メーガン夫人について、1投稿で100万ドル(約1億4,600万円)を稼ぐセレブリティ・インスタグラマーとして人気を博す計画があると伝えられた。また、映画女優としてハリウッドへ華麗に復帰し「将来のオスカー女優になる」というもくろみもあるようだが……。
ヘンリー王子がアジア各国を訪れている間、真夏のカリフォルニアでコートを羽織い手首に抗ストレスパッチを貼って外出する姿をパパラッチされ、世間から「繊細なプリンセスアピールに余念がない」など陰口を叩かれているメーガン夫人。
今年に入ってからの活動は、知名度の低いアワードを受賞したのと、王子と一緒にチャリティ関連のビデオメッセージに登場する程度で、ロイヤルプリンセスというよりもタブロイド紙をにぎわせるお騒がせセレブに成り下がってしまっている。
そんなメーガン夫人が、王子に頼ることなく自分のキャリアを立て直し「華麗に表舞台へカムバック」しようと意気込みを激しくしているという報道が流れている。
昨年8月、メーガン夫人のポッドキャスト番組『Archetypes』がSpotifyで独占配信スタートする直前というタイミングで、インスタグラムにハンドル名「@meghan」アカウントが開設された。プロフィール画像はシンプルな花の写真で、メーガン夫人のアカウントだという確証はないが、同月に受けた雑誌「The Cut」のインタビューで夫人自身が「秘密を教えてあげる。インスタグラムに戻るのよ」と明かしていたこと、ノーベル平和賞を授与されたマララ・ユサフザイや、夫人が王子と運営するアーチウェル財団の社長だったマンダナ・ダヤニからフォローされていることから、本人のアカウントであるのは間違いないとみられている。
このアカウントは、まだ何も投稿されていないにもかかわらず、フォロワー数はすでに11万人を突破。その数は日に日に増えており、“サセックス公爵夫人メーガン”がインスタグラムにソロデビューする日はそう遠くないだろうと注目されているのだ。
インスタグラムといえばセレブが荒稼ぎする場として知られており、トップセレブともなると企業から依頼された商品のPR投稿を1回するだけで100万ドル(約1億4,600万円)以上の報酬を得ていると伝えられている。英大手タブロイド紙「デイリー・メール」は、メーガン夫人もインスタグラムで高い報酬を得ることができるという金融専門家エリック・シファーのコメントを紹介。
4月に大手タレントエージェントWMEと新たに契約を結んだ夫人が、「次のステップとしてインスタグラムを再開するのはロジカルなこと」だとし、「手当たり次第、製品を売り込むように思われないよう注意しなければならない」ものの、「夫人の政治的、社会的信条と一致する高品質のブランドや企業と手を組み」「(投稿をスタートしたら)短期間で最もフォロワー数が多いアカウントのひとつになるだろう」と語ったとし、夫人がインスタグラマーとして成功することは間違いないと伝えた。
同紙はマーケティング専門家ケント・ムーアの、「夫人とタッグを組み、数年にわたってキャンペーンを展開したいというブランドも出てくるだろう」「その場合、契約金は1,200万ドル(約17億5,200万円)から2000万ドル(約29億2,000万円)の間になるだろう」という話も紹介している。
米タブロイド紙「Page Six」によると、夫人はインスタグラム・ライブをしようと考えアカウントを開設したものの気が変わり、手をつけないまま放置しているとのこと。無投稿の状態でフォロワー数が11万以上にまで膨れ上がるのは、それだけ世間から注目されているからであり、「夫人も“最もフォロワー数が多い/最も稼ぐ”インスタグラマーとしてトップ10入りも夢ではないと胸を膨らませているに違いない」とネット上でささやかれている。
メーガン夫人の出世作『SUITS/スーツ』がNetflix新記録樹立
そんなメーガン夫人だが、女優としてハリウッドへのカムバックも真剣に考えているそうで、「大物監督やプロデューサーたちと話をしている」「映画で演技力を発揮したいと考えており、将来的にオスカーを手に入れることもできると思っている」という情報も流れている。
「テレビ界の脇役女優」「B級どころかC級女優」と揶揄されることが多い夫人だが、チャールズ国王の誕生日を祝うパレードの日に重ねるようにNetflixで配信スタートした夫人の出世ドラマ『SUITS/スーツ』が、累計視聴時間数でNetflix新記録樹立という大ヒットとなっている。女優としてのキャリアを再スタートすれば、ハリウッドで大成功を収めることができるとシナリオを描いていてもおかしくないだろう。
英紙「エクスプレス」によると、メーガン夫人は王子と結婚してからも「たくさんの(出演)オファーを受けていたが、王族としての生活を尊重したいので断っていた」「王室離脱後はヘンリー王子と共にハリウッドの裏舞台で(プロデューサーなどの)仕事を成功させることに全力を注ぎたいので、(女優のオファーは)すべて断ってきた」とのこと。
しかし、Spotifyの冠ポッドキャスト番組がイマイチで契約を打ち切られ、Netflixのドキュメンタリーも王室批判の発言ばかりで炎上。プロデューサーでの成功はとても無理だと厳しい目で見られていることから、夫人は女優復帰を考えるようになったと伝えている。
さらに情報筋いわく、夫人は「何か良い役はないかと積極的に探すようになり、大物監督やプロデューサーたちと話をするようになった」そうで、「ヘンリー王子も夫人のことを100%サポートしており、応援している。演技は、メーガン夫人が情熱を注いできたことなのだから」とのこと。
メーガン夫人は「テレビの役を得られればうれしいが、ドラマチックな映画の役で演技力を発揮したいと熱心に考えている」とも伝えられている。
テレビ放送時も人気があった夫人の出世作『SUITS/スーツ』だが、賞には縁がなく、栄誉あるゴールデン・グローブ賞やエミー賞にはノミネートもされなかった。全9シーズンのうち、ノミネートされた主な賞はインターネット投票で決定される「ピープルズ・チョイス・アワード」だけ。夫人はマイナーな賞を含め、何もノミネートされなかった。
ネット上では、メーガン夫人がテレビより格上とされる映画界のトップに君臨できるほど世間は甘くないと失笑する意見も出ている。
ヘンリー王子とメーガン夫人は、9月にドイツで開催される退役軍人のイベント『インヴィクタス・ゲーム』に出席する予定。このイベントでは「イギリス王室に嫁いだハイセンスでフレンドリーなプリンセス」として注目を集めることが多いため、ロイヤルな姿勢を世間にアピールしてから、公爵夫人としてインスタグラムやハリウッドに進出することは十分考えられる。
メーガン夫人は果たして歴史に残る華麗なるカムバックを果たせるのか。ぜひ注目していきたい。