトロッコを使った演出があったんですが、行ってない人の一部からは「単独公演ではトロッコを使ってないのに、『LAPOSTA』ではトロッコやるんですね」みたいな声も出たりしましたね。

EBi子 現場勢と在宅勢でもう溝が深まっていますね。

JO子 そんな気がします。

――LAPONEの全グループが好き、みたいなジャニーズでいう「事務所担」はあんまりいないんですか?

EBi子 いないんじゃないですかね。やっぱりジャニーズって神様が一人でつくっているから。その神様がつくったものをみんなで愛するけど。

LD子 LDHもそうですよね。HIROさんという神様がつくったものだからみんな好き。

JO子 そうですよね。帝国感がありますもんね。

EBi子 ビーファ(BE:FIRST)もやっぱり神様の事務所。“日高が選んだ子たち”で、日高崇拝だから。でも、INIとJO1は違う。なんなら、私はINIの推しメンしか好きじゃないくらい。事務所のファンにはならないな。

JO子 自分が応援している個人に投票して、上位のメンバーでグループが結成されるという成り立ちだから、「推ししか好きじゃない」って人は意外に多そうですよね。ジャニーズやKPOPみたいに「練習生時代が一緒だった」とか、そういう背景もないし。

EBi子 でも“推し被り”同士がめっちゃ仲良しという感じはあるな。推しを支える“親”がたくさんいるみたいな。親何十人で子ども1人育ててる、みたいな感じ。不思議な形だね。だから、事務所の合同コンは楽しかったけど、DXTEENを好きになったわけでもないという。嫌じゃないけど、別に好きではない。

JO子 そうそう。結局自分の推してるグループを一番好きになって帰ってくるので、「JO1最高! 私の推し最高!」って感想で終わりました。ジャニーズだと、先輩のバックについたJr.の子が気になるみたいな話になりますし、LAPONEもそれを狙ってたんだと思います。でも、1回合同コンサートやったぐらいじゃ何も変わらないですよ(笑)。

EBiDANファミリー売りの広告費にファン「何千万円?」

――EBiDAN周りで、今年の騒動はありますか?

EBi子 22年にEBiDANを卒業したDISH//がその前の年に「猫」でバズったので、「EBiDANもいけるんじゃないか?」みたいな雰囲気があるんです。それで、今まで雑に売ってたけどちゃんと本腰入れよう、って感じで“ファミリー売り”をするようになったんです。ジャニーズもLDHもファミリー売りしているじゃないですか。

 それで、一世風靡の「前略、道の上より」という曲をなぜかEBiDAN48人でカバーして、全員で踊るという企画を春にやったんです。山手線ジャックと渋谷のスクランブル交差点の広告ジャックと、あと山手線の全駅(高輪ゲートウェイ駅を除く)に広告出すとかすごくお金をかけてやって、その結果、別にどうもならなかったという。

JO子 これ、ファンの間で評判はどうだったんですか?

EBi子 金かけるのそこじゃないだろう、みたいな雰囲気で。みんなすぐに広告にかけた金額を計算して、「山手線何千万円?」って。私たちが特典会でCD積んだの、ここに使ってんだ……みたいな。しかも、それだけやったのに無風みたいな感じで(笑)。でも、もうあんまり文句を言わないかな。ファンも少ないし、メンバーも少ないので、悪口言ったらすぐ本人に届いちゃう。ただ、テレビに全然出てないので、「テレビ出れば一発なのに」という気持ちはある。

――EBiDANファミリーで「前略、道の上より」をテレビで歌えれば、違う展開があった?

EBi子 そうですね。歌番組で歌えればいいんですけど、たぶんその力はスターダストになくて。深夜番組でちょっと歌うくらい。毎年、一応EBiDANの合同コンサートみたいなのがあって、今年は力を入れて代々木体育館でやりました。でも、それでなにか起こるかというと、別にない。

――EBiDANのM!LK・佐野勇斗くんはいまSnow Man・目黒蓮とドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)に出てますよね。

EBi子 そうですね。M!LKが秋に横浜アリーナでやるんですよ。新人の「原因は自分にある。」というグループも、ぴあアリーナでやることになったり。超特急とDISH//以外もアリーナ公演をやれるほど規模が大きくなってきたという感じはありますね。あと、ドラマ『君の花になる』(TBS系)にBUDDiiSの子が出たので、BUDDiiSも人気が出ました。

JO子 じゃあ今、推してて結構楽しい感じですね。

EBi子 そうですね。EBiDANはめちゃめちゃ現場が多いんですよ。ジャニーズよりチケットが取りやすいし、現場の数も多いのでジャニーズのファンが流れてきてる感じがある。週1〜2くらいで現場があって、2〜3個のグループを追っていると大体当たるんですよ。

 それに、メンバーもジャニーズファンに来てほしいから、ジャニーズと共演したときにインスタライブをして誘導しますね。「M!LKに来いよ」みたいな。

――それはファンから見て、いい仕事してるなと思います?

EBi子 いや、もうやりすぎで(笑)。佐野勇斗もSnow Man・目黒蓮とちょっと話した、というだけの話を、もうずっとこすり続けてるので。しつこいと思いつつも、でも彼が「東京ドームで公演したい」と言うから、応援するしかない。

 でもジャニオタが流れてきたことで、現場にうちわが増えてるんです。EBiDANはもともとペンラなので、今までいた人たちがペンラを持って、新規がうちわを持ってくる。過渡期っていう感じ。ファンが増えることはいいことだけど、EBiDANはペンラだよ、みたいな内部の闘いがあります。

LD子 うちわでいうと、LDHもついに公式うちわをつくりました(笑)。それが「居酒屋えぐざいる」の公式グッズとして売られてるんですが、その前にGENERATIONS(以下、ジェネ)がライブグッズとしてうちわ出したときにちょっと物議を醸したんです。

 古き良きLDHファンって、「俺たちはアイドルオタクじゃねえ」みたいな自意識があって。「LDHはアーティスト事務所だからジャニーズのようなアイドルではないんです」という謎のプライドを持っているんですよね。でも、15年に『HiGH&LOW』がスタートしたことで、二次元オタとかジャニオタとかがガーッと流れてきて、お金を落とすようになった。運営としては稼げればいいわけですから、最近は結構“アーティストである”みたいなところも崩れていっている気がするんですけど、そのひとつの象徴がうちわなのかなと。

 でもやっぱり、うちわはジャニーズの象徴っぽいので、ジェネが作ったときに「うちわなんてアイドルみたいじゃん」みたいな感じで物議を醸して。そのときはLDHも葛藤があったのか、ライブフォトを使用したうちわでしたね。歌ってる最中の顔だから、正面向いてないんです。その抗いが果たして必要なのかと(笑)。とはいえ、LDHのアイドル化はどんどん進んでいます。たとえば、ライブアイテムといえば歴史的にはフラッグ、旗だったんですけど、この数年ペンライトを使うようになってきたんですよ。三代目(J Soul Brothers)のライブも、今ペンライトなんですよ。

JO子 面白い展開ですね。

LD子 今年の「居酒屋えぐざいる」で売ってるうちわは、甚平か浴衣みたいなのを着た写真を使ってるんだけど、それが原宿や新大久保にありそうな非公式グッズ感があって(笑)。でも、TAKAHIROさんとか、わりと上の世代の人のうちわからデビューしたてのグループまで、「居酒屋えぐざいる」で買えるぞという状態です。

JO子 「居酒屋えぐざいる」って、どこでやってるんですか?

LD子 09年から毎年お台場開催してましたが、20年以降はコロナでなくなってました。今年は4年ぶりにお台場に戻ってフジテレビの7階テラスで催されてます。だけど、入場料が今まで2,000円くらいだったのが、4,000円くらいに跳ね上がって驚きました(苦笑)。ただ、誰かしらメンバーが来る頻度は高いので、運が良ければ推しに会える。とはいえ、何時に来るかもわからない。居酒屋えぐざいるの公式インスタグラムが、その日に誰が来るか、みたいなことを匂わせるらしいんですけどね。

EBi子 アイコンかなんかで匂わせるんだっけ? 「明日来るよ」みたいな。

LD子 そうそう。でも予告されたとて、次の日のチケットを買っていない人からしたら飢餓感をあおられるだけで。

EBi子 直己さん(小林直己/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)はストーリーにビールの絵文字を載せて匂わせてたね。

LD子 そうそう。そういうことをするんです。

EBi子 LDHでいうと、今日ランページ(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)のリリイベ(リリースイベント)行ってきたんです。ライブとかしないで、ハイタッチ会のハイタッチがないバージョンみたいなのをやっているんですけど、それに行ってきました。アクリルボード越しのあいさつを見るだけ、みたいなのを2周してきたんですけど。

――それって、メンバーの前を通過するだけってことですか?

EBi子 前を通過するだけです。1回1,500円で前を通過する。ファンは一応ボードとか見せるんですけど、回転が早すぎて、メンバーから反応があるわけでもないっていう。

LD子 ランページは人数が多いので、何チームかに分かれて全国でリリイベをやっているんですよね。ちなみに、事務所きっての売れっ子である三代目もやってますよ。やっぱりどこもCDの売り上げ厳しいのかな……。まあ、ライブすらしないそういうイベントでもファンは来るんだよね。

▼後編につづく▼

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