日本の労働組合は、もはや労働争議を起こすことは非常に稀で、会社側の“御用組合”となっているのだろうか。厚生労働省が公表した2022年の「労使間の交渉等に関する実態調査」の結果によると、過去3年間で労働組合と会社との間で「労働争議があった」はわずか3.5%にとどまっている。
日本の労働組合数は減少の一途をたどっている。02年には3万組合以上あった労働組合は、25年には2万50…
日本の労働組合は、もはや労働争議を起こすことは非常に稀で、会社側の“御用組合”となっているのだろうか。厚生労働省が公表した2022年の「労使間の交渉等に関する実態調査」の結果によると、過去3年間で労働組合と会社との間で「労働争議があった」はわずか3.5%にとどまっている。
日本の労働組合数は減少の一途をたどっている。02年には3万組合以上あった労働組合は、25年には2万50…