なにわ男子がメインパーソナリティーを務める大型チャリティー特番『24時間テレビ 愛は地球を救う46』(日本テレビ系)が8月26~27日に放送され、番組終盤で道枝駿佑が手紙を朗読。ジャニーズアイドルであり続けることを宣言するかのような内容が、ネット上で反響を呼んでいる。
総合司会の羽鳥慎一アナウンサーが唐突に「道枝くんからお手紙です」と話を振ると、手紙を手にした道枝が「なにわ男子のみんなへ、普段なかなか言える機会もないので、僕なりにみんなへ、なにわ男子への愛を伝えたいと思います」と朗読を開始。
道枝はグループ結成時やデビュー発表の瞬間などを回想し、「悲願だったデビューが決まって、みんなと涙したあの瞬間を僕は一生忘れません」と語ったほか、「この『24時間テレビ』をきっかけに多くの人に知ってもらい、国民的アイドルになりたいと僕は強く思っています」と決意を表明。
続けて、「これからも、この7人だからこそできることを一つずつ形にしていって、たくさんの方々が心から楽しめるようなジャニーズのエンターテインメントを届けていきましょう」とメンバーに投げかけた。
「さらに、道枝がリーダーの大橋和也とセンターの西畑大吾にメッセージを送る場面も。『1人で背負いすぎないで、たまには頼ってね』とのメッセージを送られた西畑は涙ぐんでいましたが、道枝は『ほかのメンバーは、時間の都合で割愛させていただきます』とオチを付け、会場の笑いを誘っていました。今回は故・ジャニー喜多川氏の“性加害問題”が取り沙汰される中での放送だったため、メンバーはつらい部分もあったでしょうが、大きなトラブルもなく無事に大役を務めていましたね」(芸能記者)
道枝駿佑に「逆境の中で言い切ったみっちーは強い!」と賛辞
手紙では「ジャニーズのエンターテインメント」と、ジャニーズ事務所の名を強調した道枝だが、ネット上では「逆境の中で、これを生放送で言い切ったみっちーは芯が強い! ずっと応援するよ」と称賛するファンが続出。
一方で、「みっちーはジュリニだから、ずっとジャニーズでアイドルしてたいって思うのは当たり前」と冷めた声も散見される。なお、「ジュリニ」とは、ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長の“お気に入り”という意味の言葉だ。
「昨年11月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、現在高校生のジュリー社長の娘が『なにわ男子の大ファン』で、特に道枝が『お気に入り』だと報じていました。今回、メンバー唯一の手紙を、リーダーの大橋でもセンターの西畑でもなく、最年少メンバーの道枝が読んだのも、事務所がプッシュしている表れといえるでしょう」(同)
道枝駿佑の「ファブリーズ」CM起用に、平野紫耀ファンは……
今年の『24時間テレビ』内のスペシャルドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』で主演を務めた道枝だが、10月から始まる広瀬アリス主演の連続ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)では、主人公の相手役として出演。
さらに今月25日、P&Gジャパンのエアケアブランド「ファブリーズ」の新CMキャラクターに北斗晶夫妻と共に起用されたことが明らかに。これは、5月にジャニーズ事務所を退所した元King&Prince・平野紫耀から引き継いだ形だ。
「平野の退所後も、彼が出演する『ファブリーズ』のCMは放送され続けていたんですが、契約満了のタイミングで道枝に変更された模様。現在、『みっちー、平野紫耀の後釜なんてすごい!』と道枝ファンが沸く一方で、一部の平野ファンからは『さすがジュリー社長の娘のお気に入り……』といった皮肉も散見されます」(同)
7月4日にニュースサイト「AERA dot.」で配信されたインタビューでは、「今は韓国のエンタメが目に見えて盛り上がっていますが、もっともっと頑張って、ジャニーズの時代をもう一度作りたい」と語っていた道枝。彼が目指すように、なにわ男子はSMAPや嵐のような国民的アイドルになれるだろうか。