Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。8月22日深夜放送回に松島聡が登場し、9月27日から東京・表参道ヒルズのスペース オーで開催される初の個展『松島聡 コ。展』について語った。
作品は現在制作中だというが、デザインを手がけたグッズについては、「自画自賛でちょっとアレなんですけど、いいと思います!」と自信満々に語り、「みなさんが思ってる以上にセルフプロデュースしてる」とアピールした。なお、今回の個展は「マネキンをモチーフにした作品がメイン」となっているそうで、「マネキンにクリエイティブしていくっていう、すごく新しいアートの出し方をしている」という。
また「僕の挑戦」がテーマになっていると明かし、「自分自身も正直、これが正解なのかわからず制作していて。見に来ていただくお客さんがどう思うか。(制作活動だけじゃなく、)そこまで楽しめたらいんじゃないかなと思っている」とも発言。「今までのジャニーズでやってきた個展にないような個展を、皆さんにお届けできたらなと思っている」と意気込んだ。
Sexy Zone・松島聡、復帰前までは「自分というものを確立できなかった」
その後、リスナーから個展の『コ。』というロゴについて、「ローマ字でLOVEと書いているのでしょうか? 全然違ったらすみません」という質問が届くと、松島は「これ、Twitter(現・X)でも話題になっていて……すみません、Loveという意味はないです!」と、笑いながらファンの考察を否定。
とはいえ、ロゴにはいろんな意味を持たせているといい、「『コ。』というのは“個性”の“コ”。僕の個性もそうですし、個展を見に来てくださる皆様の個性を大事にしてほしいという意味」「あとは、今回の個展を“心の目”で見てほしいっていう僕の思いがありまして、心の“コ”という意味も込められています」と回答した。
また、ロゴに句読点がついている理由を説明する上で、2018年11月28日から20年8月12日まで体調不良を理由に活動を休止していたことに触れ、「復帰するまでは、いろんな考え方に迷いがあって、ちょっと自分というものを確立できなかった」と告白。
しかし、復帰後は「自分らしさをいろいろ見つけていったときに、少しずつ『松島聡とはこういう人です』っていう人物像が確立できた」といい、「『迷った考え方に終止符を打ちたい』そんな思いで句読点をつけてみました」とのこと。その上で、見に来てくれるお客さんにも「皆さんの“らしさ”とは何ですか? 皆さんの“らしさ”を大事にしてくださいね」という思いが込められていると語った。
続けて、「ざっくりで言うと、全体的にモノクロの世界観で作っております」「なぜモノクロかというと、白黒はっきりつけたくなる僕の0(か)100の考え方、これってどうなんだろう? っていう。それが正解、不正解ではなくても『皆さんもそういう考え方を持ったことありませんか?』という問いかけでもある」と、個展の全体像にも言及。
「何色にもなれない黒と、何色にも染まれる白。僕はどちらかというと、“何色にもなれない黒”だったんですけど、今いろんなことを経験して『いろんな色に染まれるような人になれたんじゃないか』ってことで、白黒で意味を持たせてみました」と明かしていた。
なお、松島はその後、個展のロゴをあらためて見返し、「LOVEにも見えます!」と発言。「ファンのみなさんのいいところって、作り手以上に細かいところを見てくれてるから、僕らが気づけなかったところで意外な発見があっておもしろい」と、お便りを寄せたリスナーをフォローした。
この日の放送に、リスナーからは「ファンのいいところって言ってくれるの本当に優しいなぁ 」「聡ちゃんの思いが詰まった個展きっと素敵だろうね」「個展への思い素敵だなあ……自分らしさを見つけられたんだね」「聡ちゃんの思いがたくさん知れてうれしい!」「個展もグッズも楽しみすぎる」との声が集まっていた。