8月25日、Sexy Zoneの中島健人とSnow Man・宮舘涼太が、ジャニーズ公式携帯サイト・Johnny’s webの公式アカウントX(旧Twitter)上で生配信を行い、出会いや過去のエピソードを語った。
今回の生配信は、中島がジャニーズ事務所公式モバイルサイト・Johnny’s web内で連載している個人ブログ「Ken Tea Time」で毎日更新を初めてから6周年を記念したもの。中島が企画・構成・撮影・編集まですべてプロデュースしたもので、この生配信に先駆け、「Ken Tea Time」とSnow Manのグループブログ「すの日常 The Movie」では、2人のコラボ動画「だてティータイム」を6本にわたり配信していた。
中島は、「紅茶をゆっくり飲みながら、リラックスした状態でブログを読んでいただけたら」とブログのコンセプトを明かした上で、「ついに、『Ken Tea Time』で紅茶を飲みながらお話をしようかということでこの企画が立ち上がりました」と生配信の経緯を説明。宮舘に会うたびに「お茶をしよう」と話していたようで、今回念願かなって実現したと語っていた。
宮舘との動画撮影を経てすっかり手応えを感じたのか、今回の生配信で中島は、「どこか民放地上波の深夜枠で『だてティータイム』ってあるんじゃないか」と切り出し、宮舘も「むしろやりたくなってきた。どうですか?」と視聴者にアピールしていた。
Sexy Zone・中島健人、Snow Man・宮舘涼太は「一番最初に振りを教えてくれた」
なお、中島と宮舘といえば、グループ内の王子様キャラかつセクシーキャラで、独特な空気感を漂わせているが、そんな2人の動画を見たSnow Man・向井康二は「ツッコミがおらん!」と言っていたそう。宮舘いわく、配信当日も「なんなら、俺行こうか?」とツッコミ役を買って出たそうだが、宮舘は「2人の空気感を邪魔してほしくない」と「丁重にお断りした」と明かしていた。
なお、今回は事前にXで2人に対する質問を募集し、「2人が仲良くなったキッカケ」などについてトーク。
中島と宮舘は互いを「だてさん」「健人」と呼び合う中で、年齢も中島が29歳、宮舘が30歳と1歳違い。デビューはSexy Zoneが2011年でSnow Manは20年と、中島のほうが早かったものの、05年入所の宮舘のほうが2年ほどジャニーズ歴が長く、「健人が入ってきたときから知ってますから」と語った。
14歳でジャニーズに入った中島は、オーディション当日、会場で「一番最初に僕に振りを教えてくれたのがだてさん」だと振り返り、宮舘も「何かの縁だよね、やっぱり。それから月日を経て生配信してますから」としみじみとコメント。中島も「ジャニーズってどこか何かのきっかけで辞めたり、離れちゃったり、いろいろあるじゃん? 全然お互い違うグループの人生を過ごしてきたけど」「その14歳と15歳だった我々が今……」と感慨深げな様子だった。
そして中島はあらためて、「私のオーディションの当日にだてさんと出会って、そこからHey!Say!JUMPの『Star Time』(07年)の振り付けを教えてもらったのがキッカケです」と、仲良くなったきっけの楽曲を説明。
また、17年に行った自身のソロコンサート『Summer Paradise 2017 Mission:K』では、Snow Manがバックダンサーを務めたことにも触れ、「今考えてみたら、Snow Manがバックについてたって結構ヤバい」と話し、しかし宮舘は「いやいや、健人の熱い気持ちを聞いて俺らは『出たい』っていうふうにお答えさせていただいた」「あの夏は今でも覚えてる。熱い夏だったね」と語り、中島は「うれしいよ」と笑顔にを浮かべていた。
なお、その夏は、ライブ後に中島がSnow Manを食事に招待してくれたそうで、宮舘は「その帰りにみんなで写真撮ったじゃん。それもまだ、(データが)ありますから」と明かしていた。
また、中島は「当時ノリで言動にしたことがあって。真相は闇のままの状態のものが1個あって。生配信で解決していい?」と切り出すと、「あのとき、だてさんのこと“だて姉”って呼んでたの」と発言。
すると宮舘も、「呼んでたわ! なぜかわからないけど、呼ばれてた」と思い出した様子。中島は、「だてさんって『舘様』って呼ばれている通り、“所作美人”なんですよ。すべてにおいての指先の動きがきれいだったり、スローで美しい所作なんだよね。それがどっか妖艶な姿に見えちゃって、なんか『お姉ちゃん……』みたいな感じになっちゃった(笑)」と笑いながら真相を告白した。
当時、宮舘は「『なんで“姉(ねえ)”って言うんだろう?』ってライブ中、思っていた」ものの、「でも健人が言うから、なんか(理由が)あんのかな?」と受け入れていたそうで、6年の月日を経て解決し、「そうだったんだ」と大爆笑だった。
Snow Man・宮舘涼太、「そんなことを言う子はいなかった」入所当時のSexy Zone・中島健人の言葉明かす
そんな宮舘は、中島のインスタグラムの投稿をすべてチェックしているそうで、中島が全て編集したMVの動画の感想を素直に伝えると、「こうやって言ってくれるだてさんって、愛情をくみ取る才能がある」と称賛。
入所当初、「俺みたいなほんとに何も知らない、振りも覚えられないレッスン生に対し、菊池(風磨/Sexy Zone)とか(SixTONES・田中)樹とかもいたときに、そこに教えてくれた舘さんともう1人(のJr.がいた)」と振り返りながら、「普通だったら、『もういいや』ってなりそうなのに、ちゃんと最後までケアしてくれたの」と感謝。そして、当時から「この人すごいな!」と思っていたことを本人に伝え、「あなたはね、関わる人をきっと全員守れる人」と大絶賛した。
一方で宮舘も、オーディションを受けている中島から「宮舘くん、僕はどうやったらステージに立てますか?」「どうやったらステージで踊れますか?」と質問されたことを覚えているそうで、「これを聞いた宮舘少年は、『この子をどうしてもステージに立たせてあげたい』」と思ったと明かし、「そんなことを言う子はいなかった」と振り返っていた。
終始笑いの絶えないトークを繰り広げていた2人。この生配信に、ネット上からは「出会いがオーディションってスゴイ! そこから歴史あって大活躍してる2人での会話、素敵だった」「舘様、真面目な話とか深い話も、全部肯定して受け止めてくれるから、健人くんも懐いてるんだろうな〜」「2人は共通するものを感じる」「だてティータイムが 地上波番組になりますように」などの声が集まっていた。