KAT-TUN・亀梨和也、ドーム公演の批判は承知の上? 最優先事項は「Jr.に楽しんでほしい」だった

 東西のジャニーズJr.が集結し、7~8月にかけて大阪と東京で行われたコンサート『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』(以下、『わっしょいCAMP』)。同公演の演出を担当したKAT-TUN・亀梨和也が、8月26日放送のラジオ番組『KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT』(NACK5)で、知られざるエピソードを語った。

 『わっしょいCAMP』は7月16、17日に大阪・京セラドーム大阪、8月19、20日には東京ドームで開催。Jr.内ユニット・HiHi Jets、美 少年をはじめ、関西Jr.内ユニット・Aぇ! group、Lil かんさいら東西Jr.総勢200人が出演し、普段はなかなか見られないメンバーでのコラボレーションも実現した。

 同公演に関して、「構成・演出に至るまでの裏話や、Jr.との交流についてぜひお話を聞かせてください」というお便りが届いたことから、亀梨は口火を切った。今回集まったJr.の最年長は、Aぇ! group・末澤誠也で現在29歳だが、亀梨は「僕が(19)98年にジャニーズ入ってるんですけど、俺が入った頃にまだ生まれてない子たちだらけ」と漏らし、歳の離れた後輩との仕事は苦労もあったようだ。

 まずは『わっしょいCAMP』開催にあたり、今年の4~5月頃よりJr.たちと連絡を取り始めたそうで、「(Jr.の公演を)見に行ったり、会いに行ったり。面談? まあ、面談って言うとなんかちょっとあれだけど、直接各グループ(のメンバーに)会って話したりっていう作業」を始めたとのこと。

 「この何カ月間はなんかある種、24時間体制というか。彼らが24時間いつでも俺に連絡を入れられる体制をとってあげたかった」そうで、「パッと思ったことを吐き出せる場所。思いついたことを言える場所。とにかくそこはもう『適当に(メッセージを)入れといて』って。『返事ちょっと遅くなる日もあるかもしれないけど』とかは言ってあって」と、Jr.が気軽に連絡できる場を設けていたとか。

 10代も多いためか、Jr.は「繊細な時期」だともいい、「曲をカットするとかももちろんそうだったし。立ち位置をちょっとズラすってこともそうだし。自分もこう、やってきたからわかるんですよね。やっぱその辺」と、後輩が気にする部分も理解できるだけに苦慮したとか。

 例えば、ステージでは立ち位置に1、2、3、4などと番号が振られてるが、「立ち位置が0.5外にズレただけで、『えっ……』って思うんですよ。歌詞のたった一言がなくなるだけで、『えっ』……って思うんですよ(中略)そういうことをね、スゴく細かく気を使いましたね」と、自身の経験をふまえた上で、「『基本的にこういう理由があってこういう狙いがあって、こうしてるから』っていうところは話すようにして。1個1個作っていったかな」と明かしていた。

 そんな中でも、最優先事項は「彼らのやりたいことを形にしてあげる」ことだったとか。そのためには、「曲順であったりとか、バランス、歌う場所であったりとか。ベストを探っていって。だから結構、変更点も出したし、日々」と振り返り、その結果『わっしょいCAMP』という作品に対して「初めての愛しさ」を感じたという。

KAT-TUN・亀梨和也、『わっしょいCAMP』でJr.に「何か感じてほしい」

 また、亀梨は「今、いろいろ、いろんな状況がある中で」と前置きしつつ、「僕が完全に作りこんで何々してってことも、もちろんできたんだけど。ショー的要素の狙いだけを詰め込んだ、そういった構成も作ろうと思えば作れたんだけれど。選曲から含めて。でも今回はファンの皆さんも(楽しませることは)もちろんなんですけど、それはもちろん大前提であるんだけど。『とにかく彼ら(Jr.)に何か感じてほしい、彼らに楽しんでほしい』、まずそこもスゴく僕の中で大きかったです」と、そもそものコンセプトに言及。

 ファンに「良いものを」届けたいという気持ちはもちろんあったとした上で、「僕の中でそれと同等に大事だったのが、彼らに対して(の思い)だったんですね」と告白した。

 同公演をめぐっては、SNS上で「演出と構成を担当した亀梨くん、天才! めっちゃくちゃ良かった」「ザ・ジャニーズって感じの演出が良かった」など好意的な意見が寄せられた一方で、「正直に言うと、セットリストも演出も微妙すぎた」「セトリが微妙だしおもしろくなかった」などと批判も噴出。しかし、亀梨はこうした声が上がることは承知の上だったのだろう。

 「もしかしたらファンの子目線で言うと、『もっとこうだな、ああだな』っていうところが正直あったとは思う。俺もそれはわかっているし」と理解を示しつつ、「彼らに対しての思いというか。彼らに向けた、彼らの気持ち。そういうものをスゴく僕は今回、大切にさせてもらいました」と、あくまで『わっしょいCAMP』は後輩たちの希望を叶える内容になったと話したのだった。

 公演自体は無事に幕を閉じたが、亀梨の口からは「もう1個ちょっと進めてる作業がある」と“匂わせ”発言も。「いつ発表になるかわからないけど、まだまだこれで終わりってことではないんですけど、まず生ものとしては一つ。いい形で終えれたのかな」と話していたため、SNS上のファンからは「円盤(映像作品)だといいな」と、期待の声も上がっている。

 Jr.の意思を尊重して作られたステージを、再び映像で見られる機会は来るのか? 今後、うれしいお知らせを楽しみに待ちたい。

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